【ME:I】「“ME:Iかっこいい!”と言われるようなグループになりたいです」AYANE×KEIKO×RINON
ME:Iデビューインタビュー:Vol.3
11人組ガールズグループME:Iが語る、過去・現在、そして『MIRAI』
JO1、INIを生み出してきた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』。この第3弾『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から誕生した、シリーズ初のガールズグループME:I(ミーアイ)が、4月17日、デビューシングル『MIRAI』でついにデビュー! 『MIRAI』のキャッチコピーは“未来へ向かうTraveler”。“未来のアイドル”としてデビューするME:Iの、未来への希望を込めた作品となっています。
デビューに先駆けた東京(追加公演含む)・大阪の2都市で、全9公演・約6.5万人を動員する初ファンコンサートもチケットはソールドアウト。
この輝かしい“未来”を実現するべく、約3カ月、日韓を行き来しながら準備してきた、COCORO、MIU、MOMONA、RAN、SHIZUKU、AYANE、KEIKO、KOKONA、RINON、SUZU、TSUZUMIにインタビュー。
この記事では、AYANE×KEIKO×RINONにデビューへの思いや日常の過ごし方、春にまつわるあれこれなどを語ってもらいました。
■MOMONA×RAN×KOKONA×SUZUのインタビューはこちら!
https://more.hpplus.jp/entame/people/109426/
■COCORO×MIU×SHIZUKU×TSUZUMIのインタビューはこちら!
AYANE×KEIKO×RINON
美味しい? 大変? 三者三様の韓国生活
――韓国でのトレーニング生活で「自分が新しく手に入れたと思う魅力」は何でしょうか?
RINON:私は社交性を手に入れました。かなりの人見知りで、人が多いところに行くと人酔いしちゃうんです。だから、ひとりの空間が大好き。休日に友達と遊びにもあまり行かないくらいで。このオーディションに参加してから他の練習生、スタッフさん、あとファンの皆さんなど、いろいろな人と関わる機会が増えて自分の社交性がどんどん磨かれていったと思います。
KEIKO:手に入れた魅力というよりは、自分の中の“家族愛”をレベルアップさせちゃいましたね。オーディション中はやはり家族とあまり会えなかったですが、デビューが決まってからは本格的に会う時間がなくなってしまったので家事が本当に大変で。自分で洗濯をしなきゃいけない、洗濯物が乾いたら畳んでクローゼットにしまわなきゃいけない、掃除も……(涙)。オーディションを受けるまでは家事を全くやってこなかったので、親の偉大さが身にしみる日々でした。そのおかげで、家族の大切さから、ひとりの寂しさまでめちゃくちゃ感じるようになり、家族愛のレベルが跳ね上がりました(笑)。
AYANE:私は、何を手に入れたんだろう……(と考え込むAYANEさん)。
RINON:じゃ、私からAYANEちゃんの魅力を言わせてもらいます! 人って、誰かが幸せに食べている姿を見ると、見ているほうも幸せな気持ちになるじゃないですか。AYANEちゃんは、毎日3食ラーメンでもイケるくらいラーメン好き。そして「ダイエット中だから」「むくむから」とラーメンをあきらめている姿を見たことがあまりないんです。いつもすごく幸せそうに食べているし、食べて顔がむくんだとかいう影響が出ている様子もないから、こっちもうれしくなる。食べたいものを我慢しないで、自分も周りも幸せにするというのが、AYANEちゃんの武器だと思う。
AYANE:ありがとう! でも、ラーメンが及ぼす影響は、実は気にしてます。ただ、我慢はしません(笑)。元から「待て」ができない悪いコなんです……。
KEIKO:悪くないよ! 「我慢しない」ストレートな姿勢がいいんです。それに、一緒に過ごしているうちに知ったんですが、AYANEちゃんは謎に美味しいものをいっぱい知っているという魅力もあります! うちのグループは食べるのが好きなコが多いので、美味しいものについては、みんなよく知っているんです。その中でもAYANEちゃんは、「それ、どこから仕入れたの?」という情報を持っているんですよ。ラーメンだったら、“期間限定の△△入り〇〇味”みたいなものを教えてくれます。
AYANE:新作ラーメンをチェックするのが習慣なので、スーパーに買い物に行くと、「トマト入りカレーチーズ味噌」のような限定物を試したくなる……というより、買わずにはいられないです(笑)。
KEIKO:見るからに「濃厚なミルクが入ってるっぽい海鮮ラーメン」とか、躊躇しないでカゴに入れてたよね(笑)。
AYANE:あれはシチューっぽくておいしかったよ!
KEIKO:(笑)。AYANEちゃんの魅力のポテンシャルはかなり高いので、私たちも想像できない隠れた魅力が今後飛び出してくる可能性は十分にあります(笑)。
メンバーと出会って、失敗続きだったダイエットに初成功
――デビューに向けて増えた「美容ルーティン」があれば教えてください
KEIKO :これまでダイエットに成功したことがなくて、やっと成功を収めたダイエットが「夜の食事をちょっと軽めにするダイエット」。今まで、「炭水化物を全然取らない」「野菜だけ食べる」といった極端なことをしたこともありました。でも、それだとやっぱりお腹が空いて、ついお菓子を食べてしまって、体重が増えたんですよね。今回のダイエットは、夜ごはんを食べたら寝るだけなので、お腹が空いても「寝ちゃえばもう、こっちのもんだ!」と(笑)。最初の3日くらいはキツかったんですけど、慣れたら肌も荒れずにスリムになりました。
AYANE :けい(KEIKO)ちゃんって、元々細いと思ってたんですけど、最近は体が締まって、さらに美人さんになったんじゃないかな。
KEIKO:聞きました⁉ みんながこうやって褒めてくれる!(と、自分自身をハグ)。ダイエット成功の本当の秘訣は、みんなの褒め言葉です。「ちょっと細くなったよ」とか、「ここがキレイになった」と、みんなが言ってくれるのでそれがモチベーションになっています。私は褒められて伸びるタイプです。
RINON:私は、髪を1回も染めたことがないからかもしれないんですけど、「黒髪ですごくストレート」な髪の毛を褒めていただくことが多くて。あと、「前髪ぱっつん」もトレードマークのひとつですね。だから、ヘアケアにはいつも気をつかっています。シャンプーなどは美容院で購入したものを使い、さらに数ヶ月に一度は美容院でトリートメントを受けています。自宅用のドライヤーとヘアアイロンも、ちょっとお高めのものを使っています。お母さんが美容ツウで髪のケアをすごく丁寧にしている人なので、私も気にするようになりました。
AYANE:私は「ときめきを摂取する!」ですね。
KEIKO:これ大事ですよね。
RINON:わかる。
AYANE:歳を取るごとに 「1日が短く感じる」っていうじゃないですか。若い時は新しいことがいっぱいで、自分の記憶に残ることがすごく多いから長く感じるけど、年齢を重ねていくとだんだん慣れていくせいで時間の流れを短く感じるらしくって。私自身も最近そんな感じがしてきたので、日々のときめきを大事にしています。
挑戦のキーワードは「今しかチャンスはない」「私はできる!」「母親」
――春は進級したり就職したり、変化の多い時期です。新しいことに挑戦する時、どうやって自分を奮い立たせていますか?
AYANE:「自分を信じる!」という暗示です。歌の大会に出る前とかもそうだったんですが、「私はできる」と何回も自分の中に言い聞かせて、ゾーンに持っていって曲に入り込むんです。その方法で失敗したことはありません。やっぱり自分に自信がないと、「このコのボーカルは何かを持ってるな」と審査員の方に感じていただけないと思ったし、飛び抜けたアピールをすることはできないなと自分自身でも感じたので。自分を信じる力って、本当に大切。結果に繋がってきます。
KEIKO:シンプル。でも、これが1番強いよね……。
RINON:自分は、「今しかチャンスはない」と思うことかな。オーディションを受けたのもそんな気持ちでした。「後でやろう」とか、「もうちょっとできるようになってから」じゃなく、何かが足りなくても「今やるしかない」と思ってやれば、乗り越えるチャンスは増えると思います。
KEIKO:AYANEとRINONの後に話したくないですねー(笑)。私の場合、いろいろ迷った時はお母さんに話を聞いてもらいます。『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のオーディションを受ける時もかなり悩んだので、お母さんにたくさん相談しました。「なぜ受けたいのか」「どうなりたいのか」とか、いろいろ聞かれて、それに答えていたら、「なぜ自分がそれをしたかったのか」を思い出して奮い立てたという感じです。あと、挑戦するのが怖い時って、「やらなくてもいいじゃん」という甘えた自分が出てくるじゃないですか。そういう“弱い自分”に流されたくないので、公平な意見をお母さんに求めています。
いわば、お母さんは私の相談窓口(笑)。なんでも相談します。ひとりで抱え込まないことが、自分にとってはラクなので。
――気分転換におすすめの作品は?
RINON:部屋のベッドにこもって、恋愛ドラマを観るのが世界一のリフレッシュ方法&現実逃避です。先日、韓国ドラマの『私の夫と結婚して』を観ました。その時は8時間くらいだったかな?(笑) 長時間、泣いたりニヤニヤしたりキュンキュンすると、すっきりするのでおすすめです。
AYANE:「私は好きなものに触れること」ですかね。音楽を聴くことが、すごくすごーく好きなんですけど、それと同じくらい好きなものに触れるのも好き。「ラブライブ!」のアニメを観たり、ゲームの「ピクミン」シリーズをやったり、そのキャラクターグッズを集めて触ったり着たりして癒されています。
KEIKO:究極の気分転換は、“山”。私の家は名古屋なんですけど、地元に帰ったら近所の山に行きます。そこでスマホすらいじらず、自然の音の中で過ごします。今の活動拠点は東京で、さすがに山は遠いので、自然界隈を見つけてぼーっとしてます。
――春におすすめの曲は何?
RINON:最近ずっと聞いてるのは、YUIさんの『HELLO~Paradise Kiss~』です。
AYANE:めっちゃいいよね~!
RINON:自分が生まれた年代のドラマにハマってから、ちょっと昔の作品をよく観るんですけど、私は北川景子さんが大好きなので、映画『パラダイスキス』にどハマりしちゃって。この作品の主題歌が『HELLO~Paradise Kiss~』なんです。これからスタートをする時、テンションを上げたい時におすすめです。
AYANE :YUIさんといえば『CHE.R.RY』も! 青春の塊、めっちゃめっちゃかわいい♡ 春は出会いの季節ですよね~。友だち同士、お互いの好きな相手のことを思いながら「キャー!」とか言って聴きたい曲じゃないですか?
KEIKO:この流れでめちゃくちゃ言いづらいんだけど……。私は「旅立ちの日に」かな。卒業式から入学式までのあの期間は、春をめっちゃ感じるというか。終わりじゃなく、新しく始まるんだっていう気持ちで、毎回新鮮な気持ちで聴いてます。なんなら、卒業ソング集まで聴き込んでますね、卒業生でもないのに(笑)。
バキバキの背中が目印? 目指せ、世界のTOP
――デビューを待ちわびているファン(YOU:ME)のみなさんへメッセージをお願いします。
RINON:オーディションのときから応援してくださっている方、最近出演させていただいたテレビ番組などで知ってくださった方など、たくさんのファンの方々が、デビュー前からME:Iを応援してくださっています。本当にありがとうございます。4月17日からは、私たちをもっとたくさんの方に知っていただいて、よりグローバルに活躍する、“未来のアイドル”になっていきたいと思っているので、これからも私たちについてきてください!
AYANE:私、YOU:MEのみんなに、「ME:I、かっこいい!」と言われたいので、がんばります!
KEIKO:(五・七・五調で)ME:Iで~世界のTOPを~獲ってやる~! そして、バキバキの背中を見せたいですねっ!
AYANE&RINON:……。
AYANE:ME:Iの応援、どうぞよろしくお願いします!
Member profile
AYANE
本名:高見文寧(たかみ・あやね)
生年月日:2005年5月15日
出身地:岩手県
身長:158cm
血液型:O型
KEIKO
本名:清水恵子(しみず・けいこ)
生年月日:2005年11月27日
出身地:愛知県
身長:160cm
血液型:A型
RINON
本名:村上璃杏(むらかみ・りのん)
生年月日:2006年9月30日
出身地:岡山県
身長:164cm
血液型:O型
ME:I
ME:I(ミーアイ)
日本最大級のサバイバルオーディション番組初のガールズ版「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で、新たに“国民プロデューサー”によって選ばれた11人組ガールズグループ。グループ名には、新しい日本の世代を代表する“未来のアイドル”という意味が込められている。
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撮影/北浦敦子 取材・文/中川薫 取材協力/海渡理恵、MORE編集部