才色兼備のバチェロレッテ(独身女性)が、“真実の愛”を見つけるため多数の候補者から未来の結婚相手を選び抜く恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3(Prime Videoにて配信)が、6/27(木)20時から配信中!

今回は、3代目バチェロレッテに選ばれた武井亜樹さんと、番組MCを務める高橋メアリージュンさんの対談を前後編でお届けします。旅、そしてスタジオの中でともに紅一点だったふたりが顔を合わせるのは、番組の最終回以来、はじめて。旅の主人公である武井さんと、番組のファンであり、武井さんの旅を最後まで見守った高橋さんの熱いトークは必見です!

※このインタビューは『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3エピソード1〜4のネタバレを含みます。

武井亜樹さん

群馬県出身。2021年3月、東京大学工学部・航空宇宙工学科を卒業後、経済産業省に入省。現在は、宇宙関連事業に熱心に取り組む一方で、宇宙に関する記事の執筆など、宇宙に関する情報を発信するライターとしても活動。趣味は空手(黒帯)、アウトドアスポーツ、食べること(こってり系の日本食とスイーツが特に好き)、ファッション、絵画鑑賞。

高橋メアリージュン

1987年滋賀県出身。女性ファッション誌でモデルとして活躍するほか、映画やドラマなどにも出演! 近年では、バラエティ番組にも出演し、活躍の場を広げている。

高橋さんは“心の最後の砦”(武井さん)

武井さん、高橋メアリージュンさん

――おふたりが顔を合わせるのは、番組の最終回以来だそうですね。

高橋メアリージュン(以下高橋さん):亜樹さんに会えてうれしいです。いちファンとして感情移入して観ていました。相変わらずおきれいで、何よりも元気そう、幸せそうなことが、今最高にうれしいです。

武井亜樹(以下武井さん):スタジオではゆっくりお話する雰囲気ではなかったですもんね。だから、こうしてたくさん話せるのは今日が初めてなので、私もうれしいです!

――高橋さんは、番組を最後までご覧になっているんですよね。

高橋さん:温かい気持ちで観ていました。スタジオMCは年齢層もバラバラで、その中で女性は私ひとりだけなので、男性陣の参加者やMCのコメントに「え、何言ってるの」ってことも(笑)。亜樹さんの言動に泣いてしまうこともありました……。

武井さん:「あんな行動をとったのは、こういう気持ちからなんだよ」という、自分でもうまく言語化できていないところをわかってくれる、唯一の人が高橋さんでした。たくさんいる参加者、MCの方の中で、同じ女性という立場は高橋さんだけ。大学の時、自分の専攻(航空宇宙工学)でも女性はひとりだったんですが、学業に男女は関係なかったので大変なことは何もなかった。旅の前までは「こういう環境には慣れているし、大丈夫かな」と思っていました。でも、全然違いましたね。恋愛においては、男女は違う生き物で、彼ら(参加男性陣)が何を考えているか私にはわからない部分もあるし、逆に私が「こういう気持ちだったから、こんな行動しちゃった」ということも伝わらない時もありました。だから、男性たちをたくさん混乱させてしまったかもしれないです。

高橋さん:いや、それは当然ですよ。「私でもそうしちゃうよ!」っていう場面、たくさんありました。

武井さん:本当に高橋さんの存在が“心の最後の砦”でした。番組中「本当に私はひとりなんだ……」と心細く思う時があっても、最終回にスタジオでお会いして、「そうだ、私には高橋さんがいる!」と(笑)。ずっと代弁してくださっていたから、心強い……というより、心が救われました。

高橋さん:救うことができて私も光栄です(笑)。

亜樹さんへの共感、ホワイトローズの重み

武井さん、高橋さん

――おふたりは会うのが2回目とは思えないほど、深い絆で結ばれていますよね。

高橋さん:番組をご覧になった方なら、亜樹さんへの私の気持ち、おわかりになると思います。全シリーズ通じて、一番バチェロレッテに共感できたかもしれません。私のまわりは、亜樹さんに強く共感する女性ばかりですよ。特に、“最初の距離感”については、「めちゃわかる!」と思いました。ファーストローズを直感で渡すのもすっごくわかるし、それを実行できる亜樹さんがすごい。実際に「渡したいな」と思っても、「一応、みんなと話してから渡そうか」と思っちゃうじゃないですか。それを全員聞き終わってない段階で、スパーンと渡しちゃうって……。多分それ、今までのバチェロレッテにはないの。

武井さん:(笑)。やっぱり自分の旅だから、自分の恋愛の方法でやりたかったんです。前例があったとしても、「自分が恋愛する時の方法をやろう」と。恋愛においては、立場に強弱があって、どっちか常に引っ張る、引っ張られる……というよりも、お互いが一緒に進み合ったり、一緒に頑張り合ったりが好きで。

バチェロレッテでは、デートに呼ぶ人も、デート内容も基本的には私が全部決める。そんななかでも男性たちのリーダーシップ、「僕だったらこういうふうにする」という意思や、イニシアティブを取れるような場所を作りたかったんです。私がひとりを選んで旅を終えて日常に戻った後、その方はちゃんと頑張ってくれるのかなとか。私も頑張るけど、 彼もちゃんと頑張ってくれるのかな。もしくは、旅の時と同じように、全部私が決めて引っ張ることになるのかな、とか。そういう意味で、男性がデートを全プロデュースする“ホワイトローズ”は、男性側の物事を進める力や積極性を見るのに、ピッタリでした。しかも、実際のデートも、私にとってすごくよかったですし。

高橋さん:今回初登場のホワイトローズ、めちゃくちゃいいですよね! でも、スタジオの今田(耕司)さんたちは、「プレッシャーや」って。大きなチャンスではあるけど、もしうまくいかなかったら大きなマイナス……ていう不安。だから「大抵の男性は緊張しちゃう」と言っていました。

武井さん:でも、全部私が考えたデートの時はめっちゃいい人だったとしても、自分では何にも考えてくれない人だったとしたら、旅から帰ってからが大変。

高橋さん:「今日、何する?」「なんでもいいよ」「どこ行く?」「どこでも」「何食べたい?」「なんでもいい」とか(笑)。絶対に聞きたくないですよね~。

武井さん:そう。自分の意見を伝えることって大事!

高橋さん:そういう意味で、梅ちゃん(梅谷悠太郎さん)はすごい!

――梅谷さん、初登場かつ1本だけのホワイトローズを受け取ったのに、臆することなく堂々としていてカッコよかったですね。

武井さん:そう! しかも変に作り込みすぎて気まずくなることもなく、すっごく自然だけど、 ちゃんと準備してくれて。楽しかったですね。

高橋さん:ホワイトローズは1本だけだったから、その重みはすごいはずなのに。梅ちゃん、カッコいい!

後編へ続きます!

 

『バチェロレッテ・ジャパン』って?

ファーストインプレッションローズ

2024年6月27日(木) 20時より独占配信中
話数:全9話
6月27日(木)20時 第1話-第4話
7月4日(木)20時 第5話-第7話
7月11日(木)20時 第8話-第9話
制作:Amazon

すでに5シーズン配信されている『バチェラー・ジャパン』の「男女逆転版」。独身女性が主役となり、“真実の愛”を見つけるため、多数の男性候補から未来の結婚相手を選び抜く恋愛リアリティ番組。今回、番組を盛り上げるスタジオMCには、今田耕司さん、吉村崇さん(平成ノブシコブシ)、高橋メアリージュンさん、そしてアシスタントMCとして好井まさおさんがスタジオトークに初参加しています!

バチェロレッテ・ジャパン

撮影/齋藤晴香 取材・文/中川薫 ©2024 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved