【FANTASTICS】新曲制作ウラ話&なんでもないけど幸せなコト(インタビュー前編)
FANTASTICSからのとっておきのXmasギフトは、超アガるホリデーチューン♪
FANTASTICSから素敵なクリスマスプレゼントが届きました! メンバーの八木勇征さんが単独初主演を務める映画『矢野くんの普通の日々』の主題歌として書き下ろされたニューシングル「Yellow Yellow」がリリース。配信を記念して、佐藤大樹さん・瀬口黎弥さん・堀 夏喜さん・木村慧人さんにインタビュー。前・後編のうち前編は、パフォーマーである4人がコーラスに初参加したというレコーディングの裏話や、歌詞にまつわる幸せエピソードについてお伺いしました。
ニューシングル「Yellow Yellow」ってどんな曲?
メンバーの八木勇征さんが単独初主演を務める映画『矢野くんの普通の日々』(11月15日全国ロードショー)主題歌として書き下ろされた楽曲。日常のふとした瞬間の幸せや輝きに気づき、“普通で特別”な日々を前向きに過ごすことの大切さや素晴らしさを表現。表情豊かなツインボーカルに加え、パフォーマー陣もコーラスで参加! それを華やかなブラスと軽やかなピアノが彩り、思わず笑みがこぼれるようなハッピームードあふれるナンバーに仕上がっています。
パフォーマー陣、緊張(?)のコーラス初参加!
ーー「Yellow Yellow」は、みなさんの楽しそうな歌声を聴くだけでエナジーチャージされますし、何よりもFANTAROのみなさんと一緒に楽しめそうな、年末年始のホリデームードにぴったりの曲ですね。
ありがとうございます。これまで、僕らの楽曲はわりとパフォーマンスありきの作品が多かったのですが、この曲は『矢野くんの普通の日々』という映画のために作られた曲です。作詞を担当されたMasaya Wadaさんは、映画の内容をしっかりと楽曲に落とし込んでくださる方なので、とても信頼しています。僕らも、聴いてくださるみなさんがふと口ずさめて、ライブ会場でも一緒に手を振りながら歌える曲になるように思いを込めて作りました。冬を目前にして、このようなあったかい楽曲をリリースできてうれしいです。
ーーこれから撮影を控えているというMVも本当に楽しみなのですが、今回はパフォーマーのみなさんもコーラスで初参加されたそうですね! レコーディングはいかがでしたか?
僕は堀夏(夏喜さん)と澤夏(澤本夏輝さん)と3人でスタジオに入ったのですが、レコーディングはひとりずつ行いました。先にやっているメンバーの様子を見守りながら、自分のターンが近づくにつれて、どんどん緊張感が高まってきてしまって。
初めての感覚でしたね。
でも、おもしろかったよね。トップバッターは慧人だったよね。
そうなんです!とにかくコンディションだけは整えておこうと思って、レコーディング前日は白湯をしっかりたっぷり飲んで、のどをバッチリ温めました。
勇征くんってキーが高いじゃないですか。声を張らなきゃいけなくて、ちょっと難しかったです。緊張もしました。
ーーでも仕上がりはバッチリでしたよ、安心してくださいね。2番手はどなたでしたか?
2番手が澤夏くんで、3番手が僕でした。ブースにひとりずつ入ってマイクに向かう様子が「みんなが“あっち側”に行っちゃう〜」と思えて、すごくおもしろく感じました。モニターで中の様子が見られるようになっていたのですが、僕らパフォーマーはレコーディング自体に慣れていないので、慧人がすごくソワソワしていたのもぜんぶ見えてたよ(笑)。
やっぱ緊張してたんだな……あの環境はするよ(ブツブツ)。
なんだか気恥ずかしく感じました。でも「気合いを入れてしっかり歌ってください」というよりは、どちらかというとガヤを入れる感覚でしたので、あまり緊張はしなかったかも。
僕は3人とは別日で、世界さんの次だったのですが、僕がスタジオに入ったタイミングで、スタッフさんに「世界さん、もう終わってますよ」って言われて。「お、早いな!」って思って、巻きぎみに始めたんですが、僕もアッサリ「ハイ大丈夫です」ってOKいただいて、一瞬で終わりました……もちろんちゃんと歌いましたよ!
僕らは緊張してそれなりに苦戦したので、ふたりが異次元の早さでレコーディングを終えたと後から聞いて、びっくりしました。同じ曲と向き合ってるのに時間軸がぜんぜん違うんだなって。
ーーライブでのパフォーマンスがどうなるか、本当に楽しみですね。リズムに合わせて満席のライブ会場で揺れるペンライトの海が目に浮かんで、ワクワクします。
そうですね。両手を左右に動かす仕草をワイパーっていうんですけれど、観客のみなさんと一緒にブンブン手を振りながら、曲名のように、黄色に光るペンライトで会場を染めていただけたらすごくいいですね。楽しんでいただけるように、演出も頑張ります。
“他人にはなんでもなくても、自分にとっては最高に幸せ”なことって?
ーー「Yellow Yellow」の歌詞に出てくるような、“普段過ごしている何気ない毎日、他人にとってはなんでもないようなことでも、自分にとっては最高に幸せ”と感じることはなんですか?
そりゃもう、ご飯ですよね。
ご飯ですねぇー(ニコニコ)。
ご飯ですね。今、FANTASTICSのメンバー6人で舞台(『BACK TO THE MEMORIES PART4』)をやっていて(取材当時)、9月末に名古屋で初日公演を行ってきたのですが、ご飯を一緒に食べに行くメンツは入れ替わりながらも、結局毎日、焼肉! 寿司! 焼肉! 寿司! ……という感じで食べまくってました(笑)。
肉は赤身がうまいよねぇー、フィレ大好き!
美味しいよね。1日中一生懸命働いて疲れて、1日の最後に美味しいご飯を食べる。ひとりじゃなくて、やっぱりメンバーと一緒に食事ができればもっといいですね。リフレッシュして「次の日も頑張ろう!」って思えます。
ーーお食事の時はどんなお話をされるのですか?
その日の仕事について振り返ることが多いですね。今は舞台の話が多いです。今やっている演目はコミカルな感じで、けっこうアドリブを言わなきゃいけないので、観客のみなさんの思いがけない反応とか、起こったアクシデントを「あれ、やばかったねぇ(笑)」みたいな感じで話しながら食べています。
ーーそういえば、FANTASTICSのみなさんはサウナ好きが多いとうかがっています。バスタイムも癒しの時間では?
365日絶対湯船に浸かるようにしているんですよ。でも、最近知ったんですけど“お風呂キャンセル界隈”っていう言葉が流行っているらしいじゃないですか? 3日に1回くらいしかお風呂に入らないのが普通で、下手したらシャワーも浴びないで、普通に仕事とか学校に行くって聞いて「考えられない!」って思っちゃって。
そんなに言っちゃって、ココ(取材現場)に界隈の人がいたらどうするの!?
僕も「ありえないよね」って言おうとしたけど止めたわ。
いや、入ってほしいから言う! ラジオでも言ったし! 「どうしてキャンセルしちゃうんだろう?」って聞いたら、人によっては、入浴ってすごく気合いを入れる必要がある作業だと聞いて納得しました。風呂はいいですよ! みなさん、お風呂に浸かりましょう。僕はできるだけ入りたいし、何なら1日2回とかもぜんぜん入ります。
ーー湯船に浸かるのはメンタルを安定させる効果があるといわれる素晴らしい生活習慣なので、ぜひ続けてください。お気に入りの入浴剤などはありますか?
もちろんです! ひのきの香りが好きです。常時3種類くらいストックしています。あと自宅の浴室にミストサウナをつけているので、外のサウナに行けない時に頼っています。
ーー大樹さんのお風呂愛がスパークしたところで、黎弥さんはいかがですか?
僕は晩酌です(ニコ)。食べるものに合わせて飲むものを変えます。「今日はひとりで酔いしれたいな」って気分の時はワイン。ちょっと小腹が減って、ご飯と一緒に飲みたい時は、九州産の芋焼酎です。
ーー蒸留酒は食事に合いますし、低カロリーでヘルシーですよね。お気に入りの銘柄はありますか?
黒霧島です。飲食店でアルバイトをしていた時に、お客さんたちがみんな黒霧島を美味しそうに飲んでいるのを見て「なんでこんなに飲むんだろう?」と疑問に思っていました。20代前半の頃はそのよさがあまりわからなかったのですが、最近だんだん美味しさがわかるようになってきました。居酒屋の小さなおつまみ系をパパパッと適当に選んで、デリバリー注文するのが好きです。
ーーではお待たせしました、慧人さんの幸せについてお聞かせください。
僕は……ウォーターサーバーの水がなくなった時!
それって幸せなの?
あれって、めちゃくちゃ余るじゃないですか。常時家に4つぐらいストックがあるから、なくなると「頑張って飲み切った!」っていう達成感があるんですよ。
頑張ってるんだね。
みんなが“食”に関連づけてお話ししているので、僕もそうしてみました。これこそ“ほかの人にとってはどうってことなくても、自分は幸せだと感じる瞬間”じゃない?(ニコニコ)
どれくらいで飲み切るの?
1カ月はかかっちゃうかな。あれ、重たいから替えるのもひと苦労じゃないですか。すぐこぼれるし。だからつい、簡単に飲めるペットボトルにいっちゃうんですよね。
チームワークのよさを感じさせつつ、ポンポンとテンポよく弾むFANTASTICSのインタビュー。後編では、メンバー同士で過ごした年末年始の思い出や、2024年の実績について振り返っていただきます!
▼インタビュー後編をチェック!
【FANTASTICS】大樹・黎弥・夏喜・慧人の2024年の思い出ランキング発表(インタビュー後編)
https://more.hpplus.jp/entame/people/114561/
八木勇征さん単独初主演・FANTASTICS主題歌! 映画『矢野くんの普通の日々』
映画『矢野くんの普通の日々』予告篇<11月15日(金)全国公開!!>/松竹チャンネル
PV「Yellow Yellow 〜矢野くんの普通の日々?ver.〜」
【PV】Yellow Yellow 〜矢野くんの普通の日々? ver.〜 / FANTASTICS
ファンタスティックス(通称:ファンタ)●2017年1月、LDHからデビュー。EXILE TRIBEの新グループとして、EXILEの世界・佐藤大樹をリーダーに、パフォーマー集団として2016年12月29日に結成。2017年5月から12月にかけて「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」を開催し、約3万名の応募者の中から勝ち上がった八木勇征、そして中島颯太という圧倒的な個性と歌声を持った2名のボーカリストが加入した。1stシングル「OVER DRIVE」がオリコン週間ランキングで3位を獲得すると、2ndシングル「Flying Fish」、3rdシングル「Dear Destiny」も立て続けにランキング入りを果たし一躍人気グループに。2024年にはグループ初となる全国8都市15公演を巡る単独アリーナツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2024 "INTERSTELLATIC FANTASTIC"」を完走。全国各地で精力的にライブを開催するほか、メンバー各々が俳優・ダンサー・バラエティMC・ラジオパーソナリティなど、さまざまなカルチャーシーンで活躍している。
衣装クレジット:【大樹さん】カーディガン¥72600・フーディー¥39600/ともにタイガイガリ パンツ¥185900/ディーゼル ジャパン(ディーゼル) 靴¥95,700/バウ インク(アデュー) その他/スタイリスト私物 【慧人さん】カーディガン¥17600/アンティローザ(セイト) ジャンプスーツ¥77000/タイガイガリ Tシャツ¥4950/ギャレット(フルーツオブザルーム) ネックレス¥3300/シアン PR(ライオンハート)・リング¥165000(シンゴクズノ) 靴¥105600/バウ インク(アデュー) 【夏喜さん】ジャケット¥55000/サカス ピーアール(セヴシグ) シャツ¥40700/タイガイガリ パンツ¥55000/ジョワイユ(ターク) 靴¥12100/ハルタ 【黎弥さん】ジャケット¥58300・トップス¥30800・パンツ¥35200/すべてサノバチーズ 靴¥28,600/VF ジャパン(ティンバーランド)
撮影/齊藤晴香 ヘア&メイク/福田 翠・加藤恭子・パク ヨンソン(すべてLuana) スタイリスト/菅沼 愛(TRON) 取材・文/沖島麻美