韓国でも売れっ子! 女優でモデル、マルチに活躍する唐田えりかの素顔をもっと知りたい!
モアモデルがカンヌ女優に。そんな前代未聞の快進撃を、さらりと私たちに見せてくれた唐田えりかこと、からたん。女優でありモデルであり、韓国でも活躍……。マルチに才能を開花し続ける彼女の、現在地とこれから。
ワンピース¥17800/プレラブド[左ページ右下]カーディガン¥12800・タンクトップ¥21000/プレラブドパンツ¥39000/シップス渋谷店(アンスクリア) 帽¥6000/アナディス(フューレン) ネックレス¥6900/イネド
──女優・唐田えりか、カンヌへ。
撮影/若山和子
「20歳になったら、もうやめよう」。泣き虫な19歳がつかんだ、運命の一本
「実は子供の頃からの夢はずっとモデル。事務所に入った直後は、演技レッスンはモデルとして必要なことなのな、なんて思いながら受けていたんですが『あれ、この事務所女優さんしかいない』って後から気づいて(笑)。そんなだから18歳で東京に来て1 日目のワークショップでは、自分のお芝居のできなさを痛感して練習後に号泣。オーディション前は毎日夜の8 時から夜中の3 時まで社長やマネージャーさんと演技レッスンをして、帰宅後に涙。そんな泣きっぱなしの1 年でした。19歳になり『20歳になっても楽しいと思えなかったらやめようと思う』と母に相談した矢先に出合えたのが『寝ても覚めても』。監督にはオーディションの時から演技への苦手意識を話していたからか、1 年前まであんなに苦しかった演技に対しての不安が、撮影中にどんどん消えていったんです。だからこそ、この作で自信を持ってカンヌに行けたことは本当に幸せ。でも、肝心のレッドカーペットではヒールにドレスを引っかけちゃったんですが……(笑)。これまでは頑張って演じけをしてたけど、本作は自分自身を突き詰め、嘘がない自分のまま挑めた初めての作品。朝子(役)であり私でもあるあの姿が、誰かの心に響いてくれることを祈っています」
「20歳になったら、もうやめよう」。泣き虫な19歳がつかんだ、運命の一本
「実は子供の頃からの夢はずっとモデル。事務所に入った直後は、演技レッスンはモデルとして必要なことなのな、なんて思いながら受けていたんですが『あれ、この事務所女優さんしかいない』って後から気づいて(笑)。そんなだから18歳で東京に来て1 日目のワークショップでは、自分のお芝居のできなさを痛感して練習後に号泣。オーディション前は毎日夜の8 時から夜中の3 時まで社長やマネージャーさんと演技レッスンをして、帰宅後に涙。そんな泣きっぱなしの1 年でした。19歳になり『20歳になっても楽しいと思えなかったらやめようと思う』と母に相談した矢先に出合えたのが『寝ても覚めても』。監督にはオーディションの時から演技への苦手意識を話していたからか、1 年前まであんなに苦しかった演技に対しての不安が、撮影中にどんどん消えていったんです。だからこそ、この作で自信を持ってカンヌに行けたことは本当に幸せ。でも、肝心のレッドカーペットではヒールにドレスを引っかけちゃったんですが……(笑)。これまでは頑張って演じけをしてたけど、本作は自分自身を突き詰め、嘘がない自分のまま挑めた初めての作品。朝子(役)であり私でもあるあの姿が、誰かの心に響いてくれることを祈っています」
実は、韓国でも売れっ子。
集合時間に起きるのも当たり前!?アットホームな現場が刺激的
「昨年から韓国の事務所とも契約させていただき、向こうへCMや雑誌の撮影などのお仕事で行くことが多くなったんですが……。韓国は時間の流れも人も、とにかくおおらか! 私もゆるい人間なので(笑)合っている気がします。たとえばスタッフの方々が集合時間に起きた、とか撮影内容を予定とまったく違うものに変更するなんてこともしばしば。『いいものになるなら、どんな方法でもいい』という自由さが心地よくて、でも一体感もすごくて。『カラチャン、カラチャン』とカタコトの日本語で話しかけてきてくれたり、とってもアットホームです。最近は日本で受けた刺激を韓国で生かして、韓国で受けた刺激を日本で生かす、そんなバランスを大切にするようにしてます。読者のみなさんにオススメしたいのは、東大門(トンデムン)にある『タッカンマリ横丁』。観光客よりも地元の人がたくさんいるのでリアル感を味わえます。そこで汗をかきながらタッカンマリを食べるのが、本当に気持ちいいんですよ~! 韓国に行かれた際は、テレビや書店で韓国版・唐田えりかも見つけてもらえたら幸いです」
「昨年から韓国の事務所とも契約させていただき、向こうへCMや雑誌の撮影などのお仕事で行くことが多くなったんですが……。韓国は時間の流れも人も、とにかくおおらか! 私もゆるい人間なので(笑)合っている気がします。たとえばスタッフの方々が集合時間に起きた、とか撮影内容を予定とまったく違うものに変更するなんてこともしばしば。『いいものになるなら、どんな方法でもいい』という自由さが心地よくて、でも一体感もすごくて。『カラチャン、カラチャン』とカタコトの日本語で話しかけてきてくれたり、とってもアットホームです。最近は日本で受けた刺激を韓国で生かして、韓国で受けた刺激を日本で生かす、そんなバランスを大切にするようにしてます。読者のみなさんにオススメしたいのは、東大門(トンデムン)にある『タッカンマリ横丁』。観光客よりも地元の人がたくさんいるのでリアル感を味わえます。そこで汗をかきながらタッカンマリを食べるのが、本当に気持ちいいんですよ~! 韓国に行かれた際は、テレビや書店で韓国版・唐田えりかも見つけてもらえたら幸いです」
もの心ついた時から、カメラは友達。
「今はフィルムカメラにハマリ中。6 台くらいあるカメラや『チェキ』の中からお気に入りを選び、毎日持ち歩いています。現場でも共演者の方々やスタッフのみなさんを撮るのが大好き。撮影後、ひとりひとりにアルバムをプレゼントしたりも。それは『その人との忘れたくない想い出を残しておきたい』って思うから。自分もそんなふうに思ってもらえる人間でいたいなって思います」
初登場から1年。一緒に成長できるモデルになりたい。
「MOREはお仕事服からカジュアルな休日服まで、等身大の女の子に寄り添っているところが大好き。だからこそ自分も同世代の女の子たちの隣で、一緒に成長していけるモデルでいたいなって。今の目標は佐藤栞里ちゃん。栞里ちゃんが着ていると、それだけでその服が全部欲しくなるし魅力的に見えるんです。そんなモデルさんになれるようたくさん吸収していくので、まずはページの中で『唐田はどこかな~』と探してもらえたらうれしいなぁ(笑)」
からた・えりか●1997年、千葉県生まれ。2018年2 月号よりモア専属モデルに。雑誌、CM、ドラマや映画とマルチに活躍中。ヒロインを務める『覚悟はいいかそこの女子。』が、10月12日に公開予定
からた・えりか●1997年、千葉県生まれ。2018年2 月号よりモア専属モデルに。雑誌、CM、ドラマや映画とマルチに活躍中。ヒロインを務める『覚悟はいいかそこの女子。』が、10月12日に公開予定
モアガール必見! からたんが熱演する『寝ても覚めても』。
『寝ても覚めても』
東出昌大演じる同じ顔のふたりの男に2 度恋をするヒロイン朝子を、からたんが熱演。テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか公開中
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MORE2018年10月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 撮影/北浦敦子 ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/唐田えりか(モア専属) スタイリスト/石田 綾
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東出昌大演じる同じ顔のふたりの男に2 度恋をするヒロイン朝子を、からたんが熱演。テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか公開中
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MORE2018年10月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 撮影/北浦敦子 ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/唐田えりか(モア専属) スタイリスト/石田 綾
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