モア世代の“ツヨカワクイーン”、女子格闘家RENAさんが見つけた「27歳の自分らしさ」
シュートボクシングや総合格闘技の世界で“ツヨカワクイーン”の愛称で親しまれ、多くのファンを持つRENA(レーナ)さんは、現在27歳のリアルモア世代。“ツヨカワクイーン”と聞くと、たくましい印象が強いかもしれませんが、その素顔は、“コスメが大好きで、カフェ巡りもしたい“という、どこにでもいる等身大の27歳。実は、結婚や出産など将来に対するリアルな悩みもいっぱいだそう。
格闘家としてのRENAと、一人の女性としての玲奈。
休養中に、あらためて自分と向き合って気づいた"想い"や、12/23(日)に発売されるフォトブックについて。さらには、大晦日にひかえたサマンサ・ジャン=フランソワ選手との対戦のことまで、じっくりお話を聞かせてもらいました! 彼女の"今"に迫ります。
格闘家としてのRENAと、一人の女性としての玲奈。
休養中に、あらためて自分と向き合って気づいた"想い"や、12/23(日)に発売されるフォトブックについて。さらには、大晦日にひかえたサマンサ・ジャン=フランソワ選手との対戦のことまで、じっくりお話を聞かせてもらいました! 彼女の"今"に迫ります。
撮影/熊谷貫
人見知りで引きこもりがちだった幼い頃。小6で出会ったシュートボクシングが、人生を変えた
―――まず初めに、シュートボクシング、総合格闘技というスポーツがどういうものか、簡単に教えてください!
「そうですよね、女子にはなかなか馴染みがないですもんね! みなさん“キックボクシング”なら、スポーツジムのプログラムにもあるから、分かるのかな? シュートボクシングは、キックボクシングに、投げ技やバックドロップ、立った状態での関節技などが加わったものです。リングに倒れた相手には技をかけてはいけない=寝技禁止というのが特徴的なルールで、立ち技総合格闘技とも言われています。試合でのコスチュームは、シュートボクサーの証と言われるロングスパッツです。一方、総合格闘技は、指先が出る『オープンフィンガーグローブ』というグローブをはめ、シュートボクシングでは禁止されている寝技もOKな競技です。『RIZIN(ライジン)』とか聞いたことないですか? あれが総合格闘技です」(RENAさん、以下同)
―――シュートボクシングと総合格闘技を始めようと思った”きっかけ”はなんだったんですか?
「実は私、小学生時代引きこもりがちだったんです。理由は色々複雑で……。ここでは詳しい理由を割愛しますが、12/23に出すフォトブック『RE:NA』で初めてお話させていただきました。
とにかく引きこもりがちで、学校に行かない日は、家で『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』など1日中アニメを観たりして過ごしていました。そんなある日、ふと、“私、なにしてるんだろう? 何かを変えたい”って思ったんです。その時、家の近くにシュートボクシングのジムができているのをたまたま見つけて、母に行きたいと頼み込みんだのがきっかけです。小学6年生の時でしたね。それと、地元で有名なヤンキーの姉たちが3人もいる4姉妹の末っ子で、いつもイジメられたりパシリにされていたので、“いつかお姉ちゃんたちをシバいたる”という気持ちが、私を格闘技のジムへと向かわせました(笑)」
―――実は引きこもりだった……意外です。もともと活発なタイプなのかと思っていました!
「そう思われているみたいなんですが、全然違ったんですよ。小さい頃は人見知りで、お母さんの後ろに隠れてるようなタイプ。外で遊ぶのも好きでしたが、家で『シルバニアファミリー』や『リカちゃん』で遊ぶのも大好きでしたから」
「そうですよね、女子にはなかなか馴染みがないですもんね! みなさん“キックボクシング”なら、スポーツジムのプログラムにもあるから、分かるのかな? シュートボクシングは、キックボクシングに、投げ技やバックドロップ、立った状態での関節技などが加わったものです。リングに倒れた相手には技をかけてはいけない=寝技禁止というのが特徴的なルールで、立ち技総合格闘技とも言われています。試合でのコスチュームは、シュートボクサーの証と言われるロングスパッツです。一方、総合格闘技は、指先が出る『オープンフィンガーグローブ』というグローブをはめ、シュートボクシングでは禁止されている寝技もOKな競技です。『RIZIN(ライジン)』とか聞いたことないですか? あれが総合格闘技です」(RENAさん、以下同)
―――シュートボクシングと総合格闘技を始めようと思った”きっかけ”はなんだったんですか?
「実は私、小学生時代引きこもりがちだったんです。理由は色々複雑で……。ここでは詳しい理由を割愛しますが、12/23に出すフォトブック『RE:NA』で初めてお話させていただきました。
とにかく引きこもりがちで、学校に行かない日は、家で『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』など1日中アニメを観たりして過ごしていました。そんなある日、ふと、“私、なにしてるんだろう? 何かを変えたい”って思ったんです。その時、家の近くにシュートボクシングのジムができているのをたまたま見つけて、母に行きたいと頼み込みんだのがきっかけです。小学6年生の時でしたね。それと、地元で有名なヤンキーの姉たちが3人もいる4姉妹の末っ子で、いつもイジメられたりパシリにされていたので、“いつかお姉ちゃんたちをシバいたる”という気持ちが、私を格闘技のジムへと向かわせました(笑)」
―――実は引きこもりだった……意外です。もともと活発なタイプなのかと思っていました!
「そう思われているみたいなんですが、全然違ったんですよ。小さい頃は人見知りで、お母さんの後ろに隠れてるようなタイプ。外で遊ぶのも好きでしたが、家で『シルバニアファミリー』や『リカちゃん』で遊ぶのも大好きでしたから」
―――のちに総合格闘技もはじめたのは、どんないきさつで?
「(シュートボクシングは)16歳でプロになって、『Girls S-cup』という世界トーナメントで3連覇を果たしてベルトも5本以上獲得したし、正直やり切った感じもあったんですが、“いや、まだ終わりたくない。もう一花咲かせたい”と思って上京したんです。そうしたらタイミングよく、総合格闘技『RIZIN』が旗揚げされるという話があり、ジムの会長から、"『RIZIN』で総合格闘技にチャレンジしてみないか?” とまさかの出場オファーをいただいたんです。本当にトントン拍子に話が進んでいきました。シュートボクシングなどの立ち技の競技と総合格闘技って、まるで似て非なるものなんです。寝技があるかないかっていうのはぜんぜん違う。不安もありましたが、その頃“何かに挑戦したい”という気持ちがとにかく強い時期だったので、出ることを決めました。それが始まりです。でもその時は、(総合格闘技は)1回で辞めようとも考えていました」
―――1回でやめようと思っていた総合格闘技を、今も続けられている理由は?
「もちろん、自分がやっていて楽しいという気持ちもあって続けているのもあるんですが、(1回でやめようと思っていた)その試合で、けっこう派手な勝ち方をしてしまったんです。そうすると、周りの方々から今後を期待する声をたくさんいただいて、やめるにやめられなくなっちゃったというのが本音ですね(笑)」
―――競技をしている中で、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
「やっぱり試合に勝った時が1番。普段の練習では、体格の違う方や男性相手に練習したりもするので、自分のレベルが上がったかどうかは意外とわからないんです。例えば陸上競技なんかは、走るのが速くなったというのがタイムに表れる。練習の成果が目に見えて分かるすべがありますよね。でも、私のやっている競技は相手がいてこそ成り立つものなので、そこがはっきりとわからないんです。だから、練習していた技を試合でキメることができた時などは、”自分、強くなってる!”って実感できる瞬間でもあるんです」
―――大好きなシュートボクシング、総合格闘技。でも、世間の期待と、自分が感じている実力との差に戸惑い、悔しい思いやつらい時期を過ごした時期もあったと聞きました。
そんな「自分の理想と現実の差」へのいら立ちや悔しさは、モア読者にも身近な感情だと思います。その「差」を埋めるために、RENAさんはどんなことをされたんですか?
「『まわりの評価は関係ない、これが私!』と考えるようにしました。私の場合は、試合に勝てば勝つほど周りの方々が評価してくださり、次への期待も高くなって。それはとてもありがたく光栄なことなのですが、“みんなはそう言ってくれるけど、本当の私はそこまで強くない”と思っていて。世間の思うRENAに、自分がついていけなくなっちゃったんです。その差が悔しかった。そんな最中、昨年の12月と今年の7月の試合で負けて。もちろん悔しい気持ちはあったんですけど、内心安心したというか、“これが私。これが今の実力なんです”って、かえって自分をさらけだせるきっかけになったんです。それを経てやっと、周りが何と言おうと『自分はこう。これが私なんです』って言えるようになりました」
「(シュートボクシングは)16歳でプロになって、『Girls S-cup』という世界トーナメントで3連覇を果たしてベルトも5本以上獲得したし、正直やり切った感じもあったんですが、“いや、まだ終わりたくない。もう一花咲かせたい”と思って上京したんです。そうしたらタイミングよく、総合格闘技『RIZIN』が旗揚げされるという話があり、ジムの会長から、"『RIZIN』で総合格闘技にチャレンジしてみないか?” とまさかの出場オファーをいただいたんです。本当にトントン拍子に話が進んでいきました。シュートボクシングなどの立ち技の競技と総合格闘技って、まるで似て非なるものなんです。寝技があるかないかっていうのはぜんぜん違う。不安もありましたが、その頃“何かに挑戦したい”という気持ちがとにかく強い時期だったので、出ることを決めました。それが始まりです。でもその時は、(総合格闘技は)1回で辞めようとも考えていました」
―――1回でやめようと思っていた総合格闘技を、今も続けられている理由は?
「もちろん、自分がやっていて楽しいという気持ちもあって続けているのもあるんですが、(1回でやめようと思っていた)その試合で、けっこう派手な勝ち方をしてしまったんです。そうすると、周りの方々から今後を期待する声をたくさんいただいて、やめるにやめられなくなっちゃったというのが本音ですね(笑)」
―――競技をしている中で、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
「やっぱり試合に勝った時が1番。普段の練習では、体格の違う方や男性相手に練習したりもするので、自分のレベルが上がったかどうかは意外とわからないんです。例えば陸上競技なんかは、走るのが速くなったというのがタイムに表れる。練習の成果が目に見えて分かるすべがありますよね。でも、私のやっている競技は相手がいてこそ成り立つものなので、そこがはっきりとわからないんです。だから、練習していた技を試合でキメることができた時などは、”自分、強くなってる!”って実感できる瞬間でもあるんです」
―――大好きなシュートボクシング、総合格闘技。でも、世間の期待と、自分が感じている実力との差に戸惑い、悔しい思いやつらい時期を過ごした時期もあったと聞きました。
そんな「自分の理想と現実の差」へのいら立ちや悔しさは、モア読者にも身近な感情だと思います。その「差」を埋めるために、RENAさんはどんなことをされたんですか?
「『まわりの評価は関係ない、これが私!』と考えるようにしました。私の場合は、試合に勝てば勝つほど周りの方々が評価してくださり、次への期待も高くなって。それはとてもありがたく光栄なことなのですが、“みんなはそう言ってくれるけど、本当の私はそこまで強くない”と思っていて。世間の思うRENAに、自分がついていけなくなっちゃったんです。その差が悔しかった。そんな最中、昨年の12月と今年の7月の試合で負けて。もちろん悔しい気持ちはあったんですけど、内心安心したというか、“これが私。これが今の実力なんです”って、かえって自分をさらけだせるきっかけになったんです。それを経てやっと、周りが何と言おうと『自分はこう。これが私なんです』って言えるようになりました」
「四六時中強さを求めたり、だれかと競ったりしない、普通の女の子に戻りたい」
撮影/熊谷貫
―――7月の試合後、・“普通の女の子に戻りたい”と休養に入られましたが、RENAさんが思う"普通の女子"ってどんなイメージなんですか?
「具体的にこれ! っていうのはちょっと難しいんですが……、四六時中強さを求めたり、誰かと競ったり、“やばい、練習だ!” と焦らずに日々を過ごしたいなと思ったんです。カフェに行ったり、メイクを楽しんだり、いろんな洋服を着たり、遊んだり……」
―――カフェやメイクやファッションも、とてもお好きなんですね!
「もちろん好きです!! カフェは、趣のある古い喫茶店なんかが好きですね。そういう喫茶店のタマゴサンドとか、超食べたい! 化粧品はアイシャドウパレットが大好きで、可愛いものがあるとすぐに買っちゃう♡ 見ているだけで楽しいじゃないですか! テンション上がりますね。リップとかも、気がついたら同じような色ばかりたくさん買っています(笑)。 仕事やプライベートで海外に行った時、コスメは必ず買いますね」
―――たしかにコスメって、いくつあっても足りないし、新しいものが気になっちゃう!!
ちなみに、今ハマっていること、ありますか?
「ゲームです! とくに『ポケモン』!! 『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ』をやるために、『Nintendo Switch』も買っちゃいました(笑)。しかも、専用コントローラーの『モンスターボール Plus』まで買って(爆笑)。最近の新しいポケモンは全く分からないけど、『ポケットモンスター Let's Go!』は、フシギダネやヒトカゲ、ミズガメなど初代のポケモンが勢ぞろいしていて、とにかく懐かしくてとても楽しいです!! “そういえばこんなのいたな”とか、『ポケモン言えるかな?』も歌えたなとか(笑)。超~ハマってます(笑)」
―――分かります(笑)!モア世代には特に懐かしいですよね!!
―――7月の試合後、・“普通の女の子に戻りたい”と休養に入られましたが、RENAさんが思う"普通の女子"ってどんなイメージなんですか?
「具体的にこれ! っていうのはちょっと難しいんですが……、四六時中強さを求めたり、誰かと競ったり、“やばい、練習だ!” と焦らずに日々を過ごしたいなと思ったんです。カフェに行ったり、メイクを楽しんだり、いろんな洋服を着たり、遊んだり……」
―――カフェやメイクやファッションも、とてもお好きなんですね!
「もちろん好きです!! カフェは、趣のある古い喫茶店なんかが好きですね。そういう喫茶店のタマゴサンドとか、超食べたい! 化粧品はアイシャドウパレットが大好きで、可愛いものがあるとすぐに買っちゃう♡ 見ているだけで楽しいじゃないですか! テンション上がりますね。リップとかも、気がついたら同じような色ばかりたくさん買っています(笑)。 仕事やプライベートで海外に行った時、コスメは必ず買いますね」
―――たしかにコスメって、いくつあっても足りないし、新しいものが気になっちゃう!!
ちなみに、今ハマっていること、ありますか?
「ゲームです! とくに『ポケモン』!! 『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ』をやるために、『Nintendo Switch』も買っちゃいました(笑)。しかも、専用コントローラーの『モンスターボール Plus』まで買って(爆笑)。最近の新しいポケモンは全く分からないけど、『ポケットモンスター Let's Go!』は、フシギダネやヒトカゲ、ミズガメなど初代のポケモンが勢ぞろいしていて、とにかく懐かしくてとても楽しいです!! “そういえばこんなのいたな”とか、『ポケモン言えるかな?』も歌えたなとか(笑)。超~ハマってます(笑)」
―――分かります(笑)!モア世代には特に懐かしいですよね!!
撮影/熊谷貫
―――ところで、休養中はどのように過ごされていたんですか?
「海が好きなので、ハワイとかタイとか、基本的には海のある暖かい場所で過ごしていました。ハワイでは、今まで行ったことのなかった岩場のビーチを発見したり、サーフィンをしたりして。サーフボードも買ったんですよ♪ あともちろんコスメの大量買いも(笑)♡ 国内では温泉に行ったりして、とにかくリフレッシュしました」
――――12/23(日)に発売されるフォトブック『RE:NA』では、ハワイで休養している様子や、練習風景、ペットのわんちゃんと遊ぶ姿など、たくさんの見所がありますよね。特に気にいっている写真はどれですか?
「うーん……悩んじゃうけど、(ペットの)”みたらし”と”おはぎ”と撮ってもらったページですね。愛犬がかわいくて仕方がないんです♡ 自分が写っている写真なら、髪の毛を結んでいるカットが全体的に好きかなぁ。洋服姿ももちろん、水着も色々着たんですけど、やっぱり照れくさくて恥ずかしかったです。あと、母に『この写真は昔の玲奈。子供の頃の顔してる』って言われた写真もあるんですよ! とにかく素の私がいっぱいの内容になりました。今回フォトブックを出すにあたり、自分で自分の写真を見て“大人になったな”と思いましたね(笑)。同時に、プロのカメラマンさんって本当にすごいなって」
―――ところで、休養中はどのように過ごされていたんですか?
「海が好きなので、ハワイとかタイとか、基本的には海のある暖かい場所で過ごしていました。ハワイでは、今まで行ったことのなかった岩場のビーチを発見したり、サーフィンをしたりして。サーフボードも買ったんですよ♪ あともちろんコスメの大量買いも(笑)♡ 国内では温泉に行ったりして、とにかくリフレッシュしました」
――――12/23(日)に発売されるフォトブック『RE:NA』では、ハワイで休養している様子や、練習風景、ペットのわんちゃんと遊ぶ姿など、たくさんの見所がありますよね。特に気にいっている写真はどれですか?
「うーん……悩んじゃうけど、(ペットの)”みたらし”と”おはぎ”と撮ってもらったページですね。愛犬がかわいくて仕方がないんです♡ 自分が写っている写真なら、髪の毛を結んでいるカットが全体的に好きかなぁ。洋服姿ももちろん、水着も色々着たんですけど、やっぱり照れくさくて恥ずかしかったです。あと、母に『この写真は昔の玲奈。子供の頃の顔してる』って言われた写真もあるんですよ! とにかく素の私がいっぱいの内容になりました。今回フォトブックを出すにあたり、自分で自分の写真を見て“大人になったな”と思いましたね(笑)。同時に、プロのカメラマンさんって本当にすごいなって」
お母さんに「子どもの頃の顔してる」と言われた一枚。
撮影/熊谷貫
撮影/熊谷貫
「結婚も出産もしたい!」。 ひとりの人間として、格闘家として、それぞれの、これから
―――フォトブックの撮影も含め、とてもリフレッシュできたように見えるのですが、格闘技から距離を置いて、見えたものってなんだったんでしょう?
「(休養に入る前は)格闘技を辞めたら、“私には何も残らない、生きていけないのでは”と思ってました。でも、良い意味で“そうでもないかも”って思えたんです。1人の女性、久保田玲奈としてもちゃんと生きていけるって気づけたのでとても安心しました。でも同時に、“何かが足りない。何か違う”という気持ちもあって。それがなんなのかって考えたら、“まだ格闘技をやりたい”っていうシンプルな思いでした」
―――“1人の女性としても生きていける”。そう気づいた今、これから叶えたいことを教えてください
「結婚はしたいと思っています。私の願望としては、20歳で結婚、23歳で出産。または、23歳で結婚、26歳で出産したかったんです。でも今27歳。最近は焦らずいきたいと思っています。でも、30歳というのは一つの区切りになるのかなと思っているので、30歳で結婚!とも思いますね。
そして子供も、女・男・女の順で3人はほしい! 自分に男きょうだいがいないので、男の子が欲しいし、女の子とは大きくなったら一緒にお買い物に行くのが夢です♪
4姉妹で、大変なこともたくさんありましたが、それ以上に、家族が大勢いることっていいなって思っているんです。姉たちはもう結婚も出産もしていて、甥や姪は総勢11人。本当に大家族ですよ(笑)。お正月とかにみんなで集まると、とにかくにぎやかで楽しくて。そういうのを身近で見ているので、家族は多いほうがいいな思ってます」
―――では、シュートボクサー、総合格闘家のRENAとして、今後の目標や夢はなんでしょうか。
大晦日の試合、サマンサ・ジャン=フランソワ選手との対戦への意気込みも教えてください。
「昔からずっと思っていることは、ただ単に“強くなりたい”ということです。先のことはまだ何も決めてはいないけれど、あと数年は強さを求めて頑張りたい。
大晦日の試合は、”格闘家・RENAとしてリスタートの日”。絶対に勝ちたいです。それもただの勝ちじゃなくて、存在感を出して勝たなくちゃいけないって思っています。1ラウンドで終わらせたいな。休養中に気持ちの整理もしっかりついて吹っ切れたので、自分らしく戦えるはず。とても楽しみです!」
―――最後に、同年代のモアガールたちへ、メッセージをお願いします!
「モア世代。色々なことが複雑で悩むし、難しい年齢ですよね。私自身もすごく感じています。でも、この先何十年もある長い人生と考えたら、今抱えている迷いや問題も、なんとかなる、大丈夫なんじゃないかって思うんです。何を始めるにしても、遅いなんてことはなくて、今始めるなら、むしろちょうどいいくらいかもしれない。
やりたいって気持ちを今行動に移すことができれば、これからの人生を180度変えられる年齢だと思います。色々焦ることもあるけれど、焦らずに自分を見つめなおして、“本当の自分、本当にやりたいこと”を見つけていきましょって。何事も今からでも遅くない。行動したもの勝ち、楽しんだもの勝ちです。”悩む暇があったら、行動”それが一番だと思っています」
「(休養に入る前は)格闘技を辞めたら、“私には何も残らない、生きていけないのでは”と思ってました。でも、良い意味で“そうでもないかも”って思えたんです。1人の女性、久保田玲奈としてもちゃんと生きていけるって気づけたのでとても安心しました。でも同時に、“何かが足りない。何か違う”という気持ちもあって。それがなんなのかって考えたら、“まだ格闘技をやりたい”っていうシンプルな思いでした」
―――“1人の女性としても生きていける”。そう気づいた今、これから叶えたいことを教えてください
「結婚はしたいと思っています。私の願望としては、20歳で結婚、23歳で出産。または、23歳で結婚、26歳で出産したかったんです。でも今27歳。最近は焦らずいきたいと思っています。でも、30歳というのは一つの区切りになるのかなと思っているので、30歳で結婚!とも思いますね。
そして子供も、女・男・女の順で3人はほしい! 自分に男きょうだいがいないので、男の子が欲しいし、女の子とは大きくなったら一緒にお買い物に行くのが夢です♪
4姉妹で、大変なこともたくさんありましたが、それ以上に、家族が大勢いることっていいなって思っているんです。姉たちはもう結婚も出産もしていて、甥や姪は総勢11人。本当に大家族ですよ(笑)。お正月とかにみんなで集まると、とにかくにぎやかで楽しくて。そういうのを身近で見ているので、家族は多いほうがいいな思ってます」
―――では、シュートボクサー、総合格闘家のRENAとして、今後の目標や夢はなんでしょうか。
大晦日の試合、サマンサ・ジャン=フランソワ選手との対戦への意気込みも教えてください。
「昔からずっと思っていることは、ただ単に“強くなりたい”ということです。先のことはまだ何も決めてはいないけれど、あと数年は強さを求めて頑張りたい。
大晦日の試合は、”格闘家・RENAとしてリスタートの日”。絶対に勝ちたいです。それもただの勝ちじゃなくて、存在感を出して勝たなくちゃいけないって思っています。1ラウンドで終わらせたいな。休養中に気持ちの整理もしっかりついて吹っ切れたので、自分らしく戦えるはず。とても楽しみです!」
―――最後に、同年代のモアガールたちへ、メッセージをお願いします!
「モア世代。色々なことが複雑で悩むし、難しい年齢ですよね。私自身もすごく感じています。でも、この先何十年もある長い人生と考えたら、今抱えている迷いや問題も、なんとかなる、大丈夫なんじゃないかって思うんです。何を始めるにしても、遅いなんてことはなくて、今始めるなら、むしろちょうどいいくらいかもしれない。
やりたいって気持ちを今行動に移すことができれば、これからの人生を180度変えられる年齢だと思います。色々焦ることもあるけれど、焦らずに自分を見つめなおして、“本当の自分、本当にやりたいこと”を見つけていきましょって。何事も今からでも遅くない。行動したもの勝ち、楽しんだもの勝ちです。”悩む暇があったら、行動”それが一番だと思っています」
ペットのおはぎとみたらしといっしょに撮影。
撮影/熊谷貫
【questions】
♡好きな食べ物
お肉といちご! 試合が終わったらイチゴ狩りに行きたいな♪
♡好きな色
勝負カラーの色である赤。でも、洋服は黒とかグレーが多いかな
♡好きな季節
夏
♡好きな異性のタイプ
優しい人! 博多大吉先生だいすきです(笑)!!
♡好きな音楽
「いろいろ聞くのでこれっていうのは難しいけど、最近はラジオをよく聴いています。『TOKYO FM』が多いかな。練習の移動が車なので、かかっているとつい聴いちゃうんです。高橋みなみさんの『これから、何する?』や、福山雅治さんの『福のラジオ』がお気に入りの番組です」
撮影/熊谷貫
【questions】
♡好きな食べ物
お肉といちご! 試合が終わったらイチゴ狩りに行きたいな♪
♡好きな色
勝負カラーの色である赤。でも、洋服は黒とかグレーが多いかな
♡好きな季節
夏
♡好きな異性のタイプ
優しい人! 博多大吉先生だいすきです(笑)!!
♡好きな音楽
「いろいろ聞くのでこれっていうのは難しいけど、最近はラジオをよく聴いています。『TOKYO FM』が多いかな。練習の移動が車なので、かかっているとつい聴いちゃうんです。高橋みなみさんの『これから、何する?』や、福山雅治さんの『福のラジオ』がお気に入りの番組です」
プロフィール
レーナ● 1991年6月29日生まれ、大阪府出身。シュートボクサー、総合格闘家。シーザージム所属。2007年12月23日、シュートボクシングデビュー。現シュートボクシング世界女子フライ級王者。女子立ち技打撃格闘技では圧倒的 な強さを誇り、絶対女王と評される。15年 からは女子格闘技界を盛り上げるため、総合格闘技の「RIZIN」に参戦。18年7月の「RIZIN.11」では女子初のメインイベントを務めるなど“ジョシカク”ブームのアイコンとして老若男女問わず人気。公式インスタグラム @sb_rena 公式ツイッター @SB_RENA
※「Cygames presents RIZIN.14」出場予定
12/31(月) 18:00〜23:45 フジテレビ系列全国ネットで放送
レーナ● 1991年6月29日生まれ、大阪府出身。シュートボクサー、総合格闘家。シーザージム所属。2007年12月23日、シュートボクシングデビュー。現シュートボクシング世界女子フライ級王者。女子立ち技打撃格闘技では圧倒的 な強さを誇り、絶対女王と評される。15年 からは女子格闘技界を盛り上げるため、総合格闘技の「RIZIN」に参戦。18年7月の「RIZIN.11」では女子初のメインイベントを務めるなど“ジョシカク”ブームのアイコンとして老若男女問わず人気。公式インスタグラム @sb_rena 公式ツイッター @SB_RENA
※「Cygames presents RIZIN.14」出場予定
12/31(月) 18:00〜23:45 フジテレビ系列全国ネットで放送
飾らない姿で、赤裸々な想いを綴ったフォトブック『RE:NA』は、12/23(日)発売
RENAフォトブック『RE:NA』(集英社)12/23(日)発売
撮影/熊谷貫 ¥1800
「RENAフォトブック『RE:NA』発売記念イベントin浅草」
2019.1/6(日)昼1:00開演
会場=東京・浅草九劇
→フォトブックの詳細や、イベントについてはこちらから
撮影/熊谷貫 ¥1800
「RENAフォトブック『RE:NA』発売記念イベントin浅草」
2019.1/6(日)昼1:00開演
会場=東京・浅草九劇
→フォトブックの詳細や、イベントについてはこちらから