その甘いビジュアルと飾らない天然キャラで私たちを癒してくれる国民的アイドル。多忙な毎日の中の“甘やかし時間”、そこから見えてきた“甘え下手”なプライベートとは?

2021年MORE9月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。
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平野紫耀

平野紫耀プロフィール

SHO HIRANO
ひらの・しょう●1997年1月29日生まれ。King & Princeのメンバーとしての活動はもちろん、俳優として数々の話題作にも出演。昨年は『未満警察 ミッドナイトランナー』の演技で注目を集めた。今年の夏公開予定の主演映画『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』にも注目が集まる。3rdアルバム『Re:Sense』が発売中

“国民の推し”は自分をどう甘やかす? 平野紫耀のSWEET TIME

平野紫耀にとって“睡眠”は最高級のご褒美

平野さん「僕、眠るのがとにかく大好きなんですよ。一日、好きなだけ眠れるとしたらもちろん目覚ましはかけない。起きては寝るを繰り返し……理想は“四度寝”ですね。二度寝だと、どう考えても少ないんですよ。三度寝もちょっともの足りない感があるんですよ。ただ、四度寝までいくと日が暮れている可能性大。すぐにまた寝る時間が来ちゃうっていう。つまり、オフの日の平野紫耀は一日中寝ています(笑)。そんな僕のベストな睡眠シチュエーションは、理想を言えば……森の中ですね。自然大好き男子なので、木々の香りを感じながら、澄んだ空気の中で眠りたい。近くに川とか流れていたらさらに最高ですね。ハワイのホテルで窓を開けて寝るのも大好きなんですよ。南国の風と波の音を感じながらの睡眠、最高。自然プラス睡眠、このコンビネーションは本当に最高。まあ、そんな素敵な睡眠は今の日常では難しいので家でおとなしく寝ていますけど(笑)」

手の届く場所に必要なものを置いてダラダラと過ごす至福の時間

平野さん「夜飲みたいもの、朝飲みたいもの。スマホとヘッドホンとリモコン。枕もとに必要なものをすべて置いてベッドの中から一歩も出ずにダラダラ過ごす。リビングで映画を観る時も観る前に飲み物やお菓子をすべて用意。基本的に“動かない”のが僕の理想の休日スタイル。だって、休みなんですよ? 休んでいい日なんですよ? そんな日に動き回るなんて僕にはできない!! 僕が動くのはトイレに行く時とお腹が減った時くらいですからね」

“食べたいものを食べたい時に好きなだけ”食べる

平野さん「『自分へのご褒美としておいしいものを食べる』そういう感覚、僕の中にはないんですよ。なぜなら、食べたいものを食べたい時に食べる、それが僕の日常だから。普段から思う存分好きなものを食べているだけに“ご褒美メシ”という概念が存在しないんです。ただ、その食べたいものが瞬間的にコロコロ変わってしまうのが僕の困ったところで。出前を頼むと届くまでに時間があるじゃないですか。その間に食べたいものが変わっちゃったりするんですよ。『さっきまでカレーの気分だったけど、今はお茶漬けが食べたいんだなぁ』とか。で、届いたカレーを食べながら『夜はお茶漬けにしよう』って心に決めるんだけど、夜になるとそれも変わっちゃうっていう。だから、たとえば外食する時は何も決めずに家を出るんですよ。街を歩きながら、動物的直感で『ここだ!』というお店に飛び込む、“本能”でかぎ分けながら生きています(笑)」

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取材・原文/石井美輪 構成・企画/渡辺真衣(MORE)