2nd写真集『彼方の空/海の旋律』をリリースする増子敦貴さん登場!

増子敦貴の2nd写真集「彼方の空/海の旋律」インタビュー
スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系)のゾックス・ゴールドツイカー役で人気を博し、男女7人組ダンス&ボーカルグループ・GENIC(ジェニック)のメンバーとしても活動中の増子敦貴さんがDAILY MOREに初登場! 3月31日に発売される2nd写真集『彼方の空/海の旋律』リリースを記念し、演技にパフォーマンスにと、2022年以降も大活躍が期待される増子さんの素顔に迫りました。

2nd写真集は駆け抜けた2021年の集大成、そしてファンへの恩返し!

増子敦貴が2nd写真集「彼方の空/海の旋律」を作った理由インタビュー
2019年に発売した1st写真集『A』に続く2作目は、コンセプト・衣装・ロケ地など、増子さん自身のアイディアをふんだんに盛り込んだ作品となっています。

増子「僕にとって初の本格的な映像作品となる『ゼンカイジャー』への出演をはじめ、2021年は、新しいことにチャレンジしながら、悩む暇もなく全力で駆け抜けた勝負の年でした。1年を通してテレビカメラと対峙し続け、舞台とはまた異なる形で培った、ちょっとした目線の揺れや繊細な表情などの表現力の集大成を残すなら、写真集がベストだと思ったんです。昔から僕を応援してくださっている方、『ゼンカイジャー』で初めて知ってくださった方、そしてGENICのファンと、すべての方に新しい増子敦貴をお見せしたいと思いました。いつも細やかでていねいなメッセージをくださるファンのみなさんに毎日救われて、ここまでやって来れたので、この写真集は僕からの恩返し。ぜひたくさん見ていただいて、僕との2人っきりの時間を堪能していただきたいです」

1枚1枚の写真すべてが、チームワークでたどり着いた“奇跡の瞬間”

増子敦貴が2nd写真集「彼方の空/海の旋律」でロケ地に北海道を選んだ理由
©️KADOKAWA

沖縄で撮影された前作に対し、2nd写真集でロケ地に選んだのが、増子さんが現在暮らす東京と、北海道の2カ所。特に、真冬の釧路を舞台にした背景には強い意思がありました。

増子「沖縄とは反対側がいいな......とシンプルに考え、北海道でのロケをリクエストしました。また、素は素でも、『A』で見せた僕とは違う、真逆の大人っぽさや悩む表情を丸ごと見せたくて。北海道の過酷な寒さや壮大な雪景色の中にあえて身を置くことで、孤独や寂しさといった、前作にはない複雑な感情表現が引き出せるのではないかと思ったのです」
増子敦貴が2nd写真集「彼方の空/海の旋律」ロケ地の北海道の思い出
©︎KADOKAWA

増子「映像や舞台とは違い、写真は時が止まったその瞬間をとらえます。なので、カメラマンさんと呼吸を合わせ、ミラクルを起こすことが必要。肌がキュッと引き締まるような寒さの中での笑顔や、木立から雪がザザッと落ちてくるタイミングなど、ひとつひとつの“奇跡の瞬間”すべてが作品になっていくんです。それは僕の想像をはるかに超える体験の連続で、『こういうふうにビジュアルとしてとらえられたんだな』と驚くことばかり。カメラ・衣装・メイク・編集・マネジメントと、チームになって作り上げたからこそできた奇跡だと思っています」

馬にまたがる勇壮なシーンも。増子さんと共演した道産子(北海道産の馬)は、偶然にも「ゴールドチップ」という名前だったのだそう。

増子「『ゼンカイジャー』で僕が演じているのもゾックス・ゴールドツイカーという役なので、“ゴールド”つながりで運命的なものを感じました。すごく大人しくて、乗馬経験があまりない僕を優しく乗せてくれました。別れ際にはスムースに引き馬させてもらえるほど仲よくなったんですよ。馬もとてもいい表情をしているので必見です」

“戦場”東京で迷った時に立ち返る原点、丸の内

増子敦貴が2nd写真集「彼方の空/海の旋律」ロケ地に東京・丸の内を選んだ理由
©️KADOKAWA

東京でのロケは、まだ夜が明けきらない早朝から丸の内で敢行。スタイリッシュな装いに身を包んだ増子さんが、北海道とはまったく異なる表情を見せています。

増子「新幹線で初めて上京して、最初に降り立ったのが東京駅。記念にと、丸の内側から駅の写真を撮ったのを覚えています。あれから6年が過ぎて、原点に立ち返る意味を込めて選びました。今は第2の地元のような感覚で暮らしていますが、東京は僕にとって“戦いの場”。広くて複雑で、よくも悪くもさまざまな人がいて、いろんな空気感が混ざり合って凝縮しています。最初は怖くて、ちょっとはぐれたらすぐに迷子になりそうで不安でしたが、今はどこに行っても大丈夫だという自信がつきました。成長した僕の姿を見ていただければうれしいです」

美食、温泉、そして星空。北海道ロケで超リフレッシュ!

増子敦貴のリフレッシュ方法インタビュー
『ゼンカイジャー』のレギュラー撮影のほか、東京ドームシティのシアターGロッソでヒーローショーの舞台に立ち、並行してGENICのツアーも敢行......多忙すぎる増子さんは、どうやって一息ついているのでしょうか?

増子「実は北海道ロケがここ2〜3年でいッちばん楽しくて、めちゃめちゃ息抜きになったんです! ラーメン2回でしょ、いくら丼、帆立汁、刺身とか......とにかくご飯がおいしかった! いやぁ最高だったなーーー(キラキラ)! 温泉も入れました。露天風呂に入ったんですけど、お湯の温度と外気温の差が激しすぎて、気づいたら髪がカチコチに凍ってるんですよ。でも滅多にできない体験なのでとてもうれしかった。地元の福島でも見たことのない壮大な満天の星もすごくて、寒さを忘れるくらい感動して見入ってしまいました。“寒すぎて死ぬ”くらいの苦悶の表情を引き出したくて自分から行ったのに、逆にものすごく幸せを感じたし、めちゃくちゃリフレッシュして、ご飯にも人にも大自然にもあっためてもらって帰ってきました。今すぐにでもまた行きたいです」

自ら絞り出した渾身のタイトル『彼方の空/海の旋律』

増子敦貴が2nd写真集「彼方の空/海の旋律」というタイトルにした理由
増子「欧文にするか和文にするかずいぶん悩み、タイトルとレイアウトを両パターンで考えたんです。欧文なら“COSMOS(コスモス)”と名づけるつもりでした。北海道で見た満天の星にめちゃくちゃイメージが膨らんでいて。始まりがあれば終わりもあるという宇宙の摂理。また、花のコスモスが持つ花言葉のひとつ。僕が好きな合唱曲のタイトル。さまざまな“宇宙”の素晴らしさをタイトルで表現したかったんです。でも、実際にレイアウトを見て、僕が異次元の世界のように遠く離れていると感じた北海道の絶景と感動をみなさんと共有するなら、日本語のほうがしっくり落ち着くな……と思って『彼方の空』と名づけました。また、GENICの活動と『ゼンカイジャー』出演を通じて、歌とメロディーで駆け抜けた2021年を踏まえ、“今また大きな航海へ出かけよう”という意味を込めて、『海の旋律』という言葉もプラスしました。ちょっと長くて挑戦的なタイトルですが、この思いをみなさんと共有できればうれしいです」

2nd写真集『彼方の空/海の旋律』

【増子敦貴2nd写真集】テニミュ、戦隊シの画像_8
増子敦貴2nd写真集『空の彼方/海の旋律』詳細
©️KADOKAWA

書名/増子敦貴2nd写真集『彼方の空/海の旋律』
定価/¥3300
発売日/2022年3月31日
撮影/神藤剛
発売・ 発行/(株)KADOKAWA
<衣装クレジット>シャツ¥53900・パンツ¥57200・シューズ¥36300(メゾン ミハラヤスヒロ/☎︎03-5770-3291) ネックレス¥22000(Scat/scat.official.info@gmail.com)

PROFILE

ましこ・あつき●2000年1月5日福島県生まれ。『機界戦隊ゼンカイジャー』ゾックス・ゴールドツイカー / ツーカイザー役をはじめ、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 白石蔵ノ介役、舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝- グラシャ/プロトバロン役などで大ブレイク中のニューフェイス。男女7人組ダンス&ボーカルグループ・GENICのメンバーとしても活動し、3月16日まで「GENIC LIVE HOUSE TOUR 2022 -We Gotta Move-」で全国9都市を周遊中。

関連リンク

増子敦貴さん公式Twitter:@atsuki_mashiko
増子敦貴さん 公式Instagram:@atsuki_mashiko
GENIC OFFICIAL WEBSITE
撮影/齊藤晴香 スタイリスト/石橋修一 ヘア&メイク/yuto 取材・文/沖島麻美