先輩OL100人に調査!“オフィスカジュアル”ってなんですか?

ひと言で“オフィスカジュアル”と言っても、職場によってさまざまな規定が。そんな時に頼りになるのは、先輩OLたちの生の声。新人OLのための“オフィスカジュアル”についてくまなく聞いた結果はこちら。自分の職種に近い先輩の例を参考にしてみて!

  • Q1 1年目の時、“オフィスカジュアル”がわからなくて悩んだ経験はありますか? MORE編集部調べでは、なんとほぼ8割の人が悩んでいた!
  • Q2 “オフィスカジュアルデビュー”で失敗した経験はありますか? 「研修期間を過ぎても就活スーツを活用していたら地味すぎて浮いた」(24歳・営業)、「『スカートの丈が短い』と注意される人多数。5 月になって自由度が増したとはいえ学生気分の服装は場違いだと痛感」(23歳・医療系事務)、「服装が自由なのでトレンドでかためたら“仕事より遊びが大事”という印象を持たれてしまった」(26歳・IT系)、「赤い服を着た日に限って取引先へ挨拶に行くことになり焦った」(25歳・営業)など、かげんに悩んだ人多数。
  • Q3 ずばり、4月の通勤服と“オフィスカジュアル”の違いってなんですか? トレンドをさりげなく上手に取り入れるのがコツみたい!
  • 新人が着ていると好印象なきれい色ベスト3 清潔感ときちんとを感じられるブルーが1 位に。「まだ学生っぽい雰囲気が消えない子もブルーを着ているとピシッと見える」(24歳・保険営業)。ほか、「淡いピンクやレモンイエローなどやさしいトーンの色なら好印象。むしろフレッシュでいいと思う」(26歳・建設系会社事務)との声も。

【HOW TO 5月のオフィスカジュアル】スーツo rジャケットの着用がマストな「かっちりめオフィスカジュアル」の場合

社会人2 年目・銀行営業 C さん。「基本はスーツ。営業先によって、ボトムはジャケットとセットでなくてもOK。1 年目ではおしゃれのこなし方に苦労しました」。 そんな彼女の"やりがち失敗コーデ"がこちら(下写真)。

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就活の時に使ったスーツの再利用。もちろんきちんとはしているものの、黒のコンフォートシューズ×黒バッグも、このままではあか抜けない印象。5月になったら、着るなら単品使いに変更してみて!

「制約の中で自分らしいファッションを見つけて」 ――スーツorジャケット必須の中で着こなしにバリエーションを出すのは難しくなかったですか? C まさにそのとおりです。スーツなんて就活でしか着たことなかったですし。うっかりすると就活生のまんまに見えちゃうんですよね。着くずし方がわからず先輩たちの着こなしをとにかく真似しました。 ――そこで気づいたことは? C スーツ=黒やネイビーのセットアップに白のプレーンなトップス、のイメージだったんですけど、ジャケットの下に着るインナーは意外と自由でいいってことです。 ――じゃあボウタイブラウスは着ていけます? 今春のはやりなんです。 C いけます。すぐにでも着てみたいです! 旬といえば、リブニットをインした先輩を見た時は、その発想はなかったって思って参考にしました。うまく今っぽさを取り入れられて、脱・就活スタイルできたのがうれしかった! ――パンツスタイルもアリですか? C スーツのいちばんフォーマルな着こなしってスカートだから、4月こそ毎日スカートでしたけど、クロップトパンツは徐々に取り入れ始めました。チラッとくるぶしが見えるくらいの丈。これだけでも少し大人びて見えるのがうれしいんですよね、新人は。 ――スーツほどカチッとしてなくてもいい日はどうしてますか? C スカートだけフレアタイプにすると気分が変わるので好きです。ジャケットは必須には変わりないので、素材をリネン地にしてさりげなくラフさを出したりしています。 ――色使いは自由なんですか? C これは新人だから、というわけでなく、この服装規定の人はなかなか難しいですよね。30代過ぎた先輩方はベージュのスーツを着たり白のジャケットだったりするけれど、さすがに新人がそれをやったら大目玉でしょうね(笑)。でも黒パンプス縛りはようやく脱出できて、プレーンなベージュ、グレイ、ネイビーあたりの色のパンプスならOK。 ――そのほかアクセサリー類は? C  華奢なネックレスなら! ひと粒ダイヤをつけている人が多いです。小さければハートやクロスのモチーフもいいのでは? ピアス類もひと粒サイズなら問題ないですが、揺れるものは避けるのがベター。腕時計はもちろんつけられるので、お気に入りの時計で気分を上げて。最初は慣れないけれど、制約の中で自分らしいファッションを見つけていくのも楽しいですよ!

【おすすめ正解コーデ】パンツデビューは“ネイビーのクロップトパンツ”で

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ジャケットマストな「かっちりめオフィスカジュアル」スタイルでも、5月になったら今までスカート一択だった人もそろそろパンツ解禁へ。就活生っぽくならないコツは足首の見えるクロップト丈にあり。手持ちのシンプルな黒ジャケットに合わせても、コーディネートに立体感が出ていい感じ。

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構成・文/野田春香 撮影/森脇裕介(MUM/モデル) 坂田幸一(製品) ヘア&メイク/林 由香里(ROI) モデル/唐田えりか(モア専属) スタイリスト/辻村真理