小柄だからこそ楽しめる、おしゃれのテクをアパレル女子に聞いてみた

おしゃれを熟知した小柄なアパレル女子の着こなしには、簡単に真似できるテクニックが満載! ニットとコートを主役にした、スタイルアップコーデを見せてもらいました。

ルーズなボックスシルエットのカーディガンで重心を上げる

OVERLAP CLOTHINGディレクターの稲葉さん
 155cm 
『OVERLAP CLOTHING』ディレクター・稲葉真理恵さん

「ざっくり編みのコットンニットカーディガンは、ボックスシルエットなのでバランスがとりやすいんです。いちばん上のボタンを開けて着ると首まわりがすっきり見えてオススメ。小柄さんには難易度が高いと思われがちなマキシ丈のスカートは、腰まわりがストンと落ちるAラインシルエットを選ぶことで、全身ゆるくても“着られてる感”なくまとまります」

カーディガン¥25300・スカート¥25800/OVERLAP CLOTHING(map.) その他/本人私物

POINT

稲葉さんの足もとはコンバースのスニーカー
「裾にボリュームがある分、足もとは『コンバース』のローカットでラフに抜くのがベスト」

袖コンシャスな細身ニットがスマートな華やかさを演出

ViSルミネ立川店スタッフの平川さんのコーデ
 153cm 
『ViS』ルミネ立川店スタッフ・平川友里さん


「小柄な体を生かし、ぴったりニットをハイウエストのスカートにインして脚長効果を狙いました。袖にギャザーの入ったデザインとパキッとしたカラーを選ぶことで、一枚で着ても華やかさが格段にアップします」


ニット¥4378・スカート¥5038・靴¥4378・バッグ¥4708・ネックレス¥990/ViS その他/本人私物

POINT

平川さんのスカートのステッチ
「実はこのスカート、よく見るとブラウン系のステッチが入っていて、バッグの色とリンクさせているのもテクニックのひとつ。とっても簡単だけどこのひと手間で、着こなし全体にまとまりが生まれるので、ぜひ取り入れてみてください」

縦長ラインを強調するゆるぴたなセットアップを味方に

ナノユニバースプレスの高㟢さんのコーデ
 155cm 
『ナノ・ユニバース』プレス・高㟢里美さん

「ドルマン袖風のカーディガンと裾がフレアがかった細身のロングスカートのセットアップは、着るだけでメリハリが生まれる優れもの。カーディガンの裾や袖をブラウジングさせると、ラフなニュアンスを出しながら華奢見えも狙えるのでオススメですよ。着こなしがシンプルな分、大きめのバッグをくしゃっと持ってアクセント使いしました」

カーディガン¥13200・スカート¥13200(2点ともナノ・ユニバース)・バッグ¥58300(ア ヴァケーション)・ピアス¥9790(アンセム フォー ザ センセズ)/ナノ・ユニバース カスタマーサービス その他/本人私物

POINT

高㟢さんのカーディガンのディテール
「編み地にはケーブル模様が入っているので、縦長ラインがさりげなく強調されるのもうれしいポイント」

ボリュームのあるニットを華奢な小物でレディに味つけ

lourenディレクターの佐藤さんのコーデ
 153cm 
『louren』ディレクター・佐藤涼実さん

「小柄だからこそ、ざっくりしたニットが可愛く見えると思うんです。このニットは身幅がかなり広いのですが、袖のリブが長めで親指を入れるスリットがあり、袖がたぷんとキレイなボリューム感になるのが気に入っています。コクーンシルエットのテーパードパンツでコンサバ見えを回避するのも意識しています」


ニット¥16500・パンツ(参考商品)・バッグ¥16500・ネックレス¥4400/louren その他/本人私物

POINT

佐藤さんのピンヒールサンダルの足もと
「アクセサリーを華奢なものにしたり、靴は絶対ピンヒールを合わせるのがマイルール。これだけで女性らしさがグッと際立ちます」
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撮影/松林寛太(スナップ) 坂田幸一(製品) スタイリスト/小林優奈 取材・原文/菊池美里 構成・企画/福井小夜子(MORE) ※掲載商品の発売時期については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。