【石上美津江のフレンチシックLESSON vol.10】Gジャン

Gジャン×白スカートコーデの佐藤栞里
長く愛せるおしゃれのベースはここにある。モア世代がマスターすべきフレンチシックについて、石上さんが語る連載。今回は「Gジャン」の着方を学びます。

カジュアルな印象のGジャン。今年はサイズ感にちょっぴり変化が。モア世代にちょうどいい着こなしをご提案。

少しウォッシュがかかった色味が旬。フレンチシックの上品さをほどよく崩して

シルバーアクセサリーを着けた佐藤栞里
アウターとして着るのが一般的なGジャンのイメージだと思いますが、ときにラフになりすぎたり、ほっこりしたり、モア世代くらいになると着るのが少し難しいと感じる人もいると思います。そんなGジャンが、今年は少し変化している気がしていて。これまでお尻が隠れる長さのビッグサイズが主流だったのが少し丈感が短くなり、ジャストサイズより少しだけ大きめくらいのシルエットになっているんです。(石上さん、以下同)

Gジャンは重ねて着る

Gジャンとファーベストをレイヤードしたコーデの佐藤栞里
そこで今オススメしたいのが、シャツ感覚でアウターとインナーの間にはさむレイヤードスタイル。トレンチコートの下に着るのも、ファーベストからのぞかせるのも、なんだかGジャンの印象が変わりませんか?

ジャケット¥33000/シンゾーン ルミネ新宿店(ザ シンゾーン) ベスト¥26950/シップス プライマリー ネイビー レーベル ニット¥36300/リーミルズ エージェンシー(ジョン スメドレー) スカート¥35200/ビリティス(ビリティス・ディセッタン) 靴¥57200/グラストンベリーショールーム(サンダース) イヤカフ¥16280/ノウハウ ジュエリー(ノウハウ) スカーフ¥5500/トゥークノップ ブレスレット¥49500/ロードス(ドーラ) バングル¥59400・リング(右手)¥17600/アダワットトゥアレグ リング(左手)¥18700・ピアス¥15400/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) 

オーバーサイズなコートの下にはさめば大人の表情のGジャンスタイルが完成する

Gジャンとトレンチコートをレイヤードしたコーデの佐藤栞里
そして白シャツやレーススカート、スカーフ、黒タートルなどのフレンチシックの相棒たちとも相性抜群。上品なものと合わせることで大人な印象に更新できます。フレンチシックのアイテムは、ベーシックで品がよく、いつの時代も愛されるものだからこそ、今回のGジャンのような少し遊びのあるアイテムと組み合わせることでアップデートされた雰囲気が楽しめるのもそのよさのひとつだと思います。ちなみに私も今年、Gジャンを新調しました。みなさんもぜひ、定番のアイテムに新鮮さを加えた着こなしに挑戦してみてくださいね。

ジャケット¥40700・パンツ¥27500/UTS PR(ジェーン スミス) コート¥96800/シップス グランフロント大阪店(ヴェニット) シャツ¥25300/グッドスタンディング(リノ) 靴¥53900(ネブローニ)・リング¥9900(シンパシー オブ ソウル スタイル)/フラッパーズ バッグ¥73700/アー・ペー・セー カスタマーサービス(アー・ペー・セー) カチューシャ¥17600/アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店(アレクサンドル ドゥ パリ)
MITSUE ISHIGAMI
『MORE』や『LEE』などで活躍するスタイリスト。フレンチシックが得意で、シンプルな中に可愛げや女らしさのあるスタイリングにファン多数。長引くマスク必須な生活に、最近はカラーマスカラやメガネなど、つぶらな目のおしゃれに力を入れているそう
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撮影/森脇裕介 ヘア&メイク/川添カユミ(ilumini.) モデル/佐藤栞里 スタイリスト/石上美津江 企画・原文/渡辺真衣(MORE) ※掲載商品の発売時期については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。