性欲にまつわるリアルデータ&ボイス - 20~30代女性にアンケート。セックスの好き嫌いや頻度、満足度ってどう?
性にまつわる体験や悩みは個人個人で異なるものだし、「あなたはどう?」と誰かに聞きづらいもの。
そこで、性欲やセックスに関するアンケートを、20~30代女性に実施してみました。アンケートの回答や寄せられたコメントから、本音に迫ります。
- 20代〜30代女性の7割以上は、セックスが好きだった!
- 「月に2〜3回程度」が最多の24%! 次点で「週に1回程度」が19%という結果に
- ホルモンバランスが影響……? 女性が性欲が高まる時1位は「生理前」!
- セックス中、パートナーのあえぎ声に興奮するのは6割!
- パートナーとのセックスに満足してる?
20代〜30代女性の7割以上は、セックスが好きだった!
「はい」と答えた「好き派」の半数はフィジカル面での快感が理由!
「はい」と答えた残りの半数はメンタル面での満足を回答
「いいえ」と答えた人はセックスのよさがわからないとの声
「月に2〜3回程度」が最多の24%! 次点で「週に1回程度」が19%という結果に
23~33歳の女性に「理想のセックス頻度は?」という赤裸々な質問で大調査。この結果はあなたにとっては、多いと感じる? それとも少ない?
デートで会う頻度や翌日への影響を考慮し、ほどよいのは「月2〜3回程度」
「一緒に住んでるけど翌朝の仕事や生活がつらくないようにと考えると月2~3回が何かとちょうどいい」(32歳・金融)、「デートが週1~2回くらいで、生理の期間もあるから月2、3回におさまる。やりすぎずやらなすぎずいい頻度」(28歳・事務)。自分もパートナーも生活に支障が出ないよう、ベストな距離感を考えた結果、この頻度がちょうどいいと感じる人が多い様子。パートナーとの交際期間が長くなってくると「月1回がほどほどでよい」(32歳・主婦)、「もう一緒にいるだけで楽しいけど浮気予防に月1回はしておきたい」(29歳・メーカー)と回数が落ち着いてくる傾向に。
「週1回以上」と答えた人は39%。自分の性欲に前向きな人が多い!?
「彼と休みが合う週末はいつもする」(26歳・自営)、「今は彼に対して性欲を感じるから週2回以上はしたい。そうじゃなくなる時もくると思うので、今を楽しみたい」(28歳・医療系)と積極的な回答も。「頻度が多くてもマンネリ化してしまうし常に新鮮な気持ちでセックスしたいので、あえて週1回くらいにとどめている」(23歳・メーカー)、「お互いの性欲発散的には週1回がベストだった。たくさんするより一回の質を高めたい」)29歳・看護師)など、パートナーと話し合って頻度の調整をして楽しんでいる人も。
ホルモンバランスが影響……? 女性が性欲が高まる時1位は「生理前」!
❝どんなタイミングが性欲が高まるか❞を23~33歳の女性に赤裸々調査した結果……圧倒的1位を獲得したのが、ホルモンバランスの変化などの影響を受けやすい「生理前」に。そのほかの回答を含め「夜になると特に感じやすい」との声もあがりました。
※このアンケート調査は、全国の23~33歳の女性100名に実施したものです
生理期間の前や、生理中はムラムラしやすい……?
「理由はわからないが、生理前から生理中にかけてムラムラすることが多い」(26歳・金融)、「できないと思うとよけいに生理中はしたい気持ちが高まる」(28歳・マスコミ)などメンタル面でも、フィジカル面の変化でも、ホルモンバランスの影響を受ける女性が多数。
開放感、さみしさ。自分と向き合った時に性欲に気づく人も
「生理前」以外には「映画やドラマなど、ふとした瞬間にセクシーなシーンが流れると自分もしたくなる」(24歳・食品)といった目からの情報で性欲が高まるケースや、「お酒を飲んだ時」などのパターンも。飲酒時に性欲が高まる人からは、「気持ちが開放的になるから」(23歳・建設業)、「自分の本音に気づく。性欲もその中のひとつ」(27歳・美容師)という意見が。
「さみしい時」「ストレスがたまっている時」など何かしら心理的負荷がかかっている場合にも「さみしさのはけ口がそこになる」(30歳・金融営業)、「イライラすると三大欲求全部を満たしたくなる」(28歳・広告系)と別の要因で性欲が引き出されるという声も多くあがりました。
セックス中、パートナーのあえぎ声に興奮するのは6割!
「セックス中は声を出したほうがいい?」、「出しすぎると引かれる?」など、あえぎ声に関する疑問は多々。23~33歳の女性が、行為中にパートナーに感じる❝あえぎ声❞に対する本音を大調査!
※このアンケート調査は、全国の23~33歳の女性100名に実施したものです
「興奮する派」は、「気持ちよくなってくれていることがわかるから」という理由が大多数!
「感じてることがわかるしうれしい」(23歳・メーカー)、「無言だと不安になる」(24歳・事務)。自分が尽くす場面で相手が反応してくれると安心できるのはみんな同じ。反応をまったくしないと、気持ちよさの指標がわからなくなってしまうというデメリットも。
「興奮しない派」も、声を出さないでほしいわけではなく「控えめがいい」
「大声だとびっくりしちゃうけど、適度にだったらOK」(32歳・販売)、「あえぐよりは気持ちいいとか感想を言ってくれたほうがうれしい」(27歳・飲食関連)など、落ち着いた反応を求める様子。そのほか「自分が声を出さないので相手が声を出すイメージもない」(31歳・公務員)とサイレントセックスタイプもいました。
パートナーとのセックスに満足してる?
セックス=愛情表現のひとつであり、コミュニーケーションの役割も果たしてくれる重要な行為。実際20代~30代の女性たちが、現在のパートナーとの行為に満足しているのかを調査しました。
※このアンケート調査は、全国の23~33歳の女性100名に実施したものです
「満足」と答えたのは64%と半数以上!
「相手のやさしさを感じられるし、好きな人に気持ちよくされるのがうれしい」(29歳・事務)、「行為自体の満足度はまあまあだけど、パートナーと気持ちが通じあえる気がするし安心するから、してよかったなと思える」(31歳・主婦)と、行為そのものの快楽や満足感よりも、パートナーの大切さや愛しさをより重要視しているという声が多数。
不満と答えた人の理由は「痛い」、「よさがわからない」
一方、行為に対して不満やストレスを感じている派の声は、「痛いと言っているのに続けられると悲しいしイヤ」(33歳・商社)と相手が自分本意だったり、「セックス自体のよさがわからない」(31歳・主婦)とそもそも楽しめていない人も。相手との気持ちの疎通や、自分の気持ちが乗るかなども、満足度にまつわるポイントと言えます。
取材・文/noda