大人女子の8割が「女友達がしんどい」シンドローム!?

女友達がしんどいと思ったことがある?という問いに、「ある」と回答した人のうち、「かなりしんどい」が11%、「ときどき、しんどい」が33%、「最近はないが、しんどいと思ったことがある」が39%だった! つきあいの幅が広がると女友達も増える分、モア読者の悩みのタネはどんどん広がっているのかも……。よき理解者であるからこそ、ぶつかりあうこともある女友達の存在って? 悩み多きモア世代に、ガチ友芸人コンビのニッチェがアンサー!

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【悩みを聞いてくれたのは……ガチ友歴1 4 年のニッチェのおふたり!】 ツッコミ担当の近藤くみこ(右)、ボケ担当の江上敬子(左)によるお笑いコンビ。学生時代の漫才の授業をきっかけにコンビを結成、2005年より活動開始。キャラクターに扮したコントが大人気! 『王様のブランチ』(TBS系)で隔週レギュラー、『ゴゴスマ』(CBC・TBS系)で水曜日のレギュラーを担当。

女の数だけしんどさも増える!? 恋バナ・女子会問題

女3人寄ればかしましい。会うと話が尽きることのない女同士でも、モア世代ともなると環境や心の変化が大きく、モヤモヤ……。

【お悩み1】結婚したからって……。急な上から目線に動揺!

「自分が幸せだからって『早く結婚しなよ』、『結婚っていいよ〜』とか、やたらと結婚をすすめてくる友達。私には、彼氏すらいないんですけど?」(27歳・公務員)

【ニッチェのお答え】結婚に対する価値観に振り回されない!

「私は、江上さんの交際や結婚を素直に祝福することができたけど、本人ではなくまわりからいろいろ言われてイラッとすることもあったよ。でも、それを機に自分と向きあうことができたし、『結婚にとらわれないように生きる』という悟りを開いた(笑)。結婚や出産は女性にとって大きな変化だけど、それに対する価値観の違いにとらわれると関係に溝ができたり、傷つけあうことになるから、お互いに尊重を!」(近藤さん)

【お悩み2】実らなそうな友人の恋。でも、言いたいことも言えず……

「友達の恋バナを聞いていて、あきらかに成就しそうもないなと思ったけど、本音を言ったら傷つけてしまいそうで。気を使って話を合わせているうちに、思っていた以上に疲れてしまいました」(25歳・事務)

【ニッチェのお答え】本音を言えない関係って、ホントに友達?

「話に踏み込むことで嫌われるのが怖い、友人を失いたくない、というのはわかるけど、当たりさわりのない関係を続けているから苦しいのかもね。相手のことを大事に思うならちゃんと言ってあげたほうがいいと思う」(近藤さん)

【お悩み3】私だけ結婚したら、無言の圧力を感じる(泣)

「昔からずっと仲よしの3 人組だけど、私が結婚することになり、少しずつ気まずくなり始めた友達関係。ひとりは彼氏がいて、もうひとりには彼氏がいない。彼氏がいない子の前では恋バナしちゃいけない気がして、結婚などの話題を避けるように……」(28歳・商社)

【ニッチェのお答え】つきあいの長さ=仲のよさではない

「そもそも、彼氏がいない人に恋愛やだんなのことを話題にしちゃいけないと思うのが失礼かも? あえてシングルを楽しんでいる人もいるわけだし、いやがられたら話題を変えればいいし。話せなくなったと思うのは“違う誰か=同じ境遇の人”に聞いてほしいと思うようになったからじゃない?」(近藤さん) 「環境の変化は当たり前だし、話が合わなくなるのは当然。気まずく感じるより、おいしいごはん屋さんの話とか、みんなで楽しめる話題に潔くチェンジ!」(江上さん)

SNSで、会社で、女子会で、実は恋より駆け引きしてません? 最近、女友達がしんどくなってます……。

MORE2017年12月号では、大人女子との友情についての特集が。女芸人のニッチェのおふたりが、がっつりみんなのお悩みに回答してくれています。ちょっとモヤモヤする女友達との関係を吹き飛ばしたいあなたは、ぜひ本誌をチェック!

モア12月号
MORE2017年12月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材・原文/井上ハナエ 撮影/布施鮎美 ※モア読者181名に調査