冬も不調しらずなボディに♡ 大人女子に知ってほしい「冷えとり朝活」テクニック!
あの手この手で温める! 不調知らずの冷えとり朝活テクニック♡
どうせ冷えはなおらないからと諦めていませんか? 渡邉賀子先生とホリスティック美容家の岸紅子さんが、毎朝手軽にできる冷えとり対策をレクチャー!
【教えてくださったのは……】 ●渡邉賀子先生 『帯山中央病院』理事長、『麻布ミューズクリニック』名誉院長。日本初の「冷え症外来」を開設。著書に『オトナ女子のためのホッと冷えとり手帖』など ●岸 紅子さん ホリスティック美容家。『日本ホリスティックビューティ協会』代表理事。メディア出演や著書などを通じて、温活・菌活・腸活といったセルフケアの考え方を提唱している
【7:00@ベッドの中で】目覚めたらベッドの中で伸び&カーテンを開けて深呼吸!
「最も体温が低い早朝。目覚めたら、手の指を広げ、足の甲をそらして思いきり伸びをすると血流が活発に。一日の冷えも軽くなります」(渡邉先生)。「起きたらカーテンを開け、日光を浴びながら深呼吸を。セロトニンが分泌され、交感神経がオンになることで、自律神経の切替えがスムーズに」(岸さん)
【7:30@出かける準備】体が冷える前に適所へ使い捨てカイロを
「使い捨てカイロは、体が冷える前に貼るのが正解。まずは、仙骨の上(腰)あたりに1 枚貼り、下半身の冷えを予防。手足の冷えが気になる人は、肩甲骨の間にも1枚。肩&首こり解消、顔色アップに効果的です。さらに、お腹まわりの冷えが気になる場合は下腹部にも。上下で温めることで、全身の代謝がよくなります」(渡邉先生)
【8:15@ 朝食】温かいたんぱく質で体と脳を目覚めさせる
「朝食をとることは体と脳を目覚めさせ、全身にエネルギーを届けてくれる大切な生活習慣。豆腐のみそ汁や納豆といった大豆製品、ゆで卵、チーズトースト、ホットミルクなど筋肉の材料にもなるたんぱく質を加熱調理したものがおすすめです。朝食をとる習慣がない人は、最初は胃もたれしやすいので、食欲がなければ無理せず白湯などの温かい飲み物から始めてもOK」(渡邉先生)
熊本県産の乾燥野菜。みそ汁に加えるだけで具だくさんに。玉ねぎ、白菜、小松菜をブレンド。みそ汁HOSHIKO 10g¥280/野彩八巻
【9:30@ 出勤】骨盤底筋を意識してお尻をキュッ
「骨盤底筋を鍛えると子宮内のめぐりがよくなるので、冷えがちな骨盤内を温める効果が。膣をキュッと引き上げるようにお尻に力を入れる→ゆっくり力を抜く、を数回繰り返します。不調の出やすい生理前はもちろん、電車やバスでの移動中、コピーを取る間など日常の習慣に。ただし、生理中は避けたほうがベター」(岸さん)
冬の2大不調に、今年こそ勝ちたい! 冷えと腸をスッキリさせよう!!
MORE2017年12月号では、女性が悩む「腸」&「冷え」についての特集が! 毎日できるカンタンな冷え取り方法から、今話題の腸内フローラの増やし方まで、役に立つ情報がいっぱい。ぜひとも本誌でチェックして。
MORE2017年12月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材・原文/国分美由紀 イラスト/平垣内千鶴子