モア世代のセックスレス体験記:新婚なのになぜ? 自分から誘うのはもう疲れました……
これがリアルなモア世代のセックスレス事情
今や、セックスレスになるのはモア世代も例外ではないのが現実。経験者が赤裸々に語ってくれたのは、「仲がいいカップルに、ある日突然降りかかってきたセックスレス」問題なんです。ちょっとしたことが“レス”の引き金になるなんて……。
ラブラブだったはずなのに……自分から誘うのはもう疲れました
真奈さん(仮名、保険会社勤務・29歳)
結婚歴1年
セックスは1年ほどなし
結婚歴1年
セックスは1年ほどなし
大学生の時につきあい始めた2歳年上の彼とはラブラブで、2〜3週間に1回はセックスをしていました。長い間つきあっていましたが、両親の考えもあって結婚するまでは同棲はせず、お互いひとり暮らし。彼と私の家を行ったり来たりして、セックスをするのはどちらかの家かホテルでといった感じでした。そんな大好きな彼と結婚したのは、約1年前。プロポーズされた時は本当にうれしくて、私にもついに幸せの絶頂期到来! とウキウキ。でも、いざ結婚して一緒に暮らし始めた途端、セックスレスに陥ってしまったんです……。
彼は交際期間中から終電まで働いているような忙しい人でしたが、結婚後により忙しくなってしまい、セックスの時間が取れなくなってきました。初めはセックスがしばらくないことに寂しさを感じつつも忙しさが落ち着いたら復活するだろうと楽観視していました。しかし、2カ月、3カ月、半年とどんどん月日は過ぎていき、今でちょうど1年セックスレス状態が続いています。この1年の間に彼の前でもきちんとおしゃれをしたり、ボディタッチをしたり、ストレートにしたいと何度か私から誘ってみたもののやんわりと「今日は疲れているから」、「仕事が残っているから」、「また今度ね」と断られ続けて、今ではこちらから誘うのも疲れてしまい、悶々とした毎日を過ごしています。正直、新婚早々にセックスレスになったなんて、なんとなく恥ずかしくて友達にも相談できずにいます。そんなところも私のフラストレーションをためさせているように思います。私も働いているので、今すぐに子供が欲しいというわけではないのですが、いずれは子供を欲しいと思っています。だけど、このままの状態が続けば子供をつくることは難しいし、やっぱり女性としてこのままずっとセックスがないのはとても寂しく、考えられません。
彼のことを嫌いになったわけではないけど、やっぱり離婚したほうがいいのかな? とふとした時に考えてしまいます。彼と話し合いをしたほうがいいのかもしれませんが、ナイーブな問題でどうしても話を切り出せず……。今はただ多忙で彼の性欲が減退している時期なのか? 私に女性を感じなくなってしまったのか? まさか浮気? と悪い妄想だけが膨らむばかり。最近はこのことについては考えるのをやめ、仕事に邁進しています。今の状況をどうにかしたいとばかり考えてしまうと、どうしても下向きな考えになってしまうので。もう少し彼の様子をうかがいつつ、これからのふたりについて落ち着いて考えたいと思っています。
彼は交際期間中から終電まで働いているような忙しい人でしたが、結婚後により忙しくなってしまい、セックスの時間が取れなくなってきました。初めはセックスがしばらくないことに寂しさを感じつつも忙しさが落ち着いたら復活するだろうと楽観視していました。しかし、2カ月、3カ月、半年とどんどん月日は過ぎていき、今でちょうど1年セックスレス状態が続いています。この1年の間に彼の前でもきちんとおしゃれをしたり、ボディタッチをしたり、ストレートにしたいと何度か私から誘ってみたもののやんわりと「今日は疲れているから」、「仕事が残っているから」、「また今度ね」と断られ続けて、今ではこちらから誘うのも疲れてしまい、悶々とした毎日を過ごしています。正直、新婚早々にセックスレスになったなんて、なんとなく恥ずかしくて友達にも相談できずにいます。そんなところも私のフラストレーションをためさせているように思います。私も働いているので、今すぐに子供が欲しいというわけではないのですが、いずれは子供を欲しいと思っています。だけど、このままの状態が続けば子供をつくることは難しいし、やっぱり女性としてこのままずっとセックスがないのはとても寂しく、考えられません。
彼のことを嫌いになったわけではないけど、やっぱり離婚したほうがいいのかな? とふとした時に考えてしまいます。彼と話し合いをしたほうがいいのかもしれませんが、ナイーブな問題でどうしても話を切り出せず……。今はただ多忙で彼の性欲が減退している時期なのか? 私に女性を感じなくなってしまったのか? まさか浮気? と悪い妄想だけが膨らむばかり。最近はこのことについては考えるのをやめ、仕事に邁進しています。今の状況をどうにかしたいとばかり考えてしまうと、どうしても下向きな考えになってしまうので。もう少し彼の様子をうかがいつつ、これからのふたりについて落ち着いて考えたいと思っています。
取材・文/海渡理恵 イラスト/いとうひでみ