恋のお悩みが多い20代女子。生涯のパートナーに出会えた人は、どんなことをしたの? 幸せな結末を迎えた体験者から、その秘訣をおすそ分け♪
「週3合コン」のモテる女子が学んだ、結婚の画像_1

元ムテ期代表 結衣さん(29歳・広告)の場合

ムテ期とは…
空前絶後のモテ期到来にもかかわらず、心にはぽっかり穴があいてモヤモヤしている時期のこと。
社会人になり、急にモテ始めるタイプに多い。男性との出会いには困らず、むしろ選択肢はあるほうなので、一見、恋の“無敵”モードだが、つきあう男性をひとりに絞れないことや、同性からは敵視されることも多く、意外と心がすり減っている。恋愛はできても結婚のイメージがわかない、熱しやすくさめやすいので続かない、そんな悩みも。

「何人もの男性をサンプリングしたからこそ出会えた運命の人」

「中学生から大学生まで女子校育ちの私がモテ期に突入したのは、社会人になってから。複数の男性から連絡先を聞かれたり、ごはんに誘われたりすることが急激に増えたんです。学生時代の恋愛経験の少なさを挽回するチャンスだと思い、週3回は合コンに参加。どんなメンバーでも毎回、「参加者の中でいちばん素敵だと思った男性と連絡先を交換する」という目標を自分に課して、積極的に出会いを広げました。そして、商社マン、医師、起業家など、ありとあらゆる職種の男性とデートをすることで、自分にとってベストな男性像を明確にできただけでなく、何より自分自身のことを深く知ることができたんです。「ごはんをおいしそうに食べるね」とか「聞き上手だよね」など、ほめてもらえる部分には共通点がある。おかげで、“自分らしく好かれるコツ”がつかめたので、疲れずに恋愛を進めることができたと思います。

私がいろんな男性とデートをしている一方で、25歳を過ぎると友達の結婚ラッシュが到来。好きな人をひとりの人に絞れない私は、もしかして結婚に向いていないのかもと悩み始めました。でも、母に相談した時、「いろんな人との出会いが必ず人生の糧になる」と背中を押してもらえたことで、もやもやとした悩みから解放されました。

そうして出会えたのが今の夫。直してほしい部分もたくさんあるけど、完璧な人なんていない。数多くの経験で、自分の恋愛傾向や真に求める人が見えてきたからこそ結婚にたどり着きました。結婚ラッシュに焦りすぎず、自分らしい方法で相手を見つける目を養うのもひとつの手だと思います」
取材・原文/海渡理恵 イラスト/エヒラナナエ ※モア世代(23~30歳)の女性100名にインターネットによるアンケート調査を実施