恋のお悩みが多い20代女子。生涯のパートナーに出会えた人は、どんなことをしたの? 幸せな結末を迎えた体験者から、その秘訣をおすそ分け♪
“元彼が忘れられない女子”を結婚に導いたの画像_1

元ズリ期代表 美咲さん(32歳・会社員)の場合

ズリ期とは…
思いを断ち切るなんて、そんなの無理に決まってる! と、過去の恋愛を引きずっている時期のこと。元彼のことを引きずっていたり、今の彼が自分にとってベストな相手か悶々と考えていたり、片想いをずっと続けて進展させられないタイプの人。不倫をずるずると続けているなど、アブノーマルな恋にハマって抜け出せずにいる状態もこのタイプ。仕事熱心な、真面目な女性こそ陥りやすい傾向あり!?

「ひとりで悩みを抱え込んで、井の中の蛙状態に」

「元彼は2歳年上でした。つきあい始めたのは、私が大学3年生の時。翌年からは、彼の転勤で遠距離恋愛がスタート。毎日電話をして、月1〜2回は彼が私に会いに帰ってきてくれるほど関係は良好でした。それから2年後、彼の転勤が終了し、遠距離恋愛もやっと終わったと喜んだのもつかの間、「一緒にいることに疲れた」という理由で突然、彼に別れを告げられたんです。彼と絶対結婚すると思っていたので、どん底まで落ち込みました。毎日、スマホで「復縁 方法」と検索する日々……。

心配した女友達が、「失恋の傷は新たな恋で癒す」というスローガンのもと、合コンに誘ったり男友達を紹介してくれたんです。そうして出会いの機会は増えたものの、出会う人全員、元彼と比較してしまいうまくいかない! しまいには、心身共に疲弊し体調を崩してしまったほど。恋人探しをしばし休もうとした時、会社の同僚だった今の夫が彼候補に急浮上したんです! 灯台下暗しとはまさにこのことで、恋の相談をしているうちに意気投合。でも、男性として意識するようになっても、元彼との比較ぐせが抜けず……。恋人づきあいに踏み込めないという状態がしばらく続きました。そんな時に友達が、客観的に見た今の夫と私の相性のよさを根気強く教えてくれたんです。そこで、自分がいかに凝り固まった考え方をしていたか気づくことができました。

過去の恋や自分の考え方にとらわれすぎず、友達の助けを素直に借りてみる。そうして視野を広げたり、新しい出会いへと行動してみることがズリ期脱出の鍵のひとつかもしれません」
取材・原文/海渡理恵 イラスト/エヒラナナエ ※モア世代(23~30歳)の女性100名にインターネットによるアンケート調査を実施