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背伸びしない生き方に共感! 川口春奈の「オフ可愛い」インタビュー
“オフ可愛い”です! はるなさん!
撮影中、突然ぴょーんとジャンプしてみたり、くるくる回っておどけた表情を見せたり……。いつ会ってもチャーミングな川口春奈さん。無理にスイッチをオンにしない、そんな彼女の魅力を“オフ可愛い”とMOREは名づけてみました。そこにいるだけでハッピーが波及する飾らない“はるなさん”をご堪能あれ。
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ここ数年で本当に心地いい“自分らしさ”を確立。だから迷わないし、潔い。川口春奈さんのファッションとメイクのベーシックについて。
服は自分の心地よさのために着るもの。好きなものを長く着たい
ファッションはすごくシンプル。流行よりも長く着られる服を選ぶことが多いです。基本、抜け感があってシンプルな服が好き。10代の頃はとにかくなんでも着てみたくて派手な柄のファーとか目立つアクセサリーをつけていたことも(笑)。それはそれで可愛くて楽しかったけれど、ここ2、3年は白Tとデニムがマイベーシックになりました。気に入ったものはとことん着るし、好きなものに囲まれていて満たされているから、あまり物欲がなくなったかも。ただ、キュン♡ とする直感みたいなものはすごく大事にしていて「このピンク、本当に着るかな……」と思っても、ときめいたら買っちゃう! いつもと違う自分を引き出してくれるアイテムになるかもしれないから。おしゃれは自己満でいいと思うし、「こう見られたい」と媚びるのも苦手。年齢を重ねるほどに、もっと自分らしさが出てくるんじゃないかな。
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メイクも基本的に薄づきのナチュラルが好き。セルフメイクは下地だけでファンデーションもほとんど塗らないし、リップで唇に軽く色をのせるくらいで出かけちゃう。髪もしっかり巻くよりザクッと無造作に結んでいるほうが力が入っていなくて、昔から素敵だなーって思います。つくり込みすぎている顔よりも、背伸びしていない素が見えるほうが人としても信頼できるし、抜け感から出る色気もきっとあると思うから。ただね、忙しい時は肌はカサカサ、目もとのくまがすごいことも……。お仕事を休むわけにはいかないから、そういう時はもう、開き直り! 調子が悪い自分も受け入れて抗わない! 人間だしね(笑)。
コンビネゾン¥42900/TOMORROWLAND(BACCA) 靴¥9900(マドモアゼル ロペ)・ネックレス¥22000(ハルポ フォー マドモアゼル ロペ)/MADEMOISELLE ROPÉ バッグ¥24200/シップス 渋谷店(ヴィオラドーロ × シップス) 帽子¥30800/シップス 大宮店(マサカズ フルサワ) メガネ¥41800(メガネアンドミー)・ブレスレット¥178200(オー)/ハルミ ショールーム
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「意外と普通じゃん」って思われたい。“女優らしくない”女優の親近感しかわかないマインドの秘密。
■人見知りも個性
人づきあいに関しては全然上手じゃないし、実は友達もそんなに多くないんです。人との壁やバリアを取り払うまでに時間がかかるタイプなのでもっとうまくなりたいっていう思いは常にある。でも、その場しのぎの会話も好きじゃないから、頑張りすぎてストレスを感じるくらいなら「無理にしゃべらなくていいかも?」とも思っちゃう。コミュニケーションを取るのが苦手でも、仲よくなるまでに時間がかかっても、それは私の個性のひとつ。正直でいたいと思っています。
■嘘はないけど責任感はある
発信力や影響力がある立場として「みんなのお手本でいなくちゃ」とか、「みんなをがっかりさせちゃいけない」みたいな責任感はもちろんあります。それにやっぱり、憧れられる存在でいたいし好きになってもらいたいですしね。そのために何か計算をしたり嘘をつくことは絶対にしないけど、すべてを見せすぎちゃうのもよくないかなとは思っていて。“ちょっとだけ”ミステリアスなほうがみんなに興味を持ってもらえる気がするから。
■オブラートに包まないリアルな自分を知ってほしい
テレビに出ているという職業柄、すごく遠い存在に見られてしまうことも多くて。メディアに出る時はキレイにしてもらっているけれど、女優である前に人間だし、肌が荒れることもある、どこにでもいる女の子。そんな飾っていない私を見て「頑張ろう!」と思ってもらいたくてYouTubeを始めました。あそこに映っている私は本当に素顔の私だし、オブラートに包んでいないリアルな姿。「意外と普通じゃん」って思って身近に感じてもらえたらうれしいです。
Tシャツ¥10450/TICCA シャツ¥16500・パンツ¥16500/スピック&スパン ルミネ有楽町店(ファイブ アンド ハーフ) 靴¥12100/Ungrid バングル(18KWG)¥327800/ハルミ ショールーム(オー)
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仕事モードの時は役をまとっていたり表現の世界に入り込んでいるので、何も気にせずに自分のありのままで好きなことにチャレンジできるYouTubeは息抜きの場にもなっています。ただ、最近、意外な発見もあって。私の動画を観てくださった監督から「YouTubeで○○をしていた時みたいなナチュラルな表情が撮りたいんだよね」とお芝居の現場で言われることが増えたんです。インスタグラムやYouTubeって「私はこういう人です」みたいな説明にもなるし、ある意味名刺代わりになっている気がします。