誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は川越で人気のさつまいもスイーツについて。川越といえば埼玉でも屈指の観光地ですが、その街中で多く見かけるのがさつまいもを使ったスイーツ。川越でさつまいも、そんなにたくさん作られているの? 調査結果を報告します!

歴史は江戸時代にさかのぼります

Q.川越にさつまいもスイーツが多いのはなぜ?

A.江戸時代に盛んにさつまいもが作られていました
川越は江戸時代にさつまいも作りが大変盛んで、江戸へ焼いも用のさつまいもを流通していたそうです。江戸でさつまいもがブームになったことをきっかけに、川越のさつまいもが一気に有名になりました。江戸ー川越間の距離が十三里だったことから、川越のさつまいもは「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と呼ばれていたそうです。今ではさつまいも生産量は少なくなりましたが、その後もさつまいもの加工店や販売店は年々増えていったと聞いています。

いも恋 川越 さつまいも 菓匠右門 

いも恋 ¥200/菓匠右門

小麦粉と餅粉で作った生地に、輪切りのさつまいもと北海小豆の粒あんを包んで蒸し上げたもちもちの蒸し饅頭で、ひとつひとつ手作業で作っています。でき立ての一番おいしい状態で食べてほしいので、レンジや蒸し器で温めることを推奨しています。冷蔵で5日間、冷凍で長期保管も可能です。

教えてくれたのは……菓匠右門

1998年に川越に設立、川越ならではのさつまいも菓子はもちろん、和菓子屋ならではの四季にあわせた季節菓子を提供しています。埼玉県内に7店舗(川越6店舗、さいたま市1店舗)直営店舗があり、それぞれ特徴を持った店舗運営をしています。

■問い合わせ℡:049-226-2771

『菓匠右門』公式サイトはこちら