【菊池風磨 田中樹】“ふまじゅり”の友愛がさく裂！ 舞台『DREAM BOYS』レポ
ゲネプロ＆記者会見の様子をお届け！
9月8日から、菊池風磨（Sexy Zone）主演、 田中 樹（SixTONES）共演の『DREAM BOYS』が開幕！ 初日に行われたゲネプロと、ヴァサイェガ渉、川﨑皇輝、北川拓実、織山尚大、黒田光輝（５人とも少年忍者）も登壇して行われた記者会見の様子をお届けします♪
舞台『DREAM BOYS』とは
ボクサーを目指していたふたりの少年の絆と成長を描いた舞台。2004年1月に、ジャニー喜多川氏が作・構成・演出、滝沢秀明さん主演で初演して以来、17年にわたって愛されてきた伝説の舞台。過去には、亀梨和也さん（2004～2012年主演）、玉森裕太さん（2013～2018年主演）、岸優太さん（2019～2021年1月主演）らを中心に、毎年さまざまな組み合わせで演じられてきました。そして2021年、菊池風磨さん主演、ライバルであるチャンプ役を田中樹さんが務め大きな話題に。昨年はコロナ禍の影響で1幕構成だったのが、今年は再びこのコンビで、2幕構成にパワーアップして公演することに……！
あらすじは
かつて、ライバル兼親友としてボクシングに励んでいたフウマ（菊池風磨）とジュリ（田中樹）。しかし、二人が対戦する決勝戦でフウマは突如試合を放棄。現在は、芸能プロデューサー・エマ（鳳蘭）のもとでタレントとして活動中だ。一方、ジュリはチャンピオンとしてボクシング界に君臨し続けていた。
ある日、プロデューサーのマリア（紫吹淳）が、チャンプ・ジュリの半生を映画にするという企画を立ち上げ、フウマが主役に抜擢される。だが、事件が起こり、フウマがその全てを一人で引き受けて逃走する。様々な思惑が絡み合う中、フウマとジュリの夢と友情の行方は――。
ある日、プロデューサーのマリア（紫吹淳）が、チャンプ・ジュリの半生を映画にするという企画を立ち上げ、フウマが主役に抜擢される。だが、事件が起こり、フウマがその全てを一人で引き受けて逃走する。様々な思惑が絡み合う中、フウマとジュリの夢と友情の行方は――。
ゲネプロ：菊池風磨と田中樹だからこその説得力ある舞台
菊池さんと田中さんの“筋肉美のぶつかり合い”。
体を張ったアクションシーン。
菊池さんの甘く優しい歌声。
田中さんの迫力のあるパワフルな歌声＆ラップ。
見どころを挙げたらキリはありませんが、昨年もゲネプロ取材をしたライターKが、今回のゲネプロを見ての感想をお伝えいたします。
体を張ったアクションシーン。
菊池さんの甘く優しい歌声。
田中さんの迫力のあるパワフルな歌声＆ラップ。
見どころを挙げたらキリはありませんが、昨年もゲネプロ取材をしたライターKが、今回のゲネプロを見ての感想をお伝えいたします。
菊池風磨 ゲネプロより
菊池風磨の、心に焼きつく表情演技
2021年に引き続き出演しているメンバーが多いため、歌、ダンス、芝居、などすべてがレベルアップしていました！ とくに、各々の役柄への理解度の深まりがハンパなかったです!!
菊池さん演じるフウマは、その表情にぜひ注目を。
周囲に向けるクールな表情。
自分に惜しみない献身と愛情を注いでくれる弟分のコウキ（川﨑皇輝）に向ける、慈愛に満ちた穏やかな表情。
何かを引き受ける時の、腹をくくる熱く揺るぎのない表情。
シーンに応じて変化するフウマの表情は、何よりも雄弁。最後の最後まで観客の胸をぎゅっと掴み、離してくれません。
菊池さん演じるフウマは、その表情にぜひ注目を。
周囲に向けるクールな表情。
自分に惜しみない献身と愛情を注いでくれる弟分のコウキ（川﨑皇輝）に向ける、慈愛に満ちた穏やかな表情。
何かを引き受ける時の、腹をくくる熱く揺るぎのない表情。
シーンに応じて変化するフウマの表情は、何よりも雄弁。最後の最後まで観客の胸をぎゅっと掴み、離してくれません。
菊池風磨と田中樹 ゲネプロより
田中樹の、色気と神々しさ
田中さん演じる獰猛なチャンピオン・ジュリは、昨年よりも200％増しの色気（ライターK調べ）で演じていました。
とある大きな“爆弾”を抱えつつも、ボクシングに挑み続ける孤高のジュリ。そのストイックな姿は、ギリギリのところで勝負し続ける者だけが持つ、危うい魅力にあふれていました。その危うさは次第に神々しさへと変化して……。素晴らしかったです。
現実でも、舞台の上でも、“ライバル兼親友”である菊池さんと田中さん。そんなふたりだからこそ、物語のすべてに説得力があります。
相手を思いやっているからこそ生じる、ヒリヒリするような空気感。笑い合って抱き合う、過去のふたりのシーン。フウマとジュリがともに過ごした年月が育んだ絆、生じた軋轢が、痛いほどに伝わってきます。
とある大きな“爆弾”を抱えつつも、ボクシングに挑み続ける孤高のジュリ。そのストイックな姿は、ギリギリのところで勝負し続ける者だけが持つ、危うい魅力にあふれていました。その危うさは次第に神々しさへと変化して……。素晴らしかったです。
現実でも、舞台の上でも、“ライバル兼親友”である菊池さんと田中さん。そんなふたりだからこそ、物語のすべてに説得力があります。
相手を思いやっているからこそ生じる、ヒリヒリするような空気感。笑い合って抱き合う、過去のふたりのシーン。フウマとジュリがともに過ごした年月が育んだ絆、生じた軋轢が、痛いほどに伝わってきます。
囲み取材：“ツン”と“デレ”と“笑い”が大渋滞
ゲネプロ終わりの挨拶では、「皆さんにお願いが……」といきなり切り出す田中さん。「風磨が座長ではあるんですが、これからいろいろと取り上げていく時に“田中樹”を前にお願いできると……。ええ、世の中を印象操作していこうと」と茶目っ気たっぷりにアピール（笑）。そんな田中さんをニコニコ見つめる菊池さんの姿も印象的でした。
（左から）織山尚大、川﨑皇輝、田中樹、菊池風磨、ヴァサイェガ渉、北川拓実、黒田光輝
菊池＆田中コンビでの『DREAM BOYS』公演は2021年に引き続き２回目。「この1年、お互いにいっぱいお仕事をさせていただきましたけど、その記憶も一旦違うところにいって、パラレルワールドで俺らずっとドリボやってるみたいな（笑）」と、去年から“ドリボ”が続いているような感覚だったという菊池さん。
それを聞いた田中さんは、菊池さんの多忙さについてひとしきり語った後、「で、今日のゲネプロで初めて風磨と舞台で通してやったんですけど、ちゃんと風磨が仕上げて来た。そういった意味ではやっぱり、さすがだなってあらためて思いました」と相方をほめる。
すると、菊池さんは「（田中に対して）去年に引き続き意外としっかりしているんだなと思いましたね。……あとはやっぱり黒髪の方がいいよね！ それを言うなら、もう少し短い方が好きだけど！」と、まるで褒められたことへの照れ隠しのように、田中さんの髪型について言及しました（笑）。
それを聞いた田中さんは、菊池さんの多忙さについてひとしきり語った後、「で、今日のゲネプロで初めて風磨と舞台で通してやったんですけど、ちゃんと風磨が仕上げて来た。そういった意味ではやっぱり、さすがだなってあらためて思いました」と相方をほめる。
すると、菊池さんは「（田中に対して）去年に引き続き意外としっかりしているんだなと思いましたね。……あとはやっぱり黒髪の方がいいよね！ それを言うなら、もう少し短い方が好きだけど！」と、まるで褒められたことへの照れ隠しのように、田中さんの髪型について言及しました（笑）。
また、フォトセッションでは、
田中：（カメラと出演者の立ち位置の距離が）遠くない？ 前に出ようか？
菊池：ほしいのは“ガッツポーズ”でしょ。
田中：笑顔でね！
と報道陣が撮影しやすいように調整してくれました。
また、後輩のコメントに対しても“ツン”多めの愛あるツッコミを入れて盛り上げていました。
田中：（カメラと出演者の立ち位置の距離が）遠くない？ 前に出ようか？
菊池：ほしいのは“ガッツポーズ”でしょ。
田中：笑顔でね！
と報道陣が撮影しやすいように調整してくれました。
また、後輩のコメントに対しても“ツン”多めの愛あるツッコミを入れて盛り上げていました。
菊池＆田中のツッコミ４連発！
出演者たちのチームワークのよさが伝わってくる、菊池＆田中によるツッコミ４連発をお届けします（笑）！
ツッコミ１：【冷静かつ的確なツッコミ】
川﨑：僕たちもグループとして出演させていただくのは2年目になるんですが、去年が楽しかったので、今年も出演させていただけることが本当に嬉しいです。今年も全力でおふたりを盛り上げたいという意気込みで稽古をやってきましたので、これから頑張っていきたいと思います。
菊池：……落ち着き方が30代だよね（笑）。
菊池：……落ち着き方が30代だよね（笑）。
ツッコミ２：【すっとぼけるふたり】
織山：去年も出させていただいたのですが、ずっと出たかった舞台なので今年も出られることが嬉しかったです。樹くんも風磨くんもすごく優しくしてくださって、毎日楽しくやれています。
菊池：樹、優しくした？
田中：俺はしてない。風磨は？
菊池：俺も優しくしてない。
田中：この人、嘘ついてます！
織山：いやいや、ついてませんよ！（びっくり＆必死）
菊池：（記者の）皆さーん、虚偽の報道に加担することになりますよ！
菊池：樹、優しくした？
田中：俺はしてない。風磨は？
菊池：俺も優しくしてない。
田中：この人、嘘ついてます！
織山：いやいや、ついてませんよ！（びっくり＆必死）
菊池：（記者の）皆さーん、虚偽の報道に加担することになりますよ！
ツッコミ３：【意味深】
ヴァサイェガ：風磨くんと樹くんとは、僕がちっちゃい頃から仲よくさせてもらっていて、すごく大好きな先輩と一緒に出られて嬉しいです。去年よりパワーアップしたものを見せられたら……。
菊池：そんなに言うんだったら、身長も遠慮しろよ（笑）。
ヴァサイェガ：もうちょっと伸びたいんですよ！
菊池：もうちょっと伸びたいのは……身長？
菊池：そんなに言うんだったら、身長も遠慮しろよ（笑）。
ヴァサイェガ：もうちょっと伸びたいんですよ！
菊池：もうちょっと伸びたいのは……身長？
ツッコミ４：【息の合った無言というツッコミ】
北川：今年も少年忍者、ジャニーズJr.として「DREAM BOYS」に出演させていただくということで、嬉しく思います。今回2年目ということで、お芝居だったりパフォーマンスでももっと成長した姿を見せたいですし、主演の風磨くんやチャンプ役の樹くんの背中を見て、吸収できるものはたくさん吸収していきたいと思います。よろしくお願いします。
菊池＆田中：……。
黒田：今年もこの大きな帝国劇場という舞台で、風磨くんと樹くんの後ろで舞台に立てることがすごく嬉しく思っています。今年は僕ら5人以外にも6人の少年たちがいるんですけど、少年忍者と7 MEN 侍で先輩たちを押しつつ、「DREAM BOYS」というすごい舞台を盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします！
菊池＆田中：……。
菊池＆田中：……。
黒田：今年もこの大きな帝国劇場という舞台で、風磨くんと樹くんの後ろで舞台に立てることがすごく嬉しく思っています。今年は僕ら5人以外にも6人の少年たちがいるんですけど、少年忍者と7 MEN 侍で先輩たちを押しつつ、「DREAM BOYS」というすごい舞台を盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします！
菊池＆田中：……。
全身全霊、 “夢見る少年たち全員”で走り抜ける
菊池節と田中節が絶好調だった会見の最後には、ドリボファンに向けて熱いメッセージが送られました。
田中：帝国劇場に立たせていただけることに、そして足を運んでくださるお客様一人ひとりに感謝して、1か月間、ケガなく全員で走り抜けたいです。僕たちなりの『DREAM BOYS』を全身全霊お届けするので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
菊池：歴史ある劇場で僕たちが名を残せるように、一生懸命、真摯に向き合って、戦っていけたらなと思っております。最高の舞台を、夢見る少年たち全員で走り抜けたいと思いますので、皆さんどうぞよろしくお願いします！
菊池さんが座長としての思いを帝国劇場の舞台からファンへ送り、幕を閉じました。
“今”の菊池さんと田中さんでなければ生み出せない今回の『DREAM BOYS』をお見逃しなく！
■帝国劇場『DREAM BOYS』公式サイト：https://www.tohostage.com/dreamboys/
田中：帝国劇場に立たせていただけることに、そして足を運んでくださるお客様一人ひとりに感謝して、1か月間、ケガなく全員で走り抜けたいです。僕たちなりの『DREAM BOYS』を全身全霊お届けするので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
菊池：歴史ある劇場で僕たちが名を残せるように、一生懸命、真摯に向き合って、戦っていけたらなと思っております。最高の舞台を、夢見る少年たち全員で走り抜けたいと思いますので、皆さんどうぞよろしくお願いします！
菊池さんが座長としての思いを帝国劇場の舞台からファンへ送り、幕を閉じました。
“今”の菊池さんと田中さんでなければ生み出せない今回の『DREAM BOYS』をお見逃しなく！
■帝国劇場『DREAM BOYS』公式サイト：https://www.tohostage.com/dreamboys/
撮影／新谷真衣 文／中川 薫
