藤原さくらさん、一番好きな漫画は『鋼の錬金術師』「自分を強く持つことを教えてくれる」
仕事、友情、好きなもの……きっかけをくれたのはあの漫画だった。“エンパワメント”コミックガイド
人生において大切なことを教えてくれたり、癒されたり、背中を押されたり……。漫画好きのあの人が影響を受けた作品を大公開。読めばきっとパワーチャージできるはず!
ミュージシャン・俳優 藤原さくらさん
「小学生の時に読み始めて、自分でも描いていました。その漫画愛は、大人になるほどに加速。今、並行して読んでいる作品は数えきれない! 毎晩、寝る前に読むのがルーティンです」(藤原さん、以下同)
ニット¥44000・パンツ¥36300/ジョイスアディッド(グジャン) その他/スタイリスト私物
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藤原さくらさんプロフィール
ふじわら・さくら●1995年12月30日生まれ、福岡県出身。2015年にメジャーデビュー。役者としても活動し、ヒロインを務めるドラマ『束の間の一花』(日本テレビ系ほか)が放送中。11月9日にシングルEP『まばたき』をリリースした
生き方を振り返る機会をくれた3冊
『束の間の一花』タダノなつ(講談社)
「コロナ禍に出合った作品で、余命宣告を受けた者同士のラブストーリー。ふたりの姿を見ると、『どう生きるか』を考えさせられます。人生において当たり前のことはひとつもないし、やりたいことをやる勇気が出ます」
『鋼の錬金術師』荒川 弘(スクウェア・エニックス)
「いちばん好きな漫画。主人公のエドワード・エルリックが、自分を犠牲にしてまでも誰かを守ろうとする姿勢や生きざまがカッコいい。1巻で最愛の人を亡くし、絶望する人にエドがかけた言葉は、自分を強く持つことを教えてくれます」
©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX
©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX
『大丈夫倶楽部』井上まい(レベルファイブ)
「生きているとメンタルが落ちることも。この漫画の主人公は、そこから大丈夫になるための方法を日々考え、実践していて素敵だなと。気持ちを切り替えるために、掃除をしたり、旅に出たり……行動を起こすきっかけをくれます」
関連リンク
撮影/森脇裕介 ヘア&メイク/筒井リカ スタイリスト/岡本さなみ 取材・原文/海渡理恵 ※MORE2023年1月号掲載