本屋大賞受賞作家の新たな代表作『その扉をたたく音』【おすすめ本】

最近発売された本の中から、おすすめを厳選して紹介!

最近発売された話題の本から、3冊のおすすめをご紹介します。

『戦前尖端語辞典』平山亜佐子 〈絵・漫画〉山田参助

おすすめ本。『戦前尖端語辞典』平山亜佐子 〈絵・漫画〉山田参助
「お年寄りには言葉が通じない」。そう突き放してしまったことはないだろうか。しかし、「しか勝たん」「あたおか」なんて新語同様に、「ガッカリアイエン人(既婚者)」「アマショク(新婚夫婦)」「とんぼりガール(モダンガール)」など、戦前にも“尖端”な言葉があったとか。戦前の新語を集めた本書をめくると、先人たちへの愛おしさが増すかも。(左右社 ¥1980)

『失われた賃金を求めて』イ・ミンギョン 〈翻訳〉小山内園子、すんみ

おすすめ本。『失われた賃金を求めて』イ・ミンギョン 〈翻訳〉小山内園子、すんみ
韓国で働く女性に本来支払われるべきだったのに払われず、消えてしまったお金。そんな失われた賃金の行方を追った本書からは、男女賃金格差がOECD加盟国中「不動のワースト1位」(日本はワースト2位)となっている同国の、男女格差が透けて見えてくる。同じ労働をして同じ対価をもらう。“稼ぐ”ということをもう一度見つめ直す一冊。(タバブックス ¥1870)

『その扉をたたく音』瀬尾まいこ

おすすめ本。『その扉をたたく音』瀬尾まいこ
夢を捨てる時はいつなのか。捨てられなかったものは、本当に夢だったのか。ミュージシャンの道を諦めきれず、ダラダラと過ごしていた本書の主人公・宮路は、老人ホームから聴こえてきたサックスの音色に誘われ、ホームに通うようになる。そこで出会った入居者たちの“生きる力”と音楽が持つ優しさに、「自分の足で立つ」とは何かを教えられる。(集英社 ¥1540)

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