佐藤栞里がMOREの表紙を飾った気持ちって? 長すぎるエピローグ、読んでください!

佐藤栞里、MOREの表紙を飾ることはたまらなくうれしくて

白いブラウスを着た佐藤栞里
佐藤栞里「らしさ」のカタチ
“ずっと大切にしたいもの”が、見えてきた気がする。 

『ジャーナル スタンダード ラックス』のパンツ・『ROKU』のブラウス・『エルメス』のブレスレット/栞里私物
シャツを着て黒縁メガネをかけた佐藤栞里
なんとなく好きだからとか、ただはやってるから、だけじゃなくて。ちゃんと自分に“しっくり”くるものやことを見極められる人、そしてそれを大事にしていける人。そんな女性をテーマに、佐藤栞里をひもといてみた。毎日のおしゃれのこと、ウキウキできる美容のこと、そして仕事のこと。いろいろ悩みながらたどり着いた、彼女の等身大の現在地。

『ヤーモ』のセットアップ・『オープンエディションズ』のエコバッグ・『ジュリアスタート オプティカル』×『ハイク』のメガネ・所ジョージさん手作りのバングル/栞里私物
メガネをかけて喫茶店でクリームソーダを飲む佐藤栞里
『セリーヌ』のバッグ・『ジャガー・ルクルト』の時計・『ROKU』のつけ衿とトップスとパンツ・『アヤメ』のメガネ・『ASAMIFUJIKAWA』のリング/栞里私物
黒のジャンプスーツを着た佐藤栞里
『221village』のジャンプスーツ・『TANGTANG』のTシャツ・『TON』のネックレス・『エルメス』のチェーンブレスレット・所ジョージさん手作りのバングル/栞里私物 バッグ¥28600/モットハウス・トーキョー(カミング オブ エイジ)

長すぎる、エピローグの言葉

オールインワンを着てハットをかぶってインタビューに答える佐藤栞里
去年の今頃、私は本屋さんやコンビニを何軒もはしごしていた。『MORE9月号』を見つけては、ひとりでにやにやしたりちょっとだけ目立つ場所にずらしたり(これはここだけの話にしておいてほしい)、1軒につき最低でも3冊は購入したり。憧れの雑誌の表紙を飾ることはたまらなくうれしくて、人生の中でも大切な記念日のひとつになる。そんな記念日が、ありがたいことに今年もやってきた。基本的に、自信がある日なんて私にはない。でも、大好きな『MORE』の表紙を飾らせてもらう日くらいは、自信を持ってカメラの前に立ちたい。さてと。自信を持つにはどうしたらよいのだろう? と考えていると、この一年のことがもさもさと頭の中に浮かんできた。ああ、やっぱりこの一年も誰かの言葉で救われてきた一年だった。たとえば『有吉の壁』がレギュラーになり、毎週のように芸人さんとお仕事させてもらえるように。朝から晩までたくさんの人を一瞬で笑わせてくれる芸人さんに囲まれていると、いったい私は何ができているのだろう? と申し訳なくなった時期があった。そんな時芸人さんが、「あそこで栞里ちゃんが笑ってくれて助かったよ」、「笑ってくれると安心するよ」と。私はただ本能のまま楽しんでいただけなのに、そんな素敵な言葉をかけてもらえて、もしかしたら私はここにいていいのかもしれないと思うことができた。最近はありがたいことにお子さんやおじいちゃんおばあちゃんからのお手紙もいただけるようになった。一生懸命書いてくれたことがよくわかるくしゃくしゃの便箋に、たれ目が特徴的な似顔絵と、「大好きだよ」のひと言が心にしみわたる。「息子の嫁にどうですか」なんて言葉は、本気でよろしくお願いしますと言いたくなる。こんな私のために、時間を割いて言葉をつむいでくださることが本当にうれしくてうれしくて。手に取るたびに心が温かくなる。こうして振り返ってみても、たしかにこの一年は、たくさんの人に支えてもらった毎日だった——。たくさんの大切な人たちの言葉や思いを自信に変えて、今年の『MORE9月号』の撮影も終えることができた。こんな重めの言葉のあとに、あらためて表紙を見られてしまうかもということに今さら多少のプレッシャーを感じているが、私の大好きな人たちが、これだと決めてくれた一枚だ。この“「らしさ」のカタチ”も、そんな人たちとあーでもないこーでもないとぐつぐつ練りながらつくった、傑作なんだ。ああ、なんだか大きなこと言っちゃってるな。でも、みんなで一緒に今できる全力を出したことには変わりない。だから今日はまたひとつ、自信をもらえた日。きっと2021年の『MORE9月号』も、未来にいるなよなよした私の背中を、押してくれるだろう。
佐藤栞里
オールインワンを着てハットをかぶった佐藤栞里
TBSテレビにて放送中のドラマ「日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』」に出演中。

『WRYHT』のオールインワン・『メゾン マルジェラ』の靴・『Lorna Murray』の帽子/栞里私物

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