編集N&ライターNが栃木県益子町で移住相談してみた!
興味はあるけどいろいろ不安。そんな人のための相談窓口を設ける益子町で、移住のノウハウを教えてもらいました!
益子町ってどこ?
「益子焼」で知られる、東日本最大の陶器の街。ギョーザの街、宇都宮市から車で約1時間ほど。秋葉原駅発着の直行バスが走っており、都心へのアクセスも便利!
道の駅ましこ
益子駅から車で約10分。地場産野菜の直売所やカフェを擁する建物に役場が運営するコンシェルジュを設置。スタッフに直接、相談ができる。
支援の内容
移住者を募る自治体のほとんどに、移住にまつわる費用の一部をサポートする支援制度が。たとえば益子町では、家を購入した40歳未満の人全員に25万円を支給。さらに、町内で飲食店や企業を起業する場合は初期費用を最大100万円も援助!
家はどうやって探すの?
益子町では役場が「空き家バンク」と題して空き家&空き地を紹介。公式サイトに掲載しているほか、コンシェルジュでも公開中。ちなみにこの日見た2階建て一軒家の家賃は月額5万5000円。古民家は数が少ないうえに人気が高く、早い者勝ちだそう。
求人はある?
残念ながら益子町内の求人は少ないそう。ちなみに役場の横堀さん(写真右)は毎朝、宇都宮市から車で通勤。運転ができれば、求人が豊富な近隣の市で働くのも選択肢のひとつ!
移住先で起業するのは大変?
地域おこし協力隊としての活動を経て益子町に惚れ込み、起業を決意した早瀬さん。「役場のサポートがとにかく手厚く、古民家のリノベーション作業まで手伝ってくれたんです。都心では考えられないような費用で、おしゃれなカフェがオープンできました」
移住する前に体験してみたい!
「住んでみないと決められない!」という声に応えて、「お試し住宅」を貸出し中。こちらがその家で、5〜6人が住めるほど広々とした3LDK。しかも1カ月の家賃は水道代&光熱費込みで3万円とリーズナブル! 公式HPで事前に予約が可能。
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撮影/新谷真衣 イラスト/Kanna Takeda 取材・原文/衛藤理絵 中西彩乃 構成・企画/西脇素子(MORE)