夏に欠かせない「日焼け止め」の正しい選び方を知っておこう!

「夏だからUVケアをちゃんとやってます」と言いつつ、実は紫外線の仕組みや日焼け止めの選び方には疑問だらけ……。夏本番の今こそ、きちんとおさらいして肌の劣化をSTOP! 今回は、日焼け止めの選び方について。日焼け止めを買おうにも、種類が多くて選べない……そんなお悩みをすっきり解消!

あなたの日焼け止めの選び方、間違いかも!の画像_1
サロペット¥5990/アース ミュージック&エコロジー スーパープレミアム ストア東京ソラマチ(アース ミュージック&エコロジー ナチュラル レーベル) トップス¥4500/GOODSPEED,Inc(. GOOD ROCK SPEED) シャツ¥4890/アメリカンホリック バッグ¥6900/L.L.Bean 帽子¥3990/ロケーション ブレスレット¥1300/お世話や

【教えてくださったのは、この3名!】 ●「資生堂化粧品開発センター」 渡辺百合香さん 日焼け止めの開発を担当。中学生の頃から人一倍UVケアにこだわっていたという、驚愕の白肌の持ち主 ●「ウォブクリニック中目黒」院長 髙瀬聡子先生 子供とのアウトドアの翌日は、美白点滴で紫外線ダメージをリセット。エイジレス美肌にモデルからの支持も厚い ●トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん 20代はミラネーゼを目指し小麦肌を死守していたが、30代になり美白に開眼。毎日のUVケアで巻き返しに成功

Q.日焼け止めの、SPF30とSPF50の違いがよくわかりません。

A.SPFはUVBを防ぐ効果を表しています。シーンに合わせて使い分けを。

あなたの日焼け止めの選び方、間違いかも!の画像_2

「SPF値が高いほど、UVBから肌を守る効果が高いと言えます。たとえば、日常生活ならSPF10〜20、レジャーならSPF30前後、炎天下のレジャーやマリンスポーツならSPF50や50+など、生活シーンに合わせた選び方がおすすめです」(渡辺さん)

Q.「PA++」の「+」って多いほうがいいの?

A.そのとおりです。

「PAとはUVAを防ぐ効果を表す目安です。+が多いほどUVAから肌を守る効果が高く、+から++++まで、4段階に区別されています。UVAはシワやたるみにもつながるので、エイジングが気になる人は++++を選んでも◎」(渡辺さん)

★PA高めな、おすすめ日焼け止めはこれ!

あなたの日焼け止めの選び方、間違いかも!の画像_3
(右)エリクシールシュペリエル デーケアレボリューション WⅡ SPF30・PA++++[医薬部外品]35㎖¥2800(価格は編集部調べ)/資生堂  (左)デイリー ライト ガード フルイド SPF3 0・PA++++ 30㎖¥5200/アヴェダ

Q.明日、BBQなんですけど、SPF30あれば大丈夫ですよね?

A.こまめな塗り直しが大切です

「木陰などがあり、炎天下でなければ、SPF25~35、PA++程度でOK。でも、手を洗ったり汗をかいたら、こまめな塗り直しが必須です!」(髙瀬先生)。「夏日で、日陰などがない場所に長時間いる場合はSPF50・PA++++を選んだほうが安心です」(渡辺さん)

★アウトドアにおすすめな日焼け止めはこれ!

あなたの日焼け止めの選び方、間違いかも!の画像_4
アウトドアには虫除け効果もある日焼け止めを。バズ® ガードUV SPF50+・PA++++ 35g¥647/パラドゥ

美肌の天敵=紫外線のこと、ホントに知っていますか? UV&日焼け止めの真実をチェック!

MORE2016年8月号では、UV&日焼け止めについてのみんなの疑問に答える大特集が。紫外線の基礎知識から、日焼け止めの選び方や使い方、うっかり日焼けしてしまったときの対処法まで、なんとその数50アンサー! これを読めば、必ず役に立つ&疑問がとけますよ。ぜひ今すぐチェックして、紫外線対策を万全にしましょ♪

【本当に正しい「UV&日焼け止め」の真実!-基礎知識編-】記事を見る>>
電子版も販売中!ご購入はこちらから>>
MORE2016年8月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材・文/野崎千衣子 撮影/藤沢由加 ヘア&メイク/榛沢麻衣 モデル/高山直子(モアビューティズ) スタイリスト/中村美保