【ツヤ出しブロー】時短で、スタイリング上手になれる方法
“キレイ”を印象づけるサラサラ髪。その基本は、きちんとステップを踏んだ毎日のホームケア。見た目だけでなく、手触りも、扱いやすさも劇的に変わる!? サラサラ髪への導き方をヘアケアのプロがレクチャー! この記事では、スタイリング上手になれる「ツヤ出しブロー」についてご紹介。
教えてくれたのは……
雑誌やWeb、広告などでディレクションやライティングを行う。長くヘア専門誌の取材を担当して興味を持った“髪”を追求するため、毛髪診断士®の資格を取得。
朝の準備の時短にも! ツヤ出しブローの方法
サラサラ髪を目指すなら、ヘアドライの後に“ブロー”を加えるのがベスト。ドライヤードライで9割程度の水分をオフできたら、残り1割はブローで水分を取りながらスルンとした手触りの素直な髪へ。朝のスタイリングもグッとラクになるはず。
Point1 ブロッキングしてブローしやすくする
「まずは髪を大まかにブロッキングすると、とてもブローしやすくなります。耳の前後で分け、後側はさらに耳ラインで上下に分け、上の髪をダッカールなどで留めておきます」(靏田さん、以下同)
Point2 後ろ髪の内側からブロー
「ロールブラシやデンマンブラシを後ろ髪の内側の根元から通し、ドライヤーの中温風を当てながら、毛先方向へとブラシをすべらせます」
Point3 フロント側をブロー
「耳より前の髪をブロー。ブラシを内側の根元に当て、ドライヤーの中温風を当てながら毛先へとブラシをすべらせます」
Point4 トップを立ち上げる
「留めておいたダッカールを外し、後ろの上側の髪をブロー。ブラシを後ろの内側から通して少し根元を持ち上げ、ドライヤーの中温風を当てながら毛先へとブラシをすべらせるとふんわりとしたボリューム感が」
Point5 前髪をブロー
「最後に前髪をブロー。内側の根元にブラシを当て、上から中温風を当てながら毛先へとブラシをすべらせれば、ナチュラルなカールがついてあか抜け」
Point6 冷風でキューティクルを閉じる
「最後はドライヤーの強冷風を当てながら、全体にブラシを通して髪の熱を取ります。こうすることで開いていたキューティクルが閉じ、ツヤが出ると同時にスタイルキープにも」
FINISH!
いかがでしたか? ちょっとしたひと手間を加えるだけで、スタイリングも楽になり美髪に導いてくれるツヤ出しブロー。ぜひ日々のヘアケアに取り入れてみて。
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シャンプー前のブラッシング、髪がサラサラになる洗い方の基本、乾かし方などヘアケアの基本をプロがレクチャー。ブロー前のヘアケアのステップもぜひチェックしてみて。
撮影/英里 ヘア&メイク/久保フユミ(ROI) モデル/川口ゆりな(モア専属) スタイリスト/小林優奈 取材・文/靏田由香