リトルブラックドレスをワードローブの宝物に。スタイリスト石上さんが選ぶ名品Vol.3

スタイリスト石上美津江さんが教える「可愛いベースで大人になれる名品」

大人なスタイルに憧れるけれど、自分らしさも忘れたくない。20代が今手に入れるべき“センスを育てる”アイテムをスタイリスト石上さんに学ぶ連載。

スタイリスト石上美津江さん

『MORE』や『LEE』で活躍するスタイリスト。フレンチシック好きで、シンプルな中に可愛げや女らしさのあるスタイリングにファン多数。今月は陶芸に挑戦。大きい皿が作りたいと意気込んだ結果、パワーが足らずほぼ先生の作業に。来月は料理教室にトライするそう

VOL.3　Bilitis dix-sept ans（ビリティス・ディセッタン）　黒ワンピース

17歳の“ビリティス”という女性をイメージしたブランド。17歳の頃に持っていたような素直な感受性を大人になっても思い出させてくれるアイテムが豊富に。可愛らしさと大人っぽさをあわせ持ったリトルブラックドレスのように、甘い要素をシックに昇華させたデザインが特徴。

何歳になっても心をときめかせてくれる、愛らしいワンピースは、シックな黒で大人にシフト

はりのある生地と立体感のあるシルエットで、さらっと着るだけでいろいろな表情が生まれる。足もとは大人なゴールドのヒールサンダルに、靴下でほんのり無邪気さもプラス。夏の軽快さと品のよさが同時に手に入る、大人に必須な一枚。
ワンピース￥46200／ビリティス（ビリティス・ディセッタン）　靴￥53900（ネブローニ）・靴下￥2750（イエナ）／メゾンイエナ

「小さな女の子の無邪気さを落とし込んだような洋服が昔からずっと変わらず好きで。『ビリティス』はまさにそんな私の好みがギュギュッと詰まったブランド。その中から今回はリトルブラックドレスをチョイスしました」（石上さん、以下同）

「黒いワンピースは私のクロゼットには欠かせない存在。特に、夏になるといつにもまして頼りになるんです。それは、暑いとラフな服が着たくなるけれども、楽なのにだらしなくない、上品さをキープしてくれるから。そして、立体感のあるタックやボリューミーな袖で一枚でもさまになるのが選び方のポイント。ロングすぎない丈も可愛さと大人っぽさを両立してくれます」