【制作発表 詳細レポ】佐藤勝利「『SHOCK』が人生を変えた!」
数々の記録を持つ舞台『SHOCK』がさらなる高みへ!
2023年1月16日(月)都内にて、KinKi Kidsの堂本光一さんが作・構成・演出・主演を務める『Endless SHOCK』、『Endless SHOCK -Eternal-』の2作品同時上演の制作発表が行われました。
2作品同時上演は『SHOCK』23年の歴史上、初。4月・5月に帝国劇場にて、昼公演は本編スピンオフの『Endless SHOCK -Eternal-』、夜公演は『Endless SHOCK』本編が上演されます。
※1日1公演の場合は、本編の上演が予定されています。
この記事では、『Endless SHOCK』『Endless SHOCK -Eternal-』の制作発表詳細レポをお届けします。
2作品同時上演は『SHOCK』23年の歴史上、初。4月・5月に帝国劇場にて、昼公演は本編スピンオフの『Endless SHOCK -Eternal-』、夜公演は『Endless SHOCK』本編が上演されます。
※1日1公演の場合は、本編の上演が予定されています。
この記事では、『Endless SHOCK』『Endless SHOCK -Eternal-』の制作発表詳細レポをお届けします。
和やかな雰囲気で話す3人がとても印象的でした。(左から)北山宏光、堂本光一、佐藤勝利
前例のない2作品同時上演にかける思いとは
北山宏光「肉体と精神の強さを持っていないとできない」
堂本光一「2作品を同時にやるのは、スタッフがとても大変だと思います。歌舞伎の世界ではありますが、ミュージカルではなかなかないですし。もちろん、キャストの稽古も、ライバル役、オーナー役が2人いますから大変なものになると思います。また『Endless SHOCK』という作品においては、『Endless SHOCK -Eternal-』も見ていただいてストーリーが完結するようなところもあります。お客様に両方を楽しんでいただきたいという思いから、今年は両方やらせていただくことになりました」
日本のエンターテインメントを牽引している舞台人らしい光一さんの発言に、2作品同時上演への期待がいっそう高まります。
去年に引き続き光一さんのライバル役を担うのは、Sexy Zoneの佐藤勝利さんと、Kis-My-Ft2の北山宏光さん。このふたりからは、光一さんとのエピソードや現場の雰囲気、『SHOCK』への思いが語られました。
佐藤勝利「去年の『Endless SHOCK -Eternal-』の公演中に、急に『踊って!』 と光一くんに言われまして…… 」
北山宏光「え? 急に『踊って』!?」
堂本光一「いや、あのー、これは全部、俺のせいなの(笑)」
北山宏光「え?? 情報がなさすぎて……」
堂本光一「公演が進んでいった途中でね。俺のちょっとした思いつきなんだけど、“勝利、『Higher』を踊って! ”と伝えて、2日で振りを入れてもらったんだよ」
北山宏光「えー!! 」
佐藤勝利「はい。でも、やっぱりこれがジャニーズイズムですよね」
堂本光一「血が騒ぐでしょ(笑)? そういう機会がもうなくなっちゃったじゃん」
北山宏光「『you出ちゃいないよ!』、みたいなことですよね?」
堂本光一「そう。『やっちゃいなよ! 』って、欲しいでしょ?」
佐藤勝利「欲しいです(笑)。光一くんに言われた時、やっぱり血がたぎりました」
堂本光一「しんどいけど、それを乗り越える楽しさの方が勝るというか。それを一緒に経験したいと思ってるんだよね」
佐藤勝利「『SHOCK』ファミリーに選んでいただいたからこそ感じる喜びだったり楽しさがあります」
北山宏光「光一くんの背中を見て思っていたのは、キャストの皆さんそうですが、本当にギリギリまで追い込んで、そこで出来上がったお芝居をお客さんに提供されていて。一公演が終わるとスタートに戻って、また気持ちを上げていく感じが、肉体と精神の強さを持っていないとできないなと。それをやり遂げた後の快感も『SHOCK』のすごさですし、それを自分の体を使って経験できたことがものすごく嬉しいんです。今年は、『Endless SHOCK -Eternal-』で描かれる本編の3年後のヒロミツを演じるので、2022年の“ヒロミツ”を超えるものをお見せしたいです。去年、僕の公演は博多座だったので、光一くんと『SHOCK』合宿のような雰囲気もありましたね! 」
堂本光一「ホテルの部屋で2人でご飯を食べたね。宏光が出前を取ってくれたんですよ。それがアジア系の料理で。俺、全然口に合わなくて(笑)」
北山宏光「よかれと思って買ったんですよ」
堂本光一「申し訳ない! それもいい思い出です」
信頼関係をひしひしと感じることができる会話から、事務所の先輩と後輩という枠を越えて、切磋琢磨する俳優同士の姿がとても印象的でした。
日本のエンターテインメントを牽引している舞台人らしい光一さんの発言に、2作品同時上演への期待がいっそう高まります。
去年に引き続き光一さんのライバル役を担うのは、Sexy Zoneの佐藤勝利さんと、Kis-My-Ft2の北山宏光さん。このふたりからは、光一さんとのエピソードや現場の雰囲気、『SHOCK』への思いが語られました。
佐藤勝利「去年の『Endless SHOCK -Eternal-』の公演中に、急に『踊って!』 と光一くんに言われまして…… 」
北山宏光「え? 急に『踊って』!?」
堂本光一「いや、あのー、これは全部、俺のせいなの(笑)」
北山宏光「え?? 情報がなさすぎて……」
堂本光一「公演が進んでいった途中でね。俺のちょっとした思いつきなんだけど、“勝利、『Higher』を踊って! ”と伝えて、2日で振りを入れてもらったんだよ」
北山宏光「えー!! 」
佐藤勝利「はい。でも、やっぱりこれがジャニーズイズムですよね」
堂本光一「血が騒ぐでしょ(笑)? そういう機会がもうなくなっちゃったじゃん」
北山宏光「『you出ちゃいないよ!』、みたいなことですよね?」
堂本光一「そう。『やっちゃいなよ! 』って、欲しいでしょ?」
佐藤勝利「欲しいです(笑)。光一くんに言われた時、やっぱり血がたぎりました」
堂本光一「しんどいけど、それを乗り越える楽しさの方が勝るというか。それを一緒に経験したいと思ってるんだよね」
佐藤勝利「『SHOCK』ファミリーに選んでいただいたからこそ感じる喜びだったり楽しさがあります」
北山宏光「光一くんの背中を見て思っていたのは、キャストの皆さんそうですが、本当にギリギリまで追い込んで、そこで出来上がったお芝居をお客さんに提供されていて。一公演が終わるとスタートに戻って、また気持ちを上げていく感じが、肉体と精神の強さを持っていないとできないなと。それをやり遂げた後の快感も『SHOCK』のすごさですし、それを自分の体を使って経験できたことがものすごく嬉しいんです。今年は、『Endless SHOCK -Eternal-』で描かれる本編の3年後のヒロミツを演じるので、2022年の“ヒロミツ”を超えるものをお見せしたいです。去年、僕の公演は博多座だったので、光一くんと『SHOCK』合宿のような雰囲気もありましたね! 」
堂本光一「ホテルの部屋で2人でご飯を食べたね。宏光が出前を取ってくれたんですよ。それがアジア系の料理で。俺、全然口に合わなくて(笑)」
北山宏光「よかれと思って買ったんですよ」
堂本光一「申し訳ない! それもいい思い出です」
信頼関係をひしひしと感じることができる会話から、事務所の先輩と後輩という枠を越えて、切磋琢磨する俳優同士の姿がとても印象的でした。
佐藤勝利の人生を変えた「SHOCK」の存在
去年よりもさらに自分の殻を破っていきたいと意気込みを語る佐藤勝利
佐藤勝利「『SHOCK』の現場を経験させてもらったことで、他のお仕事においても臨み方が変わりました。”やってやります!”みたいな気持ちを持てるようになりました。光一くんに本気で鍛え上げてもらえたことで、僕の人生が変わりました」
堂本光一「もっと言って。もっと!」
とても嬉しそうな光一くんでした。
佐藤勝利「本当にそうなんですよ。いろんなことに自分から挑戦するって、怖さがあるんですよね」
堂本光一「自分を壊すって怖いよね」
佐藤勝利「はい。でも、壊れたり一歩踏み出してみないと、新しいものは作れないんだということを学ばせてもらいました。ただ、今までやってきたことは絶対に裏切らないし、本当に真ん中にあるものは壊れないと確信が持てて。とにかく目の前のことに挑戦する勇気を持つことを光一くんに教えてもらったんです」
堂本光一「勝利は見ての通り、めちゃくちゃ正統派でかっこいいでしょ。だから、ライバル役のキャラクターに自分が合わないんじゃないかなって思ってしまう部分が去年はきっとあったと思うんです。そこにあえて立ち向かっていって、自分の泥くさい部分を毎日探しながらステージに立っていたところがすごく魅力的でした。2023年も、自分を探す旅を続けて欲しいですし、今までに見たことのない“ショウリ”をステージで見れるのがすごく楽しみです」
オーナー役を長年演じている前田美波里さんも、「去年の公演中、佐藤勝利くんの成長ぶりが凄まじいものだった」と語っていました。
2023年の“ショウリ”にも期待です!
堂本光一「もっと言って。もっと!」
とても嬉しそうな光一くんでした。
佐藤勝利「本当にそうなんですよ。いろんなことに自分から挑戦するって、怖さがあるんですよね」
堂本光一「自分を壊すって怖いよね」
佐藤勝利「はい。でも、壊れたり一歩踏み出してみないと、新しいものは作れないんだということを学ばせてもらいました。ただ、今までやってきたことは絶対に裏切らないし、本当に真ん中にあるものは壊れないと確信が持てて。とにかく目の前のことに挑戦する勇気を持つことを光一くんに教えてもらったんです」
堂本光一「勝利は見ての通り、めちゃくちゃ正統派でかっこいいでしょ。だから、ライバル役のキャラクターに自分が合わないんじゃないかなって思ってしまう部分が去年はきっとあったと思うんです。そこにあえて立ち向かっていって、自分の泥くさい部分を毎日探しながらステージに立っていたところがすごく魅力的でした。2023年も、自分を探す旅を続けて欲しいですし、今までに見たことのない“ショウリ”をステージで見れるのがすごく楽しみです」
オーナー役を長年演じている前田美波里さんも、「去年の公演中、佐藤勝利くんの成長ぶりが凄まじいものだった」と語っていました。
2023年の“ショウリ”にも期待です!
堂本光一「SHOCK」への想いを語る
制作発表に登壇したキャスト。(左から)松崎祐介、越岡裕貴、島田歌穂、北山宏光、堂本光一、佐藤勝利、前田美波里、中村麗乃
「原動力は支えてくれるすべての方の存在」
堂本光一「『SHOCK』を通して、いろんな時代を感じてきたなと思います。たとえば、昔であったら、靭帯切ろうが、発熱をしようが、“舞台に立たない”という選択肢は無かったんです。今は本人がどう思おうと、休まずを得ないですよね。そういったことも踏まえて“Show Must Go On!”という言葉が一体、どういう意味を持っていくのか、これからも考えていきたいです。時代と共に、いろんな物語からお客様に伝わるメッセージが少しづつ変化していくものも面白いなと感じます。長い期間やらせてもらっていて、何よりも、キャストとスタッフのみんなのエネルギーが合わさった時に“ステージから放たれるモノ”は、何にも変えがたいです。自分達もステージ上で感じるんですよね。このメンバーとお客様と共にそれを感じられることが、すごく楽しみです。2023年の『SHOCK』は、本編とスピンオフを同時上演という形を取らせていただきます。キャスト、スタッフには迷惑をかける部分もあります。みんなで苦労して、たくさん苦労して、そのひとつひとつの積み重ねがきっとステージ上で輝くものになると思うので、ぜひその輝きをお客様に届けたいと思っています。2023年の『SHOCK』も期待してほしいです!」
作品情報
『Endless SHOCK』本編のストーリー
ニューヨーク・ブロードウェイ。繁栄と衰退を繰り返すショービジネスの中心。その中で揉まれながらも常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー、コウイチ(堂本光一)。彼が率いるカンパニーのスタートはオフ・ブロードウェイの劇場。小さな劇場だが、コウイチのショーはいつも人気で大盛況だった。カンパニーの誰もがコウイチと共にショーを続けたいと思っていた。ある日、カンパニーの心を動かすひとつの事件が起きる。新聞に、コウイチのショーを絶賛する記事が載ったのだ。さらにオーナー(前田美波里/島田歌穂)は、コウイチにオン・ブロードウェイからオファーがあったことを告げる。カンパニーの誰もがショービジネスの頂点に進出できると喜びと期待に胸を膨らませ、コウイチの幼なじみのショウリ/ヒロミツ(佐藤勝利/北山宏光)も溢れんばかりのステージへの夢を描くが、オン・ブロードウェイからのオファーは、次第にコウイチやヒロミツ、オーナーの娘リカ(中村麗乃)らカンパニーに亀裂と混乱を生じさせる。そして、ある事件によって、コウイチの肉体と魂を分かつ最悪の状況に陥っても、“Show Must Go On!”。コウイチはショーへの信念を持ち続け、カンパニーをひとつにしていく。
『Endless SHOCK』『Endless SHOCK -Eternal-』2作品同時上演
会場:帝国劇場
日程:2023年4・5月
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川
作・構成・演出・主演:堂本光一
出演:佐藤勝利/北山宏光(Wキャスト・出演順)、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、原嘉孝、深田竜生、阿達慶、中村麗乃、石川直、前田美波里/島田歌穂(Wキャスト・出演順)
撮影/新谷真衣 文/木村真悠子