Sexy Zone 僕らにしか見えていない景色へ

それぞれの魅力を発揮しながら快進撃を続けるSexy Zone。この冬は念願のドーム公演の開催も決定!! 全力を注ぎながら前進する彼らの魅力を“素顔の自分”から“アイドルの自分”まで、その両面を深掘り。そこから見えてきた、今の彼らが目指し見据えている景色。

Sexy Zoneプロフィール

Sexy Zone
2011年デビューの国民的アイドルグループであり、本誌では「セクゾトイロハニホヘト。」が好評連載中。デビュー以来の念願であるドーム公演「セクシーゾーン ドームツアー2022ザ・ハイライト」が、12月16、17日に東京ドーム、24、25日に京セラドーム大阪にて開催決定!

Sexy Zoneの、セルフラブ論

素になれる時間があるから頑張れる。自分をちゃんと愛することができるからたくさんの人に愛を届けることができる。それぞれの“自分の愛し方”、肩の力をふっと抜いて本音を語るメンバーそれぞれの“セルフラブ論”。

So Matsushima 松島聡

小さいことでも自分をほめてあげること

自分で自分を愛する。それはとても大事なこと。自分自身と向きあい見つめ直してケアすることは、自分だけでなく周りの人にとってプラスになることも多いと思うしね。“自分を愛する”って大きな表現を目の前にするとなんだか難しく感じるけど、つまりは「自分を大切にね」ってことで。僕が自分を大切にするために心がけているのが“思考の切り替え”。大きな成長や変化を求めるとできない自分を責めてしまうけど、そうじゃなくて、一歩でも二歩でも前進できた自分をほめてあげる。周りがほめてくれないなら自分でほめる(笑)。ほんの小さなことでも「よくできたね、成長したね」って。その繰り返しがいつか自信につながっていくんじゃないかな。視点を変えれば見える景色は変わる。それは思考も同じで、否定されれば嫌いになるし、認めてあげれば好きになれる。だったら僕は自分のことをちゃんと好きになれる自分でありたい。(松島さん)

Shori Sato 佐藤勝利

自分の声にちゃんと耳を傾けられる自分でありたい

自分にオンオフのスイッチがあるとしたら、それができたのはこの世界に入った14歳の時。そこを境に誰かの視線を感じながら生きている僕は、どこかで“こうありたい自分”を演じ続けているのかもしれない。でも、それはきっとみんなも同じだよね。日常生活の中にはいろんな自分がいる。だからこそ、心の動きには敏感でありたい。他人の意見や世間の意見ではなく、自分が求めることにちゃんと耳を傾けられる自分でありたい。僕は誰かのために何かをするのが好きだ。その人が喜んでくれたらうれしいし、笑顔になれば幸せな気持ちになる。見返りを求めてはいないけれど、それは必ず自分のもとに返ってくる。自分を愛することは、誰かを愛すること。誰かを愛せば、いずれ自分も愛される。愛されることで、また自分を愛することができるようになるんだと、今の僕は思っています。(佐藤さん)

Fuma Kikuchi 菊池風磨

ありのままの自分でい続ける、それが大事

基本、表舞台にいる時の菊池風磨とプライベートの菊池風磨は変わらない。いつでも、どこでも、“素”なんです。この世界には自分をつくる人もいるだろうし、それがラクっていう人もいると思う。ただ、僕の場合はそれができなかった。つくったら苦しくなるのがわかっていたから「これが受け入れられなかったら向いていないと諦めよう」とありのままで挑むことを決めた。だから僕ね、自分に嘘をついていないんで、落ち込むことがめったにないんですよ。失敗することもあるけれど「自分が納得してやったことだから、これも経験」と思える。SNSを開けば菊池風磨の悪口にぶち当たることもあるけれど、今の自分に自分が納得しているから、それもあまり気にならない。「これしかできない」から始まった歩み方ではあるけれど、結果、それが僕の自分の愛し方につながっているんだと思う。(菊池さん)

Kento Nakajima 中島健人

120%の自分を発揮するための0%の自分も必要

常に人を喜ばせたいし驚かせたい。そう思っているオレはプライベートでもついついエンターテイナーになってしまう。友達を自宅に招けばおもてなしをせずにはいられないし、外に食事に行っても楽しませたくなってしまうしね。人に会うとホスピタリティを発揮してしまうからこそ、本当に素の自分になれるのはひとりで部屋にいる時。その時のオレをひと言で表現すると“ドライフルーツ”。肌もカサカサだし、心も乾燥しているし、加湿器も水を切らしている(笑)。とにかく、本当にダメダメで。でも、それが自分なりのいたわり方でもあるんだよね。365日、完璧でいるのはつらい。すべてに120%の力で挑み続けると必ず疲弊する時がくる。その時は思いきり0%になってもいい。ダメダメになっていい。そこでエネルギーを満タンにチャージすれば、翌日にはまたきっとみずみずしいフルーツに戻れるはずだから!(中島さん)

関連リンク

【Sexy Zone】メンバーそれぞれのアイドル論! 「僕を見つけてくれたジャニーさんを信じている」
関ジャニ∞の“真心”。安田章大さんのやさしさルール「僕はそっと隣に立つようにしています」
Sexy Zone松島聡「遠回りしたからこそ“5人で歩む未来”へ」
中島健人「違う環境で生きてきたふたりが恋を育てるには時間が必要」
Sexy Zone松島聡×佐藤勝利 対談! 「松島とカップルのような理由でガチ喧嘩したことがあるんです(笑)」
取材・原文/石井美輪 ※MORE2023年1月号掲載