SixTONES 6つの美学、1つの夢。

現状に満足したことなんて一度もない。ヒリヒリとした熱を放ちながら「まだまだ」、「もっともっと」と、走り続けるSixTONES。彼らがずっと追い続けている夢、そして、それぞれの夢の美学。

SixTONES

2020年デビューのアイドルグループ。各メンバーが音楽業のほかドラマや映画、ミュージカル、バラエティと各方面でマルチに活躍。好評発売中の最新アルバム『声』や『バリューの真実』(NHK Eテレ・火曜19:00〜)も要チェック!

SixTONES 

6人と夢、6人の夢。

「この6人で一緒に活動したい」という思いから始まったSixTONESの夢の軌跡。グループの夢を語る中見えてきた6人の長い歴史、6人の深い絆、6人の熱い思い。

6人の熱と勢いに周りをどんどん巻き込み魅了していく

——撮影の合間、インタビューの合間、少しでも時間ができるとメンバーが集まり、雑談が始まる。SixTONESは本当に仲がいい。一緒に歩む中で、それぞれがどんな役割を果たしているのか、グループにどんなプラスの影響をもたらしているのか聞いてみた。

森本まず髙地優吾はですね、ジャニーさんから「YOUはいるだけでいい」と言われた人間なんですよ。で、彼は本当にいるだけで。いったい、僕たちに何をもたらしているのか、それはもうジャニーさんにしかわからないっていう。

田中:マジでいるだけ(笑)。

松村:(バラエティ番組)『スクール革命!』でも座ってるだけ(笑)。

ジェシー:なのに、なぜだか不思議と彼がいると場がなごむ。そんなSixTONESのマスコット的存在(笑)。

松村森本慎太郎はプライベートにおけるSixTONESの支柱。たとえば、ごはんに行こうと声かけしてくれたり、あき時間にゲームを作って楽しませてくれたり。輪をつくってくれるというか。

田中:慎太郎はただナチュラルに楽しんでやっているんだろうけど、それが仕事じゃない場所での6人をぎゅっとまとめてる、そういうところはあるよね。

京本:この流れで言うなら、ジェシーは精神的支柱。

田中:彼は思いを言葉にするのが苦手だから、言葉で鼓舞したりはしないんだけど。最終的な判断を下すのはジェシーだっていう意識が全員の中にあるんだよね。

森本京本大我はクリエイティブな能力に長けていて。グループとは関係のない場所でも自分のカラーを出して多くの人を魅了し、その個人活動をグループにいちばん還元している気がする。

田中松村北斗はいい意味でナルシストだしジャニーズ愛に満ちている人だから。知識と見せ方でグループを引っぱっていってくれる。

髙地田中樹さんは、とりあえず口が達者ですね(笑)。

松村:やる気を出してくれたら、マジ使い勝手がいいんだけど。

ジェシー:そのスイッチが見つからない時があるんだよ(笑)。

森本本気を出したらすごいけど、まだ出してない、それが現段階の田中樹(笑)。

田中:オレが本気出したらえぐいよ。まだ3割しか出してないから。

京本残りの7割、早く出して! 今すぐ出して!(笑)。

——MCが盛り上がり時間を超過してスタッフに怒られることもよくあるという、SixTONESのライブ。実はこのインタビューも同じく時間超過(笑)。自分たちがちゃんと楽しみ、その楽しさに周りを巻き込み魅了していく。それはトークもパフォーマンスも同じ。

ジェシー楽しみを届けるためにはまずは自分たちが楽しまないとね。ということで、ずっと行けていない“夢の国”にもそろそろ全員で行かないとね。男6人で、耳つけて、想い出づくりするっていう。さあ、いつ行こっか?(笑)。

取材協力/上村祐子 海渡理恵 取材・原文/石井美輪 ※MORE2023年3・4月合併号掲載

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