King & Prince

2022年、デビュー5年目に突入するKing & PrinceがMOREに登場! それぞれが演技のお仕事でカラフルな個性を発揮しながら、グループで出演するテレビ番組やライブでは抜群のチームワークで「King & Princeらしさ」を見せてくれる。進化を止めない彼らにとって「変わる」ことって? そして、ずっと「変わらない」ことって? 5人のChange論を聞いてみました。
King & Prince 僕らのChange!

僕らのChange!

平野紫耀

平野紫耀「僕、積極的に“変化”は求めないタイプなんですよ。その証拠に、なくすまで、壊れるまで、お気に入りのものを使い続けることが多い。この間も財布を小さいものにしたくて新調したんですけど、なかなか気に入らなくて、次から次へと買い替えること計6個。それでも納得できず、結局、ずっと使っていた大きい財布に戻したっていうね。最近、インドアな生活を変えたくて趣味を持つようになった。感染対策に気を使いつつ釣りに行ったり、サバゲーしたり、それが自分の“ご褒美”になってより仕事を頑張れるように。そういう前向きな変化は必要なのかもしれないけど“自分自身”は変わりたくない、それは昔から変わらない気持ち。そう思えるのは素敵な人たちに囲まれているから。自分が変わったら大切な人たちが離れてしまうかもしれない。だからこそ、その人たちが『いいね』と言ってくれる自分でい続けたい。それが僕の『変わりたくない』理由なんです」
Profile
ひらの・しょう●1997年1月29日生まれ、愛知県出身。演技、バラエティ、ダンスに歌とすべてをこなすオールラウンドなセンター。主演映画『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』のDVDが3月25日発売予定

永瀬 廉

永瀬 廉「見た目でいちばん変化の振れ幅が大きいのは髪型。映画『弱虫ペダル』で前髪をオン眉にしたのは、今までで最大のヘアチェンジかな。演技の役づくりなら、普段は挑戦しないような変化にも楽しんで挑戦できますね。現在はその頃と比べてかなり前髪が長め。というのも、ドラマ『わげもん 〜長崎通訳異聞〜』でカツラをかぶって撮影をしているから、地毛に気を使う必要がなくなって。自宅では前髪をヘアバンドで上げて過ごしてます。何かを“変える”ことを強く意識したことは正直あまりないかも。“変えたいなぁ”と思うことがあっても、結局は“まぁいっか”ってなるのがオレなんです(笑)。
たとえば、“友達へのメールの返信速度”。あとで返そうと思ってメールを開かないでおくと、返信が遅くなるどころか忘れることもたまにあって。友達にも失礼だから直したいなぁと思うけれど、“オレの性格をわかったうえで仲よくしてくれているわけやし、まぁいっか”って結局、変わらないまま(笑)。そもそも人間ってそう簡単には変わらないものですよね。もちろん、自分を変えるために一生懸命努力する時間も大事だとは思うけど。だいたいのことを“まぁいっか”ですませて、引きずらないでいられるこの性格、意外と嫌いじゃないんです(笑)」
Profile
ながせ・れん●1999年1月23日生まれ、東京都出身。俳優としてもさまざまな作品に出演。主演ドラマ『わげもん 〜長崎通訳異聞〜』(NHK総合)が1月8日から放送開始。主演映画『真夜中乙女戦争』が1月21日から全国公開

神宮寺勇太

神宮寺勇太「10代の頃は金髪やハデな色のヘアスタイルで、いわゆる“チャラい”見た目だった僕(笑)。ここ2〜3年は髪型を変えることにまったく興味がなくなって。見た目を気にするよりも、お仕事のひとつひとつに真剣に向きあう“中身のある大人”になりたいと思うようになりました。振り返ると、金髪だったJr.時代の僕はたぶん、自分に自信がなかったんだと思います。だからせめて見た目をハデにしていたかったのかな。そういえば、ジャニーさんにも『You、髪を染めるのは自信がないからだよ』って言われていましたね。当時はその言葉の意味がわからなかったけど、今ではよくわかる。最近は、『King & Princeとしてデビューさせてもらったってことは、僕ら、カッコよくないわけないっしょ』と少し自信を持てるようになりました(笑)。着飾らないありのままの僕で、これからも内面を磨いていきたいです」
Profile
じんぐうじ・ゆうた●1997年10月30日生まれ、千葉県出身。単独では初主演となった舞台“『葵上』『弱法師』-「近代能楽集」より-”では、ふたつの役柄を見事に演じた。ライブの構成や演出を中心となって担当することも多い

髙橋海人

髙橋海人「ヘアのチェンジには苦い思い出が。あれは小学校6年生の頃、父親に髪を切ってもらった時のこと。僕は『ツーブロックにしたい』とお願いしたのに、どんどんサイドが刈り上がり……気づけばまさかのモヒカンに!! しかも、それが卒業アルバムの撮影直前で。写真にはひとりだけ頭にタオルを巻いて髪型を隠す僕が映っているんですよ(笑)。まだまだ僕は未熟だから『自分を変えたい』と思うことはしょっちゅうある。こないだ、こんな話を聞いたんです。『こんなことがしたいと思いつく人は1000人いる、その中で行動に移せるのは100人、続けることができるのは10人だ』って。変化に必要なのは有言実行する力と継続する力。勉強や筋トレとかもそうだけど、何ごとも結果が出るまでには時間がかかる。そこで諦めないことが大切なんだよね。僕もそのスキルを磨いて“新しい自分”にもっともっと出会いたい」
Profile
たかはし・かいと●1999年4月3日生まれ、神奈川県出身。幼稚園児時代から始めたダンスを武器に迫力のステージを披露。絵の才能を生かして、漫画雑誌『ベツコミ』では『ジャニーズと僕』というマンガを連載している

岸 優太

岸 優太「僕、自分のセンスに本当に自信がなくて。ヘアスタイルはいつも美容師さんにお任せ。洋服も店員さんの『似合いますよ』の言葉に流されるまま買ってますね。岸優太は誰かに相談しないと生きていけない人間です(笑)。自信がないからこそ僕の中には『変わりたい』思いがたくさんある。今、いちばん変えたいと思っているのは“耳”ですね。僕、本当に聞き間違いが多くて。油断すると会話が明後日の方向に進んでしまうんですよ。耳掃除、毎日のようにしているんだけどなぁ。あと、人の言葉を聞こうと思っても全然入ってこないことがあって。耳だけでなく脳までも停止しているかも!? これが改善されたら頭の回転も少しは速くなると期待。その時はインテリ系の番組とか出てみたいですよね。頭脳派でおなじみなSnow Manの阿部(亮平)くんが立っているステージに、いつか僕も立ってみたい。本当に端っこのほうでいいので(笑)」
Profile
きし・ゆうた●1995年9月29日生まれ、埼玉県出身。誠実&天然なキャラクターで愛される最年長リーダー。新春スペシャルドラマ『必殺仕事人』(テレビ朝日系)に出演予定
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取材・原文/石井美輪 上村祐子 構成・企画/西脇素子(MORE)