飯豊まりえのおしゃれをひもとく秘密

お気に入りの服を大事にし、仕事には丁寧かつ懸命に向きあう。好きなことや自分らしさを大切にし、人から学ぶことも忘れない。日々進化を続ける飯豊まりえ=“まりえってぃ”の魅力をひもとけば、私たちまで笑顔に、明日から頑張ろうと思える。そんな彼女の私服ルール、教えて〜!

飯豊まりえの私服スタイルをひと言で表すなら、シンプル

飯豊まりえの私服コーデ
「子供の頃からモデルの仕事をしていた影響で、ガーリー、ポップ、山ガール、カジュアルとさまざまなテイストを経験してきたの。その結果、20歳手前くらいでシンプルに行きつき、それ以降は自分のスタイルとして確立しました。シンプルな服は、自分に似合っていると感じるし、着ていて心地がいいから好き。着こなし次第でいろんな表情になるところも深いな、って思うんです」(まりえ、以下同)

Knit Vest_クリスタセヤ
Shirt_サルヴァトーレ ピッコロ
Pants_ノーク
Shoes_ジェイエムウエストン
Bag_セリーヌ
Ring_マリハ
Bangle_セリーヌ

パリッとした白シャツが大好き。シャツを専門とするブランドだけあって、フォルムがきれいなの。少しゆるい大きめサイズを選んで抜け感を出しながら、ベストとセンタープレスパンツで、とことんメンズっぽくまとめるのが落ち着く」

ベーシックなトップスにこそこだわりを

飯豊まりえの私物のオーラリーとコモリのTシャツ
(右)コモリ
(左)オーラリー
「ニットにTシャツ。ともにシンプルだからこそ、求めるのは着心地のよさと体にぴったり合うシルエット。右のニットはゆるさのあるクルーネックとまろやかなホワイトが魅力。左のTシャツは、シームレスで着心地が最高! 甘すぎない絶妙なピンクも素敵。Tシャツはジャストサイズを選ぶよ」

ストレートデニムがなくちゃ始まらない!

飯豊まりえの私物のデニムコーデ
「合わせやすくて、体型にも似合うストレートデニムは私の定番ボトム。持ってない色を見るとつい欲しくなるから、20本くらい持ってるかな。夏は白T、冬はニットと」

Pants_アクネ
Tops_セリーヌ
Ring_トムウッド

「このデニムはあせたブルーのラフなムードがお気に入り。母が買ってきてくれたトップスと色もちょうどよくて、セットアップみたいな着こなしを楽しんでる。デニムはもう体の一部ってほど、私の着こなしに欠かせないアイテムのひとつ」
飯豊まりえの私物のセリーヌ とヤヌークのデニム
(右)ヤヌーク
(左)セリーヌ
「右のデニムはスタイリストの金子綾さんからいただいたもの。脚のラインとヒップを丸くきれいに見せるシルエットが優秀なの。左は色落ちしたヴィンテージっぽい風合いと、高めにあるポケットのデザインが好み。どちらもハイウエスト」

“一生使える”には投資する!

飯豊まりえの私服コーデ
「ケーブル編みのカーディガンは、流行に左右されないデザインと、パンツを合わせた時に可愛げの出るショート丈に惹かれて即決。下のニットは母が買ってきてくれたもの。子供の頃から今でも、母は私に服を買ってくるのが好きみたい。私の名バイヤーと呼んでいます(笑)」

Knit_メゾン マルジェラ
T-shirt_プラダ
Pants_リーバイス
Headband_エルメス
Ring_セリーヌ
まりえってぃの私物のエルメスのニット
(上)エルメス
「好きなテイストが決まっているせいか、欲しい服がいつもたくさんあるわけじゃない。だからこそ、素敵! と思う服に出合えた時は迷わず即買い。上質で着心地がいい服には、投資する価値があると思うから。厳選された好きなものが自分の周りに集まるのが心地いい! アイテムはベーシックなニットやアウターに投資することが多いかな」
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撮影/三瓶康友(モデル) 坂田幸一(製品) ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/飯豊まりえ スタイリスト/石上美津江 取材・原文/道端舞子 企画・構成/青山玲子(MORE) ●この特集に掲載されているものは、すべて私物のため、現在発売されていないものも含まれます。各ブランド・ショップへのお問い合わせはお控えください。