【ワークマン】過酷ファッションショー速報！ 雨風に強いレディース新作をレポ
『ワークマン』が水上“Night”過酷ファッションショーを開催！
『ワークマン（WORKMAN）』が2021年秋冬シーズンの新製品発表会を開催......したのですがなーんと、東京プリンスホテルのガーデンプールの上にポッカリ浮かぶランウェイを作り、「水上“Night”過酷ファッションショー」なる超斬新なショー形式で、新作の防水・撥水性や防風性をアピールしまくりました！
放水セットと直径1.5mを超える超巨大扇風機がモデルを襲う！
プールの上のランウェイですから当然、モデルさんたちが歩く足もとは水でびっちゃびちゃ。しかもごていねいにランウェイの左右をゴッツい放水セット（前回2020年秋の約2倍のパワーだそうな......）が覆い、さらにその下に直径1.5mを超える超巨大扇風機が2台もドーーーンと鎮座。そして奇しくも台風16号襲来前夜に行われたため、会場は照明がないと真っ暗だし、時折リアルに雨が降ってくる悪天候で、ふつうの感覚ならこんな状況でファッションショーなんかやらないのですが、ここまで過酷な状況を『ワークマン』があえて作っちゃった理由、それはズバリだな……！
『ワークマン』が長年の作業着開発・販売でつちかった、暴風雨雪に強い独自の機能性をランウェイで実現し、まずは我々に実感してもらいたかったからです！ 事実、立っていられないくらい強烈すぎる放水と暴風になぶられまくったモデルさんたちも、
2回も暴雨＆暴風を浴びたのにこの表情（↑）。中に着ているグレーのタンクトップ（グレーっていちばん水ジミがわかりやすいのに！）がまったく湿っていない様子なのがおわかりいただけるだろうか......!? 『ワークマン』新作ウェアの防水・撥水性、マジすさまじ。
ほかにも、『ワークマン』公式アンバサダーと共同開発した中綿コートに牛乳をかけまくったり（もちろん全部ポロポロ弾いてコート本体にはまったく汚れも湿り気も牛乳ジミも一切ナシ）、報道陣もビックリの超ド派手な好き勝手やらかし放題演出がとっても楽しい大胆すぎるショーでした。事実、エディター沖島席の背後には各TV局からやってきた大勢のムービーカメラマンがいらしたのですが、どんな悪天候や状況下でも巨大で重たいカメラを肩に構えて撮影しなければならない彼らも「マジで作業用にいいかもなぁ！ ほんで丈夫で安いんだろ!?」と次々口にしていました。現場でさっそくガッツリ新規顧客を獲得している『ワークマン』、ガチで強い。
レディースウェア大増強中！ とにかく“防水・撥水推し”な2021秋冬新作
『ワークマン』が、ここまで過酷なショーを実施して、自社商品の防水・撥水性をアピールするのはなぜか？ それは、濡れる・汚れる・ムシムシするといった、衣服を身につけて生活するうえでの些細なストレスや我慢をなるべく軽減し、高機能・低価格な服や小物で、忙しいユーザーを少しでも快適にしたいという情熱からだそうな。ショー会場のおとなりで開催された展示会では、“ワークマン女子”向けレディース商品新作が1/6程度のスペースをドドーンと占めており、新たな女性ユーザー獲得に向けてグイグイ爆走を続ける『ワークマン』の並々ならぬ気合いを感じました。
“ワークマン女子”必見！ 2021秋冬レディースおすすめ新作リスト
エディター沖島がレディース新作を見ていると、さっそく女性スタッフKさん（生産管理担当）が「撥水実験しましょう！」と言いながら、どデカい吸水ボトルを片手にニコニコやってきました。え、それどうするの？
おすすめ1：撥水ライトプリーツスカート（￥1900）
まずは「撥水ライトプリーツスカート」（￥1900）。Twitterで「水辺に入ってもまったく濡れずに生地が浮く！」「子どもと気兼ねなく砂場遊びができる！」といった投稿が相次いで大いにバズり、早くも入手困難になっているという超ヒット商品です。繊細なアコーディオンプリーツがとってもきれい。360°ウエストゴム仕様なのでスポンとはけますし、右サイドにファスナーつきポケットがあり、しかもくるくる折りたたんでそのポケットに収納できるパッカブル仕様でもあります。
実はエディター沖島も持っており（詳しい機能や着回しコーデについては後日記事を公開しますのでお楽しみに♡）、「水上“Night”過酷ファッションショー」現場でも着ていたのですが、けっこうな量の雨が突然降ってきてもぜんぜんへっちゃら、雨をビシバシと力強く弾いてくれました。ひざの上に無数の水滴が丸くついているのがおわかりいただけるだろうか......!? ちなみにノートPCが入ったバッグをスカートの中に収納して座っており、1時間にわたるショー終了後でも濡れも湿りもなし。9月末現在、“2021年に買ってよかった服”TOP3にランクインしています。
おすすめ2：撥水ライトスカートレイン（￥1900）・撥水ライトマウンテンパーカーレイン（￥2500）のセットアップ
大人気の「撥水ライトプリーツスカート」に続いて発売されたのがこちら「撥水ライトスカートレイン」（￥1900）。ひざ下長めのロング丈で、ギャザーをたっぷりあしらったボリュームスカートです。もちろんこちらも雨や水をビシバシ弾く撥水機能つき。防風・UVカット機能と両サイドポケットまでついています。
「スカートのほうが先に店頭入荷してしまったので、お客さまには気づかれにくいのですが、実はセットアップで着られるように作ったんです！」と、Kさんがコーディネートを始めました！ なーんと「撥水ライトマウンテンパーカーレイン」（￥2500）と組み合わせることができるではないか!!! こちらも防水・防風・UVカット機能つき。
おすすめ3：高撥水ビエラシャツワンピース（￥1900）
すっきりとしたノーカラーの襟もとや両胸のフラップつきポケット、フロントボタンを留めたり外したりとさまざまな着こなしが楽しめそうな、ベーシックデザインの「高撥水ビエラシャツワンピース」（￥1900）ですが、Kさん、突然ワンピースに向かってチュッチュと水をかけ始めました！ するとアラ不思議!!! 大量の水滴がコロコロと生地の上を転がりまくるではありませんか！ 「生地はポリエステル100%なのですが、安っぽいテカりが出ないよう、フランネルのような質感になるよう工夫したんです」とのこと。水滴はパパッと床に散っていきました……そして何ごともなかったかのように湿り気も水ジミもできていないワンピース。すげえ。
おすすめ4：撥水防風ボアコート（￥2900）
ボアフリース素材の「撥水防風ボアコート」（￥2900）も、もれなくビシバシ雨水を弾きます！ 2020秋冬シーズンにヒットしたコートに、取り外し可能なフードをつけてアップデートしたそう。「雨が降っている時や風が強い時ってフードをかぶりたくなりますよね。お客さまからいただいたご意見で改良を加えました」とKさん。ユーザーの声をすぐさま商品開発に反映させる姿勢やスピード感、実現力もなかなかのものだなと感心した次第。
おすすめ5：撥水コーデュロイベーカーパンツ（￥1780）・撥水コーデュロイベーカースカート（￥1780）
温かみあふれる畝が特徴のコーデュロイ生地までが、『ワークマン』の手にかかると撥水仕様になっちゃうんだなこれが！ 「撥水コーデュロイベーカーパンツ」（￥1780・左）と「撥水コーデュロイベーカースカート」（￥1780・右）もヒットの予感しかしない新作。スカートは、両サイドの大きなポケットと身ごろで生地の色を切り替えたツートンカラーなのが可愛いですね。
このパンツとスカートに用いられているコーデュロイ生地、なんせよく伸びてストレッチ性抜群ですし、大量の水もコロコロビシビシとよく弾いて頼もしい限り。普段の生活ではもちろん、『ワークマン』が強化しているキャンプや外レジャーなどのアウトドアシーンにもぴったりですね。
おすすめ6：撥水ストレッチモックネックプルオーバー（￥1500）
「ふだん着るスウェットが水や汚れをビシバシ弾いてくれると、お料理やお掃除の家事をする時や子育てのタフなシーンでも気兼ねなく着られていいですよね」とKさんが最後に激推ししてきたのがこちらの「撥水ストレッチモックネックプルオーバー」（￥1500）。裏地がボアになっているので、真冬でもあったかく装えます。太めの立ち襟デザインなのでカジュアルすぎないのも“パジャマ見え”しないこだわりポイントなのだとか。「撥水ライトプリーツスカート」と合わせたら完璧防水コーデの完成じゃん!?
まとめ：“ワークマン女子”商品開発、いいぞもっとやれください！
以上、『ワークマン』2021年秋冬新商品展示会でお披露目されたイチ推しレディース新作アイテムと、「水上“Night”過酷ファッションショー」の速報レポートでした。スペシャルゲストとしてランウェイを歩き、自らもびしょ濡れになったキャリア20年超えの超ベテランモデル・土屋アンナさんは、『ワークマン』の商品について「防水や防寒といった高機能商品があることで、生活を楽しめる幅がどんどん広がるからうれしいですよね。なんたって安いし！」と自らアピールして、報道陣をドッカンドッカン沸かせていました。今回ご紹介した新作は、これから秋が深まるにつれて続々と店頭＆公式オンラインストアに入荷するので。ぜひチェックしてみてくださいね。
- エディター沖島（沖島麻美）
- 編集＆ライター歴16年目の姉MORE世代。宝島社『InRed』『GLOW』→ハースト婦人画報社『ELLEgirl』を経て独立。雑誌や書籍などのペーパーメディアと、WebやSNSなどのオンラインメディアをハイブリッドで企画・制作・運用できるのが強みです。プロ目線で厳選した人気の上質プチプラアイテムを続々お届けしていくのでお楽しみに♡
Instagram: https://www.instagram.com/asamiokishma/
取材・文／沖島麻美 ※掲載情報は2021年9月30日時点でのもので変更等の可能性があります。最新の情報はブランドの公式サイトにてご確認ください。テキストには個人の感想が含まれます。
