幸先のいいことに、無印良品お正月向け超人気商品「福缶」2025年バージョンの予約抽選販売に当選し、入手に成功いたしました! 日本各地で昔から親しまれている手づくりの縁起物1点と、お店でもネットストアでも使えるギフトカード1枚が入ったセット商品です。本記事では、「福缶」が誕生した背景・中身・購入方法について、2026年以降の参考となるよう、2025年のケースを詳しく解説します。

CONTENTS
  1. 無印良品の「福缶」とは?
  2. 福缶の中身は何が入っているの?
  3. 無印良品の「福缶」を購入する方法

無印良品の「福缶」とは?

無印良品の福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年 ボルドーカラーのパッケージ

福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年¥2025/良品計画(無印良品) ※抽選予約販売(抽選は終了・当選者のみ店舗購入可能商品)

無印良品の「福缶」は、2011年3月の東日本大震災をきっかけに、商品の販売を通して東北地方の復興を応援したいとスタートしたプロジェクト。初年度の2012年正月は、東北エリア4県(青森・岩手・宮城・福島)の縁起物14種類をランダムで詰めて販売し、東北支援に役立てたそう。現在は、「お客さまに対する日ごろの感謝を込めて“福”を届ける」というコンセプトのもと、日本全国各地で昔から親しまれている手づくりのめでたい縁起物を詰めた商品になっています。

無印良品の「福缶」開封の儀(ふたつきだから小物入れに活用)

缶詰スタイルの「福缶」。プラスチックのふたがついているので、開封後も小物入れなどとして活用できます◎(開封時は手を切らないようにご注意くださいね)

東日本大震災から10年の節目を迎えた2024年の「福缶」はシルバーカラーのパッケージだったそうですが、今年は無印良品のブランドカラーでもあるボルドーに。作り手の思いが込められた縁起物が購入者の元へと無事に届くよう、熟慮と検証を重ねた結果、缶詰スタイルが採用されたのだそうです。全国各地に伝わる民芸とユーザーをつなぐ「福缶」は、11年目以降もますますその存在意義を深めていくことでしょう。

福缶の中身は何が入っているの?

無印良品の「福缶」は、日本各地で昔から親しまれている手づくりの縁起物1点と、お店でもネットストアでも使えるギフトカード1枚が入ったセット商品です。

無印良品の「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」の中身:縁起物38種一覧・木彫りの熊・MUJI GIFT CARD・ふたつき缶ケース

無印良品の「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」の中身

  • 日本の縁起物:1点(全38種類のうちランダムで1種類)
  • MUJI GIFT CARD:1枚(¥2025分のお買い物が可能)
  • その年の日本各地縁起物リスト
    ※数量限定。抽選に応募し、当選者のみ購入可能
    ※ネットストアでの配送販売はなし
無印良品の「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」の中身:縁起物(木彫りの熊)・MUJI GIFT CARD

「福缶」は、無印良品でのお買い物に使える¥2025分のプリペイドカードに、日本の縁起物がおまけとしてついてくるという、なんともありがたく福々しい商品なのです! カードには購入金額の¥2025がチャージされており、全国の無印良品店舗またはネットストアでのお買い物に使用できます。さらにプリペイド式なので、チャージ(入金)して繰り返し使えます(※)。※最後の利用から3年間使用しない場合、残高の有無にかかわらず無効になるのでご注意ください

2025年は全38種類! どんな日本の縁起物が入っているの?

無印良品の福缶2025、ケース・木彫りのくま、MUJI GIFT CARD

福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年¥2025/良品計画(無印良品) ※抽選予約販売(抽選は終了・当選者のみ店舗購入可能商品)

無印良品の福缶2025年に入っていた日本の縁起物のひとつ・栗田民芸店の木彫りの熊

筆者が購入した「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」に入っていた木彫りの熊(栗田民芸店/北海道川上郡)

筆者が購入した「福缶」に入っていたのは、北海道川上郡にある栗田民芸店からやってきた木彫りの熊でした。北海道の観光名品として古くから親しまれてきた木彫りの熊。熊は人間の手のひらに乗るほど小さなサイズで生まれてきますが、成長するととても大きくなることから転じて、子どもの無事な成長を願い、試練に勝つ・試験に合格するお守り、また大人の熊は強くたくましいことから、魔よけ・災難よけの象徴といった意味を持つそうです。木の素朴な風合いを生かしてていねいに彫られた熊は、手に触れるだけで心からの温もりが感じられる逸品! 「福缶」を開けた瞬間、木のいい香りがしたのでした。

「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」にランダムで入っている日本の縁起物全38種リスト

「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」にランダムで入っている日本の縁起物全38種リスト

「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」にランダムで入っている日本の縁起物全38種リスト

「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」にランダムで入っている日本の縁起物全38種リスト

ほかの「福缶」にはどんな縁起物が入っているのかを一覧にまとめたパンフレット(縁起物の写真・商品名・由来・作家や工房などの生産者情報を掲載)も同梱されています。干支の巳年にちなみ、2025年はヘビをモチーフにした縁起物が多いもよう。ひとつひとつ大切に手づくりされた縁起物たちはどれも可愛らしくて、各々のたたずまいや伝承を眺めているだけでほっこりと温かな気持ちになります。

無印良品の「福缶」を購入する方法

無印良品の「福缶」を入手するには、年末の指定期間中に公式ネットストアで応募し、抽選を経て当選し、年明けの指定期間内に指定した店舗の店頭で受け取る必要があります。

無印良品 渋谷西武の店頭に2024年末から掲示された無印良品「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」の告知ポスター

無印良品 渋谷西武の店頭に2024年末から掲示された無印良品「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」の告知ポスター

2025年の「福缶」は、2024年11月14日〜25日、公式ネットストアにて抽選販売に申し込み、12月6日ごろの抽選結果発表(当選お知らせメールまたは公式アプリ通知)を待って、2025年1月1日〜10日に、申し込み時に指定(自身で選択可能)した店舗の店頭で受け取る仕組みでした。ひとりでも多くの方が当選するよう、2025年はおひとりさま1個まで申し込み可能でしたが、過去には2個まで申し込めた年もあったようです。

無印良品「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」の抽選当選&受け取り用バーコード画面

無印良品「福缶」アプリ上の当選通知&受け取り用バーコード画面(イメージ画像)

アプリ上の会員証→注文履歴→抽選応募結果ページから受け取り用バーコードを表示し、受け取り店舗の指定レジにてスタッフに提示して購入しました。

無印良品「福缶 日本 日本各地の縁起物 2025年」を受け取り時レジで選ぶ様子

持って帰る「福缶」が選べる店舗も!

筆者が受け取り店舗に指定した渋谷西武店では、引き取り待ちの「福缶」複数個の中からひとつ選ばせてくださいました! スタッフいわく、気になる当選確率は「極めて低い」(※)とのことなので、当選された方は2025年、間違いなくついています! ぜひ縁起物とともに素敵な新年をお過ごしくださいね。残念ながら落選してしまった方も、来年の入手を目指して運気を磨いていきましょう◎。※「福缶」の生産個数や応募倍率は公表されていません

無印良品 公式ネットストアへ

取材協力/無印良品 渋谷西武 取材・文/沖島麻美 ※掲載されている情報は2025年1月3日時点でのもので、一部私物や個人の見解が含まれます。最新の情報は店頭やブランド公式サイトにてご確認ください

エディター&ライター
オキシマガジン(沖島 麻美)

編集&ライター歴18年目の姉MORE世代。宝島社『InRed』『GLOW』→ハースト婦人画報社『ELLEgirl』を経て独立。ベテランプロ目線で厳選した人気の上質プチプラアイテムやお役立ち情報を続々お届けしています♡