社会人だって海外留学したい! 費用、人気エリアなど大人留学のリアルデータ
世界が広がる。人生が変わる。今からでも遅くない! 「オトナ海外留学」のリアル
スキルアップ、キャリアチェンジ、リフレッシュ……変化が欲しいけど、どうしたらいいかわからない。そんなモヤモヤを抱いている人、多いのでは? 社会が大きく変化している今こそ、新しいことに挑戦するチャンス。
MOREインフルエンサーズに聞いた! 海外留学にまつわる意識調査
Q.今後留学してみたい?
YES 74%
なかなか踏み出せない理由のトップは、留学費用と帰国後のキャリアに対する不安。ぜひ、体験談を参考にして!
なかなか踏み出せない理由のトップは、留学費用と帰国後のキャリアに対する不安。ぜひ、体験談を参考にして!
Q.留学するならどんなことを学びたい?
1位:英語
2位:専門分野
3位:語学(英語以外)
「英語」が2位以下を大きく引き離し、断トツ1位に。生かせる職種が多く、基礎知識があることも影響していそう! 「専門分野」は、ファイナンスとファッションが人気でした。
2位:専門分野
3位:語学(英語以外)
「英語」が2位以下を大きく引き離し、断トツ1位に。生かせる職種が多く、基礎知識があることも影響していそう! 「専門分野」は、ファイナンスとファッションが人気でした。
留学のサポートを行う『留学ジャーナル』が教える! 20代〜30代女性の海外留学DATA
教えてくれたのは…『留学ジャーナル』
留学情報の提供、留学諸手続きの代行などを行う、日本最大級の留学エージェント。世界11カ国、650校以上から留学先を選べる。現地に提携オフィスを設置しているエリアもあり、日本語での電話サポートは24時間体制
留学の目的
「『長期留学』は9週間以上、『短期留学』は8週間以内を指します。コロナ禍前は短期が一番人気でしたが、2022年秋頃までは長期のほうが学生ビザを取得しやすく、人気が上回る結果に。また円安の影響を受け、働きながら語学学校へ通える『ワーキングホリデー』の人気が上昇したのも変化です。『大学・専門学校』へ入学した人の多くは、ITやマーケティングなどビジネスのスキルアップが目的。以前は観光業も人気でしたが、コロナ禍の影響で減少しました」(『留学ジャーナル』石澤さん、以下同)
人気エリア
1位:バンクーバー
2位:トロント
3位:シドニー
4位:メルボルン
5位:マルタ島
「カナダはランキング上位の常連。アメリカの物価上昇を受けて、ますます人気が高まっています。オーストラリアは、安全面&気候で選ぶ人が多数。両国ともに、語学留学を目的に訪れる人がほとんどです。ちなみに6位以下は、ロンドン、ケロウナ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ダブリンでした」
2位:トロント
3位:シドニー
4位:メルボルン
5位:マルタ島
「カナダはランキング上位の常連。アメリカの物価上昇を受けて、ますます人気が高まっています。オーストラリアは、安全面&気候で選ぶ人が多数。両国ともに、語学留学を目的に訪れる人がほとんどです。ちなみに6位以下は、ロンドン、ケロウナ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ダブリンでした」
留学総費用の目安
6カ月で 161〜312万円
「総費用に含まれるのは、授業料、滞在費、航空運賃、保険、レジャー費です。2022年は円安の影響が大きく、最も円が安かった時期は、上記の平均費用の3割増しに。予算を抑えたい場合は、費用で大きな割合を占める学費が安い学校・国を選ぶことをおすすめします」
「総費用に含まれるのは、授業料、滞在費、航空運賃、保険、レジャー費です。2022年は円安の影響が大きく、最も円が安かった時期は、上記の平均費用の3割増しに。予算を抑えたい場合は、費用で大きな割合を占める学費が安い学校・国を選ぶことをおすすめします」
留学の平均期間
20週
「コロナ禍前は、夏休みなどの長期休暇と有給休暇を合わせて、数週間で気軽に留学する方も多数いらっしゃいました。今年は昨年よりも海外へ行きやすくなるので、短期留学の人気が徐々に復活する見込みです」
「コロナ禍前は、夏休みなどの長期休暇と有給休暇を合わせて、数週間で気軽に留学する方も多数いらっしゃいました。今年は昨年よりも海外へ行きやすくなるので、短期留学の人気が徐々に復活する見込みです」
留学者数の推移
2021年 ➡ 2022年 120%
「円安、航空運賃高騰の影響もあり、大幅な増加はもう少し先になりそうです。日本人の少ない環境を求める方は、今が狙い目といえます!」
「円安、航空運賃高騰の影響もあり、大幅な増加はもう少し先になりそうです。日本人の少ない環境を求める方は、今が狙い目といえます!」
コロナ禍以降の留学傾向
専門的な知識を学ぶ人が増加
「“なんとなく”で語学を学ぶ傾向が強かった以前と比べ、スキルアップやキャリアチェンジ、グローバルに働くことを留学の目的に掲げる人が急増しています。20代後半では英語の次にビジネス関係が人気です」
「“なんとなく”で語学を学ぶ傾向が強かった以前と比べ、スキルアップやキャリアチェンジ、グローバルに働くことを留学の目的に掲げる人が急増しています。20代後半では英語の次にビジネス関係が人気です」
関連リンク
イラスト/naohiga 取材・原文/中西彩乃 ※MORE2023年3・4月合併号掲載