【ジブリパーク】ネコバスに乗って移動! 「どんどこ森」行き方&遊び方を解説
エディター&ライター
オキシマガジン(沖島 麻美)
2024年3月16日(木)の「魔女の谷」開園をもって全5エリアがグランドオープンする『ジブリパーク』。本記事では、『となりのトトロ』をメインモチーフにした「どんどこ森」をクローズアップ! 「どんどこ森」と「もののけの里」間を新たに運行する「APMネコバス」の乗り方ガイドも併せてご紹介します(2024年3月更新)。
- 「どんどこ森」へのアクセス方法:いざ“大さんぽ”へ!
- 「サツキとメイの家」の歩き方
- 「どんどこ堂」の歩き方
- 「どんどこ売店」を物色します。
- スロープカーに乗って山を下ります。
- 宮崎吾朗『ジブリパーク』監督直筆“大さんぽのしおり”を活用して!
「どんどこ森」へのアクセス方法:いざ“大さんぽ”へ!
「どんどこ森」は、愛・地球博記念公園内にある『ジブリパーク』のなかでもいちばん奥にあります。チケットは日時指定の予約制(購入方法など詳しくは別記事参照)です。
【NEW!】おすすめの行き方その1:「APMネコバス」(有料)に乗ります
「魔女の谷」が開園し、全5エリアがそろってグランドオープンする2024年3月16日(木)から、「どんどこ森」と「もののけの里」間を往復運行する「APMネコバス」が爆誕します! 『となりのトトロ』に登場するキャラクター・ネコバスをイメージして製作された車両で、着想から約6年、愛知県の念願が叶った“走るリアルネコバス”なのだそう。「APMネコバス」しか知らない秘密のルートを走行します。
「APMネコバス」は、愛知県が世界に誇るグローバルカンパニー・トヨタ自動車が開発した短距離・低速型モビリティ「APM(Accessible People Mover)」をベースに、宮崎吾朗『ジブリパーク』総監督が監修。丸みを帯びた車体や、車内のシートに採用された毛足の長い素材などで猫っぽいイメージを表現しているほか、なんと、車を起動するキーについているチャームまでネコバスのしっぽをモチーフにしているこだわりっぷり! テキストがひっくり返った行き先表示やナンバープレートにもご注目ください。
晴れの日は風を感じながら走行する超オープンカースタイルの「APMネコバス」ですが、雨の日はカーテンカバーが出現するので、濡れずに安心して利用できます。 カーテンには、傘をさした大トトロがプリントされています。
「APMネコバス」は有料(片道/大人¥1000・子ども¥500)です。チケット売り場は2カ所。「もののけの里」と「魔女の谷」の間・「猫の城遊具」前にある黒いチケットボックスか、
「どんどこ森」のふもとにある無料休憩所「どんどこ処」に併設された券売機ボックスで専用利用券をを購入してください。
【「APMネコバス」ご利用ガイド】
●料金/大人:¥1000・子ども(4歳〜小学生)¥500 ※3歳以下は無料
●営業時間/平日:9時半〜17時半・土日祝:8時半〜17時半
●チケット販売時間/平日:9時15分〜16時半・土日祝8時15分〜16時半
●定休日/毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日から1月3日)・およびメンテナンス等の指定日
●利用方法/愛・地球博記念公園内に設置している「APMネコバス」専用券売機にて利用券をご購入のうえ、指定時間内に「もののけの里」「どんどこ森」付近の「APMネコバス」専用のバス停にて乗車
●支払い可能方法/現金、QR決済(PayPay、メルペイ、d払い、au Pay、WeChatPay、AliPay+、銀聯QR)
※利用券は30分単位の時間指定チケットです
※3時間先までの時間帯の中から選択可能です
※1日の上限販売枚数を超えた時点で販売終了となります
おすすめの行き方その2:歩いていきます
公園内の大自然を満喫しながら“大さんぽ”(おおさんぽ。by 宮崎吾朗『ジブリパーク』総監督)しながら歩いて行くのがおすすめ! 愛・地球博記念公園エントランスからの所要時間は約20〜25分です。右手に広大な日本庭園を眺めつつ、緑のいい匂いをかぎながらてくてく歩くだけでリフレッシュできますよ。
「サツキとメイの家」の歩き方
表玄関からお邪魔します。
お父さんの書斎をのぞきます。
居間でサツキの宿題を手伝います。
手前に居間、奥に床の間があり、二間続いています。居間の隅っこには、サツキの勉強机があり、やりかけの宿題ノートと教科書が開きっぱなしになっています。サツキはちゃんと宿題を終えてから遊びに行くタイプでしたっけ……!? 目の前の縁側からは日本庭園を一望することができます。風通しがよく、夏はエアコンがなくても涼しく過ごせそうですが、冬はちょっと寒いかもしれません。「どんどこ森」を探索する時は、暖かい服装でお出かけするのが正解かも。
床の間の押し入れや引き出しやたんすを捜索します。
圧巻は洋服だんす。扉を開けると、昭和の時代に衣類の防虫剤としてメジャーだった樟脳の匂いがツンと鼻腔を刺激します。しかも季節によって衣替えがなされます。姉から妹へ大切に読み継がれるであろう絵本や童話の紙の匂いやおしろいの匂いなど、視覚だけでなく、嗅覚や触覚まで懐かしい感覚で満たそうとしてくる宮崎吾朗『ジブリパーク』総監督の情熱的なアプローチに、思わず感服してしまいます。
茶の間に呼ばれます。
和だんすの引き出しには、サツキとメイの浴衣や下着が収納されています(こちらも季節によって衣替えされます)。向かいの食器棚の引き出しには、薬や生活用品の数々が。壁にかかったラックには、タツオ宛の絵はがきや手紙が入っています。
台所を手伝います。
お風呂をのぞかせてもらいます。
2階への階段が隠された扉を探してみます。
家の周辺をぐるっと回ってみます。
外観をバックに記念撮影します。
「どんどこ堂」の歩き方
大トトロにお参りします。
「どんどこ売店」を物色します。
スロープカーに乗って山を下ります。
宮崎吾朗『ジブリパーク』監督直筆“大さんぽのしおり”を活用して!
また、宮崎吾朗『ジブリパーク』総監督による『ジブリパーク』ガイド“大さんぽのしおり”が公式公開されています。園内マップ、おすすめの服装、園内の移動の仕方、アクセス方法などが分かりやすく明記されています。くみとなまえを明記できるほか、A4サイズでプリントアウトして4つ折りにして持ち歩けるしおりです。ぜひ活用してみてくださいね。
取材・写真協力/©️Studio Ghibli 取材・文/沖島麻美 ※掲載されている情報は2024年3月12日時点でのもので、個人の見解も含まれます。最新の情報は現地または公式サイトにてご確認ください。
編集&ライター歴18年目の姉MORE世代。宝島社『InRed』『GLOW』→ハースト婦人画報社『ELLEgirl』を経て独立。ベテランプロ目線で厳選した人気の上質プチプラアイテムやお役立ち情報を続々お届けしています♡