【2021最新】ついにデビューを果たした話題のボーイズグループ「BE:FIRST」のメンバーを深掘り♡

今年、SKY-HI主催のオーディション番組『THE FIRST』から誕生した、7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」。11/3にデビューを果たした彼らにインタビューを行いました。デビュー前に実施した貴重なインタビューでは、メンバーが暴露した意外な素顔や、貴重な裏話も! デビュー曲『Gifted.』と、彼らの魅力に迫ります♪
[目次]
  1. BE:FIRSTとは?
  2. 【BE:FIRSTインタビュー】オーディション期間中の“壁”の乗り越え方とは?
  3. 【BE:FIRSTインタビュー】メンバーそれぞれの“自分の強み”と“役割”は?
  4. 【BE:FIRSTインタビュー】デビュー曲『Gifted.』の制作時を振り返る!
  5. 【BE:FIRSTインタビュー】メンバーを音楽の道へと導いた楽曲とは?
  6. 【BE:FIRSTインタビュー】メンバーの意外な素顔と最近の裏話を暴露!

BE:FIRSTとは?

BE:FIRSTのメンバー
Profile
2021年、SKY-HIが2020年に設立した会社BMSGで主催したボーイズグループオーディション『THE FIRST』から生まれた、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人組ダンス&ボーカルグループ。それぞれが歌・ダンス・ラップに対して高いクオリティとポテンシャルを持っているのと同時に、作詞・作曲・コレオグラフにまで発揮される音楽的感度の高さ、そして七者七様の個性を持った華やかさが魅力。

「BE:FIRST」と名付けられたこの7人組は、プレデビューから日本の各種音楽チャートの1位を席巻。ここからアジア、そして世界へと向けて羽ばたく最初の一歩目を踏み出す。ファンの名称は、「BESTY(ベスティ)」。

[メンバープロフィール]
SOTA
世界レベルのダンスでグループを引っ張る
ソウタ●2001年1月18日生まれ。神奈川県出身。174cm。

SHUNTO
唯一無二の歌声で楽曲に深みを生む
シュント●2003年9月1日生まれ。愛知県出身。174cm。

MANATO
安定したパフォーマンス力でグループを支える
マナト●2001年4月29日生まれ。福岡県出身。173cm。

RYUHEI
艶やかなパフォーマンスで魅了! 最年少
リュウヘイ●2006年11月7日生まれ。愛知県出身。180cm。

JUNON
メインボーカルを担う最年長
ジュノン●1998年5月23日生まれ。東京都出身。183cm。

RYOKI
爆発力のあるパフォーマンスが武器
リョウキ●1999年4月26日生まれ。愛知県出身。177cm。
 
LEO
グループのムードメーカー的存在
レオ●1998年9月8日生まれ。東京都出身。179cm。

【BE:FIRSTインタビュー】オーディション期間中の“壁”の乗り越え方とは?

RYOKI「“ありのままの自分でいること”が大切だと気がついた」

BE:FIRSTのRYOKI
RYOKI

——オーディション『THE FIRST』の期間中は、悩んだり、落ち込んだりしたことがあったのではないか思います。その時、どうやってその壁を乗り越えていましたか?

RYOKI:クリエイティブ審査の時に、チームメンバーと意見がかみ合わなくて、ぶつかったことがありました。その時に気がついたことが、チームワークを高めるには、「ありのままで話すこと」がすごく大切だということ。オーディション期間を一緒に過ごした仲間と本音でぶつかり合えるようになってからは、思い悩むということがなくなったと思います。

LEO:僕が行き詰まったのは、2次審査の『Be Free』の時。自分が分からなくなって悩んでしまって……。“もうどうしようもない”となって、SKY-HIさんに相談したら、最後に「頑張ろうね」という言葉をかけてくださったんです。「頑張ってね」ではなく、「“一緒に”頑張ろう」というそのメッセージが、その後のオーディションを乗り越える心の支えになりました。

SOTA:あまり行き詰まるということはありませんでした。というのも、オーディションが始まる前から、「ラップや歌は未経験だけど、これまでのダンサー人生で培ってきたメンタルの強さでは負けたくない」という想いが胸の中にずっとあったから。だから、最終審査の結果発表でSKY-HIさんから、『ソウタは、唯一芯がブレずにここまでやり遂げた』と言われた時は、過去の自分を褒められたような気がして、すごくうれしかったです。

MANATO:僕がいちばん苦戦したのは、“感情表現”の面。3次審査の時から、SKY-HIさんにずっと指摘されていたことでした。海外の方は、表情も感情表現も豊かなので、たくさん映画を観て、感情や表情の引き出しを増やす作業をしました。あとは、メンバーにも相談しました。例えば、『Shining One』で同じチームだったショウタくんには、“Can you feel it?”という囁くパートの魅せ方を相談しました。首に手を当てるのは、ショウタくんのアドバイスなんですよ。あと、ちょっと首をすくめる感じは、RYUHEIに意見をもらいました。
[THE FIRST 最終審査 / ステージ映像] Shining One / Team Shining (ショウタ、ジュノン、ソウタ、マナト、リュウヘイ)
SHUNTO:僕は、一緒にオーディションを過ごした仲間が脱落していくのを見るが辛かったです。最初のころは、誰かが脱落するたびにすごく落ち込んでいました。でも、途中から「僕が落ち込むことを脱落したメンバーは望んでいない」と考えるようになって。“落ち込むのは脱落者の発表日だけ”と、意識的に気持ちを切り替えるようにしました。

RYUHEI:もともと、壁にぶつかってもひとりで抱え込んでしまうタイプで、人に頼るのが苦手でした。でも、オーディションを通して、周りを頼ることも大切だということに気がつきました。例えば、SOTAくんには、ダンスを教えてもらったり、JUNONくんには、歌い方のコツを聞いたり。素直にアドバイスを求めることができるようになってからは、いろんなことがいい方向に向かっていったと思います。

JUNON:ダンス未経験だったので、審査当日までにパフォーマンスが仕上がるのかが毎回不安でした。でも、不安がっても仕方がないし、やるしかない! もともと無口なタイプだけれど、練習中は必要な情報以外は何も入ってこないほど、集中していたと思います。順位も下位だったので、悩んでいる暇がないというのが正直なところでした。

【BE:FIRSTインタビュー】メンバーそれぞれの“自分の強み”と“役割”は?

JUNON「BE:FIRSTは、だれがどのポジションを担っても成り立つグループ」

BE:FIRSTのJUNON
JUNON

——ご自身が考える“自分の強み”と、グループ内で担いたい“役割”を教えてください。

MANATO:歌もダンスも欠点がなくできることが強み。あとは、ニューヨークへの音楽留学経験で得た、R&Bやヒップホップの本場独特のグルーヴを表現できることです。グループ内での役割は、安定したパフォーマンス力を武器に、グループのレベルを底から押し上げる力になりたいと思っています。先頭に立って引っ張るというよりは、後ろから力強く背中を押すイメージです!

RYOKI:パフォーマンスに攻撃力や爆発力があることが強みなので、初めてBE:FIRSTを見る方に、インパクトを残す役割が担えるかなと思っています。パフォーマンスでは爆発力があるけど、グループ内で話し合いをする時は、状況を冷静に俯瞰して見ているタイプ。話したそうな人がいたら、察知してフォローできる人になれたらと思います。

LEO:僕はSKY-HIさんから、“背骨になる存在”と言われているのですが、バラバラの7つの個性をひとつに束ねることができると思っています。野球部時代に培った、状況を客観的に見るスキルをいかして、メンバー全員がそれぞれに個性を発揮できるようなサポートをしていきたいですね。

RYUHEI:グループ内での強みは、最年少ということ。あと、ダンスのしなやかさや繊細さです。憧れの存在であるBTSのJIMINさんのように、ステージ上では美しいけれどステージを降りると愛嬌があってかわいらしい、そんなギャップのあるメンバーになれたらいいですね。

SOTA:僕の強みは、メンタルの強さ。これから辛い壁にぶつかったとしても、先陣を切って引っ張っていける自信がある。リーダーがいないグループだけど、メンバーのメンタル面をサポートできる人でいたいと思っています。あとは、ダンス講師や振付師をしていた経験をいかして、パフォーマンスのクオリティを底上げできる人にもなりたいです。

SHUNTO:メンバーやSKY-HIさんにも褒めてもらえる、声質が強みかな。グループ内で担いたい役割は……。

JUNON:甘えん坊キャラ!

SHUNTO:え〜!甘えん坊って自覚はないんだけどなぁ。

JUNON:無意識に甘えん坊らしいです(笑)。で、僕がグループで担いたい役割というのは具体的にはなくて。BE:FIRSTは、だれがどの役割やポジションを担っても成り立つグループだと思うし、そうでありたいと思っています。だから、客観的に観て、この人はこの役割だねって固定のイメージを持たれないようにしていきたいという思いがあります!

LEO「毎日自分を更新していきたいと思っています」

BE:FIRSTのLEO
LEO

——グローバルに活躍するグループになるため、これから伸ばしたいと思っているスキルを教えてください。

MANATO:全てのレベルを底上げしたいです。特に、感情表現についてはSKY-HIさんに、「もっと成長できるし、爆発する未来が見える」と言っていただいたので頑張りたいです。あとは、振り覚えが遅い方だと思うので、もう少し早くなりたい!

RYOKI:僕もパフォーマンス力の底上げですね。そのために、あらゆるジャンルの音楽を今まで以上に聴くようにしています。これまであまり触れてこなかったジャンルの曲も聴いてみると意外と面白くて。自分の中にある音楽の引き出しを増やしている最中です!

SOTA:歌、ダンス、ラップと、オールマイティーにこなせるメンバーが揃ったグループになるために、僕もラッパーにとどまることなく、しっかりとボーカルもできる人になりたい。だから今はひたすら歌ったり、JUNONくんの声の出し方を真似したりして、自分の歌の研究をしているところです。

RYUHEI:僕は、「14歳にしてここまでの才能があるのはすごいね」と言っていただけることが多いのですが、20歳を迎える5年後もそう言っていただけるように、今のスキルをどう磨いていくかが課題だと思っています。自分の武器である繊細でしなやかなダンスのスキルを重点的に伸ばしつつ、歌の基礎的な力も高めていきたいです。BTSのJIMINさんのダンスを見て研究しています。JIMINさんはダンスがしなやかで、唯一無二の独特な魅力を放っていてすごく素敵なんです。

JUNON:まだまだ課題だらけのダンスをレベルアップさせたい。あと、表現力も。表現方法って無限大にあると思うので、それは一生の課題だと思っています。

SHUNTO:自分の歌やダンスは、繊細さや可憐さ、美しさが足りていないと思っています。RYUHEIのような、美しさを備えたパフォーマンスができるようになりたいです!

LEO:このスキルを伸ばしたいというよりも、昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分というスタンスで、毎日自分を更新したいと思っています。だから、ずっと一緒にいるメンバーの歌やパフォーマンスを観察して、いいところを吸収することを日々心がけています。

【BE:FIRSTインタビュー】デビュー『Gifted.』の制作時を振り返る!

デビュー曲『Gifted.』でみせる、BE:FIRSTの表現力の幅

BE:FIRSTのMANATO
MANATO

——プレデビュー曲『Shining One』とはガラリと趣を変えた、ミディアムナンバーのデビュー曲『Gifted.』。『Gifted.』を初めて聴いた時の感想や制作時の想い出を教えてください。


MANATO:とても高級感のある楽曲なので、感情そのままに歌ったり踊ったりしてはいけないと感じました。衣装もワインレッドとグレーがベースで、リッチな雰囲気がありますよね! エネルギーを全開にしたプレデビュー曲『Shining One』とは違い、抑制された美しさを『Gifted.』では表現できたと思います。
ラストサビに2声のフェイクがあって、ひとつはJUNONくんで、僕が中音域を担当しています。そこはもともとなかった部分だったのですが、SKY-HIさんに、「MANATOはフェイクできるよね。やっちゃいな!」と言われて、即興でやることになって。2〜3回でいいのが録れて、曲の完成度が高まったのでよかったです。

SOTA:このデビュー曲は、海外の振付師の方が振り付けをしてくださったのですが、その振り起こしを僕が担当しました。その過程で、メンバーそれぞれの個性がいきた振り付けになるよう、その振付師の方とディスカッションを重ね、修正していったことが記憶に残っています。最終的に、メンバーのカッコいい一面もかわいらしい一面も引き出せたパフォーマンスに仕上がったと思います。

【BE:FIRSTインタビュー】メンバーを音楽の道へと導いた楽曲とは?

SOTA「今の道を照らしてくれたこの曲に感謝」

BE:FIRSTのSOTA
SOTA

——音楽愛が強いみなさんの、人生において大事な一曲を教えてください!

LEO:高校3年生の時に映画『8 Mile』を観て知った、Eminemさんの『Lose Yourself』
カッコ悪くても前に進んでいる感じがする歌詞が心に刺さって。大事な日の朝は聴くようにしていて、それこそ『THE FIRST』のオーディション前日や各審査の前とかにも聴いていました。RYOKIは、『アンパンマンのマーチ』だよね?

RYOKI:そう、そう! じゃなくて、Kis-My-Ft2さんの『We never give up!』です。Kis-My-Ft2さんは、PVやDVDを観たり、鏡の前でマネして踊ったりするほど好きで。最初は憧れだけだったのが、ライブでこの曲のパフォーマンスをキラキラと披露するみなさんの姿を観たら、「自分も音楽がやりたい。ステージに立ちたい!」と思うように。アーティストを本気で目指すスイッチを入れてくれた一曲です。

RYUHEI:僕は、緑黄色社会さんの『Shout Baby』。“人に聞かなくても分かる。あの人は幸せをくれるわけではない。だけど、あの人がくれたものが何もないというわけではない”とった内容の歌詞部分に元気をもらいました。

SHUNTO:UVERworldさんの『PRAYING RUN』です。このオーディションを受けるまでの2年間は、自分の歌に対して自信が持てなくて“僕って音楽に向いているのかな……”と考える日々でした。そんな想いの中でも諦めずに踏ん張れたのは、この曲があったからです。

SOTA:僕は2曲あります。1曲目は、サッカーばかりやっていた小1の僕をダンスの道へ導いてくれた、The Jackson 5の『I Want You Back』です。母親がダンスの先生だったこともあって、家では洋楽ばかりが流れていました。ある日流れてきたこの曲が気になって、母親に楽曲について尋ねたら、アメリカの音楽番組でパフォーマンスしている映像を見せてくれたんです。「耳で聴いていた音楽を、パフォーマンスとともに観ると、こんなにも面白いのか!」と衝撃を受けたのを覚えています。
2曲目は、アーティストを目指すきっかけになった、Mark Ronsonの『Uptown Funk ft.Bruno Mars』です。ダンサー時代に、Bruno Marsの振りを研究していた時期があったんです。その時にこの曲を聴いて、「この人はなんでこんなに音楽と距離が近いんだろう。どうして音楽をこんなに体現することができるんだろう。もしかしたら自分で作った曲で踊ることって、ダンサーからは想像できないくらいに気持ちいいことなのかもしれない」と考えるようになって。実際にマイクを持って踊ることは、想像していた以上に楽しいことでした。あの時、今の道を照らしてくれたこの曲には感謝しています。

JUNON:ターニングポイントになった曲ではないけれど、親の影響でTUBEさんの曲はよく聴いています。いちばん好きなのは、『きっとどこかで』。ライブにもよく行っていたので、TUBEさんを聴くと、昔の記憶が思い出されて、気持ちが落ち着くので大好きです。

MANATO: SIRUPさんの『LOOP』と iriさんの『Watashi』。頑張っても結果がついてこず、音楽を諦めそうになった時期に聴いていた楽曲です。このお二方の曲を聴いて、「こういう音楽を僕も作りたいし、歌いたい!」と音楽に対する情熱を取り戻すことができました。高校からの帰りのバスでよく聴いていましたね。
BE:FIRST / Gifted. -Teaser Movie-
BE:FIRST / Shining One -Music Video-

【BE:FIRSTインタビュー】メンバーの意外な素顔と最近の裏話を暴露!

BE:FIRSTの“食”事情を大公開!? SHUNTOは空腹になると?

BE:FIRSTのSHUNTO
SHUNTO
BE:FIRSTのRYUHEI
RYUHEI


——メンバーの意外な素顔や最近の裏話があれば教えてください。

MANATO → SOTA
MANATO「SOTAとは、リハーサルの合間に一緒にご飯を食べに行ったり、お互い古着が好きだから服を見に行ったりもするほど仲良しです! オーディション期間中も、ずっと一緒にいたから、最近は意外な一面というのがなくなってきたほど(笑)」

SOTA → MANATO
SOTA 「最近話をしていたら、僕とMANATOはこれまでの経験が似ていることに気がつきました。例えば、お互い礼儀に厳しい環境で育ったこととか。だから気が合うのかなと思います!」

JUNON→ RYOKI
JUNON「RYOKIは、ご飯を食べに行くといちばん量の多いメニューを選びます。だいたい大盛り! 大盛り以外を注文しているところを見たことがないかもしれない(笑)」

RYOKI → JUNON
RYOKI「この間、メンバー全員で大盛りのパスタを食べに行ったら、JUNONだけ顔色が髪色と同じブルーになっていました! 他のメンバーは大盛りを食べても平気だったのに、彼だけ胃もたれしちゃって大変なことになっていました……(心配)」

LEO → SHUNTO
LEO「SHUNTOは、お腹に何か入れておかないとダメな人。空腹だとテンションが下がっちゃうんですよ(笑)。でも、ご飯を食べたらエネルギー満タンに! ただ、お腹が減っていても、お腹がいっぱいでも、暴れまわるから大変です(笑)!」

RYUHEI → LEO
RYUHEI「LEOくんが真顔で立っている時は、だいたいメンバーのことを考えています!」

SHUNTO → RYUHEI
SHUNTO「先日MVの撮影をした時、終了時間がバラバラだったんです。いちばん最初に終わったRYUHEIがいる控え室をのぞいたら、爆睡していました(笑)。「俺ら頑張って撮影しているのに、気持ち良さそうにスヤスヤ寝ているな〜」って他のメンバーと話していました(笑)」
撮影/齊藤晴香 文/海渡理恵 取材/海渡理恵 的埜里菜