冬は薄手の服を重ねた方が温まるって知ってた!? 〝冷え〟を本当に取るためのQ&A ~着るもの編~
手足が冷たすぎ、着込んでも寒い……この時期しんどい“冷え”。知っているようで知らない“冷え”の常識&対策、専門家にうかがいました! その結果をQ&Aでご紹介。今回は、“冷え”に効く衣服の知識をお届けします♡
【今回お話をお伺いしたのは、この2人!】 ●医学博士 川嶋 朗先生 「東京有明医療大学」教授、「東洋医学研究所付属クリニック」医師。近著に『「血流たっぷり」で今の不調が消える』(日本文芸社)など ●医師 石原新菜先生 「イシハラクリニック」副院長。近著の『しょうがで体温を1度あげる』(主婦の友社)など、しょうがや体の温めに関する著書多数
Q 重ね着と、厚手のニット、どちらが冷え対策にいいの?
A 薄いものを重ねたほうが暖かいです
「肌着に分厚いニット一枚を着るよりも、薄いニットやシャツなどを複数枚着るほうがおすすめ。重ね着で空気の層ができるので、より熱を逃しにくくなります」(川嶋先生)
Q 寝る時の冷やさない服装は?
A コットン肌着+ゆるめのパジャマが鉄板です
「パジャマは締めつけのないものを。レギンスや着圧ソックスは、冷えの原因に。汗に反応して発熱するタイプの機能性インナーを着ると、汗をかきすぎて冷える場合もあるので注意。寝る時は綿や絹のほうが適しています」(川嶋先生)
Q 冷えない下着選びのポイントは?
A 引き締める下着には注意!
「きつい下着は血流を悪くするので冷えます。特に引締め効果のあるガードルは要注意。脱いだ時にお尻がひんやりしていたら、冷えている証拠です」(川嶋先生)、「ブラジャーもアンダーがきついと冷えを悪化させます」(石原先生)
むくみ、肩こり、生理痛… …あらゆる不調の原因かも!? “冷え”を本当に取るための30問30答
MORE2017年2月号では、様々な体の不具合を引き起こすと言われる〝冷え〟を大解剖! その種類やメカニズムだけでなく、冷えとりフードやエクサなど、毎日の生活から冷え体質を改善できるテクニックが満載。ぜひとも読んで、ヘルシーなあったかボディを手に入れましょ♪