【高知】実は芋けんぴの故郷!そもそも“けんぴ”って何?【ご当地グルメ探偵M】
ライター
堀越 美香子
誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!
今回は「芋けんぴ」について。おやつとして全国のお茶の間で親しまれていますが、実は高知県が発祥だって知ってましたか? なぜ高知県で生まれたのか、そもそも“けんぴ”って何!? 調査結果を報告します!
「けんぴ」は江戸時代からあるお菓子だった!
Q.「けんぴ」ってどういう意味?
A.高知県ならではの干菓子の呼び名です
高知県では、江戸時代から小麦粉を棒状に焼き固めて作った干菓子のことを「けんぴ」と呼びます。その形状に似ていることから、芋を使って作られたけんぴのことを「芋けんぴ」と呼ぶようになり、お菓子とともにその名前が全国に広がっていきました。
芋けんぴのおいしさは、芋と油のおいしさです。油っぽくなく、さっぱりと香ばしい風味に仕上げるために、最高級のなたね油と米油をブレンドした「金次郎油」で揚げています。また、芋の甘みを引き立てるオリジナルの「糖蜜」をつややかにまんべんなくからめる技術もこだわりのひとつです。
教えてくれたのは……芋屋金次郎
『芋屋金次郎』は、先代の澁谷金次郎がこだわり続けた芋けんぴへの思い、その夢をかたちにしたお店です。現在、高知を本店に、愛媛県・香川県・福岡県・大阪府・東京都合わせて8つの直営店があり、その日揚げたものだけをお届けすることを信条とする「揚げたて芋けんぴ」も店舗限定で販売しています。
■問い合わせ℡:0120-03-7421
MORE WEB立ち上げからライターとして活動。主にファッション記事を担当。プチプラファッションと100円ショップと靴下をこよなく愛する。身長170cmでもつんつるてんにならないブランドや着こなしを日々模索中。