夏に欠かせない「日焼け止め」の正しい塗り方、きちんと知ってる?

「夏だからUVケアをちゃんとやってます」と言いつつ、実は紫外線の仕組みや日焼け止めの選び方には疑問だらけ……。夏本番の今こそ、きちんとおさらいして肌の劣化をSTOP! 今回は、日焼け止めの塗り方について。きちんと塗って日焼け知らずの美肌をキープしましょ♪ 【教えてくださったのは、この3名!】 ●「資生堂化粧品開発センター」 渡辺百合香さん 日焼け止めの開発を担当。中学生の頃から人一倍UVケアにこだわっていたという、驚愕の白肌の持ち主 ●「ウォブクリニック中目黒」院長 髙瀬聡子先生 子供とのアウトドアの翌日は、美白点滴で紫外線ダメージをリセット。エイジレス美肌にモデルからの支持も厚い ●トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん 20代はミラネーゼを目指し小麦肌を死守していたが、30代になり美白に開眼。毎日のUVケアで巻き返しに成功

Q.日焼け止めの塗り方で差がつくって、ホント?

A.ホントです!

「日焼け止めの量、塗り方、塗り直しの3つのポイントを押さえれば、紫外線ダメージをブロックすることができます」(渡辺さん)。「とにかくたっぷりの量でむらなく塗り広げることが大切です。劣化が目立ちやすい首やデコルテもしっかり塗りましょう」(水井さん)

★フェイスに日焼け止めを正しく塗る方法はこれ!

塗り方次第で大きな差がでる!? 本当に正の画像_1

(1)使用アイテムの表示どおりの適量を手に取ったら、額、鼻、両ほお、あごの5点に置くようにのせる

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(2)毛穴までしっかりと塗り込むために、斜め上方向に引き上げるように塗り広げる。小鼻も忘れずに

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(3)顔全体にのばしたら、肌に密着させるように手のひらでギュッギュッとプレス。こすらないように

Q.ちゃんと塗ったつもりなのに、気づくと部分的に焼けてる! なにがイケナイの?

A.塗り忘れポイントをチェック。

「ちゃんと塗っているつもりでも、意外と塗り忘れは多いもの。特に自分から見えない首の後ろや、あごの下、耳の後ろなどは意識的に塗るように。よく洗う手の甲や、サンダル焼けが目立つ足の甲、黒ずみやすいひざまわりも要注意ポイント」(髙瀬先生)

★ココが塗り忘れやすいポイント!

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塗り方次第で大きな差がでる!? 本当に正の画像_5

Q.朝、がっつりSPF50の日焼け止めを塗ったから夜まで安心ですよね?

A.2~3時間おきに塗り直しを!

「SPFやPAの数値はあくまでも指標。いくら数値が高くても、2〜3時に一度は塗り直しが必要。特に顔はよく動かすうえに手で触れる機会も多く、知らないうちに日焼け止めが落ちてしまうんです」(渡辺さん)。「数値が高いものを使っていても、きちんと適量を塗っている人は少ないもの。使用説明書に書かれている目安量を確認し、正しく塗りましょう」(髙瀬先生)

美肌の天敵=紫外線のこと、ホントに知っていますか? UV&日焼け止めの真実をチェック!

MORE2016年8月号では、UV&日焼け止めについてのみんなの疑問に答える大特集が。紫外線の基礎知識から、日焼け止めの選び方や使い方、うっかり日焼けしてしまったときの対処法まで、なんとその数50アンサー! これを読めば、必ず役に立つ&疑問がとけますよ。ぜひ今すぐチェックして、紫外線対策を万全にしましょ♪

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MORE2016年8月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材・原文/野崎千衣子 撮影/藤沢由加 ヘア&メイク/榛沢麻衣 モデル/高山直子(モアビューティズ) スタイリスト/中村美保