Snow Man9人が涙したカルチャーは? 音楽、本、映画など!
Snow Man――秋、キミと秘密の、涙の時間。
いつだって太陽みたいな明るい笑顔を届けてくれるSnow Man。その笑顔を見ると、こちらまでうれしくて、楽しくて、なんだか幸せで……。でも、彼らが笑顔でいられるのは、悔しかったり悲しかったり、最高にうれしくて流した、忘れられない涙の記憶があるから。9人が心の奥にしまっている想い出の扉を、そっとノックしてみた。
2021年MORE11月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。
2021年MORE11月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。
みんな何聴いてる? 何観てる? Snow Manの“涙活”カルチャー図鑑
「今日は泣こう」と決めて摂取している作品や、これまでに感動して涙したことがあるカルチャーをメンバーごとに一挙紹介!
岩本 照
岩本さん「家族ものや兄弟もののヒューマンドラマは基本的に弱いです。時間がある時は1日に2〜3本映画館で映画を観ることもあるのですが、映画館で初めて泣いたのは『岳-ガク-』。人間の弱さとか仲間のありがたみにグッときましたね。映画館で泣くっていうのもまたいいんです。誰かといたらちょっと恥ずかしくなるけど、ひとりだと気にせず思いきり泣けるんで。小栗旬さんが昔から大好きで、出演作はほとんど観てるんじゃないかな。最近は『キャラクター』も映画館に観にいきました」
深澤辰哉
深澤さん「観ると絶対に泣くのは映画版の『クレヨンしんちゃん』。いちばん泣いたのは『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』です。しんちゃんが階段を駆け上がっていくラストで泣きました。『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』も『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』も何回も観たな。あとは『僕のワンダフル・ライフ』っていう犬と飼い主の絆を描いた映画。めちゃめちゃ泣きましたね。佐久間が声優として主演した『白蛇:縁起』も、好きな人を一途に思い続ける姿がめちゃめちゃいいなって思いました」
ラウール
ラウールさん「すごく泣いた記憶があるのは、子供の頃に観た映画『E.T.』。宇宙船でやってきた宇宙人のE.T.が、仲間とはぐれて地球に取り残されちゃう冒頭のシーンで泣きました。『STAND BY ME ドラえもん』もめっちゃ泣けたなあ。人間じゃないキャラクターが悲しんでいる姿にグッとくるのかも。映画とかアニメは感情移入して泣くんですけど、ドキュメンタリーの場合は到底僕が感情移入することはできないから、『今の自分がいられるのは当たり前じゃない』とかみしめて泣くことが多いです」
渡辺翔太
渡辺さん「中学の卒業式で『旅立ちの日に』を歌ったんですけど、その時に『感動して涙するってこういうことか』と初めて知った気がします。番長的なポジションだった同級生が泣いている姿を見たり、苦手だった体育の先生が満面の笑みで僕らを送り出してくれようとしている姿を見てグッときました。中学の時なんで、まだ大声で歌うのは恥ずかしいって思っていたタイプ。でもちゃんと参加もしたいんで、全力で歌うってよりは口ずさみながらかみしめる、みたいな感じで歌っていました(笑)」
向井康二
向井さん「東京に出てきたての頃は、よく部屋を暗くして1個だけキャンドルに火をつけて平井堅さんの『even if』を聴いてた。恋愛ソングやねんけど、歌詞の状況を想像するだけでわーって泣けるし、曲が終わる頃にはすっきりすんねん。最近は忙しくて“涙活”する暇がないけどな。映画で泣けるのは『トップガン』。相棒が亡くなるシーンとその後に立ち直るシーンが感動するなあ。モア読者がもしオレの前で泣いてたら? 明石家さんまさんとBEGINさんの『笑顔のまんま』を横に座って歌ったる!」
阿部亮平
阿部さん「伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』を読んだ時に、初めて小説で泣いた記憶があります。最後の主人公の報われ方がなんかいいんですよ。涙腺は強いほうだけど、個人的にツボなのは受験ものとか学生もの。昨年、東京03の飯塚悟志さんが学校の先生役で出演されていたCMがあるんですけど、それを観て感動して泣きましたね。僕も受験を経験していて、勉強のつらさや心細さを知っているから。頑張っている学生たちを応援するような仕事は、将来やりたいことのひとつです」
目黒 蓮
目黒さん「SMAPさんの『この瞬間、きっと夢じゃない』は歌詞が僕にめっちゃ刺さるんです。高校時代によく聴いてました。当時からジャニーズJr.として努力していたんですけど、器用なタイプじゃないから頑張るところと力を抜くところのバランスもとれないし、ずーっと走り続けて遠回りしたり、努力がうまく実らないことも多くて。今でも仕事で悔しい思いをした時とか、初心に帰りたい時に要所要所でよく聴きます。そうすることで奮い立つし、『また頑張ろう』って切り替えられるから」
宮舘涼太
宮舘さん「玉置浩二さんの『田園』にはこれまで何度も助けられています。ずっと愛され続けている曲だし、歌詞がすごく好きなんです。自分であえて聴きにいくというよりも、ジャニーズJr.の頃から今まで、なぜか人生のターニングポイントにふと流れてきて耳にすることが多いんです。昨年も『NHK紅白歌合戦』でオーケストラをバックに『田園』を歌われている姿をテレビで拝見してグッときました。いつかお会いできる機会があったら、『その節はお世話になりました』とお伝えしたいですね」
佐久間大介
佐久間さん「泣けるアニメはいっぱいあるんですけど、特に好きなのは『四月は君の嘘』。ちょっと長いんですけど、観て絶対に損はないのでぜひ。あとは『ラブライブ!』も好きですね。映画版は映画館に8回観にいきました。その先の展開を知っているから、観にいくたびに泣く箇所が早まっていっちゃって(笑)。『とらドラ!』もいいでしょ。最近だと『ウマ娘 プリティーダービー』もすごいっす。あと『ゾンビランドサガ リベンジ』という作品の『輝いて』っていう挿入曲が泣けます!」
Snow Man
2020年1月22日にCDデビュー。バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)、ラジオ『Snow Manの素のまんま』などに出演中。9人が主演する映画『おそ松さん』が2022年公開予定
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取材・原文/松山 梢 取材/小松香里 海渡理恵 構成・企画/渡部遥奈(MORE)