初単独東京ドーム公演で、圧巻のパフォーマンスを披露

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会場のファンを、「騒げ〜!」と盛り上げるSixTONES(左から)松村北斗、田中樹、ジェシー、京本大我、森本慎太郎、髙地優吾

2023年3月19日(日)まで行われていた全国アリーナツアー「慣声の法則」の集大成でもあり、SixTONES初の単独ドーム公演が、4月15日(土)京セラドーム大阪からスタート。アリーナツアーで見せてきた熱量はそのままに、ドーム公演だからこそ実現可能な内容とパフォーマンスにスケールアップ! 4月12日(日)にリリースしたばかりの新曲『ABARERO』の披露、そして、SixTONESのライブで初となる豪華ゲストとのパフォーマンスなど、興奮に次ぐ興奮のライブとなりました。

この記事では4月21日(金)に、東京ドームにて行われたライブの模様を、SixTONESの魅力とともにお伝えします。

熱狂の5万5000人と夢の舞台で喜びを分かち合う!

SixTONESの勢いは、2023年も止まることを知らない。

オープニングを見て、その思いが頭に浮かびました。会場の照明が落とされ、メンバーひとりひとりがメインスクリーンに映し出されると、会場は一瞬にして悲鳴にも似た大歓声でいっぱいに。

そして、5万5000人のファンで埋め尽くされた東京ドームに降り立ったSixTONES。その姿からは、みなぎる気合いと愛のオーラが。

スタートから胸が熱くなります。

序盤から飛ばしまくりのセットリスト。ジャニーズJr.時代の人気曲『Amazing!!!!!!』は、音源化されていない楽曲だけに、目に焼きつけておきたい貴重なパフォーマンス! 歌詞にジャニーズJr.時代の彼らを重ね、苦しいほどにときめいたファンも多いはず。

セクシーさでファンをあおるパフォーマンスが続き、フォーメーションが変わるたび会場に歓声がこだまして♡  『Risky』『Boom-Pow-Wow!』と、かっこいい楽曲と振り付けで、会場のボルテージを最高潮まで引き上げて!

自己紹介は、SixTONESらしい、笑いと胸キュンがいっぱい。

ジェシー「どうも〜ジェシーのSixTONESです! 逆だね」

期待を裏切らないトップバッターに、ファンは爆笑!

京本大我くんはあえて無言で、手を耳に当てたポーズでファンをあおり、ミッキーマウスの声真似を披露。それに合わせて声マネをするファンに、

京本大我「お前ら、ミッキーマウスじゃないだろ。俺のミニーちゃんだよ♡」

そう言い放った瞬間、ファンから”キャー”と大きな歓声が上がりました!

松村北斗くん「いらっしゃいませ〜! いらっしゃいませ〜! 思ったよりステージが遠いと感じた方、いらっしゃいますか〜?思ったより近いと感じた方、いらっしゃいますか〜?」

森本慎太郎「SixTONES『慣声の法則 in DOME』へようこそ〜!」

髙地優吾「声出てますか〜? スタンド〜! アリーナ〜! 上の方〜!」

思い思いのコールアンドレスポンスでファンとの交流を楽しんで♪

田中樹「お待たせ〜! お待たせ〜! 今日は夢の東京ドーム! 俺らとみんなの声しかしない、最高!だろ? 今日は普段のいろんな思いとか、思いっきり俺らにぶつけてほしい

田中樹くんらしい優しさが滲み出るセリフ。と同時に前回のアリーナツアーで力強く語っていた言葉

田中樹「俺ら、今年、まじで勝負仕掛けるつもりなんで。勝負の年なんで、 SixTONESやります。マジで今年、みんなのことビビらせてやるからな!」

その思いがひとつの形になったのが、この東京ドーム公演。期待も感動も最高潮です。

その後も森本慎太郎くんと田中樹くんのユニット曲『OPA!』や、京本大我くん初主演ドラマの主題歌となった『ふたり』などの話題曲を披露。

そして、アリーナツアーでは観ることのできなかったド派手なパフォーマンスが登場しました!

新曲『ABARERO』のカップリング曲である『Drive』では、メインステージにスタンバイされたおしゃれなジープにメンバー全員がライドオン! 髙地優吾くんがドライバーとなり、アリーナ外周を一周してのファンサービスが行われました。アトラクションを楽しむかのようにジープに乗り、ファンとの交流を楽しむSixTONESメンバーに、ペンライトを振り思いを届けるファンの姿も輝いていました。

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リフターに乗り、全力で歌唱する松村北斗

デビュー曲の生みの親・YOSHIKIさんが東京ドームにサプライズ登場!

メンバーがジープから降りてメインステージに戻ってくると、ファン待望の新曲『ABARERO』のパフォーマンスが披露されました。

彼ららしさ全開の型破りな超攻撃型HIPHOPチューンです。タイトル通り、誰にも止められない衝動や溢れ出す本能を解き放つというコンセプトを表現したパフォーマンスは圧巻! 

SixTONESのアイデンティティを見せつける最高の1曲でした。

続いてMCタイムへと突入。

息を切らして話し出す田中樹くんの一言で、ファンも小休憩へ。メンバーはメインステージの階段に座って、お決まりのロングMCタイムが始まりました。

ギャグマシーンのジェシーくん主導で、髙地優吾くんへのコールアンドレスポンスがスタート。ファンの”髙地〜”の掛け声に、髙地優吾くんの代名詞でもある満面の笑みが返され、ファンは大喜び。そこに、犬の”ポチ”になりきりポーズを決める松村北斗くんの可愛さも爆発。止まらないSixTONESのMCを遮ったのは、インカムからの「そろそろ着替えますか」というスタッフのアナウンス(笑)。以前、MCが長いと怒られたことを告白し、素直に衣装チェンジへ向かうメンバーたち。着替えが終わり、ステージに戻ってきたメンバーが、ステージの中央からサイドへ移動し、あれ、またMCが始まるの?と思った瞬間、会場が暗転し……。

田中樹「あれ、俺たち、また怒られちゃったかな?」

会場がザワザワしていると、そこに。

モニターに映し出された”YOSHIKI”の文字

メインステージの照明がつくと、世界的アーティストであるYOSHIKIさん(X JAPAN/THE LAST ROCKSTAR)が、ピアノとともにせり上がって登場しました!

この登場シーンでピアノ演奏していた曲は、X JAPANの名曲の『ENDLESS RAIN』。なんとも贅沢なサプライズに、度肝を抜かれた5万5000人のファンからは、絶叫のような歓声が! そしてYOSHIKIさんが『紅』を弾き始めると、その音に合わせて京本大我くんが歌い出すという、鳥肌ものの展開! その瞬間、会場中のファンがペンライトの光を赤く灯し、ドーム内を“紅”に染め上げました。

2020年、SixTONESのデビュー曲『Imitation Rain』を手掛けたYOSHIKIさんが、6人を祝うべく米国から駆けつけそうです。

YOSHIKI「SixTONESのために来ました。今、僕は夢を見ているんだと思う」

感慨深げな様子のYOSHIKIさん。このコラボが YOSHIKIさんにとってもスペシャルなものなんだと感じることができました。

このサプライズには、SixTONESとYOSHIKIさんが交わした約束があったそう。

昨年の5月、SixTONESの冠ラジオ番組 『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』にYOSHIKIさんがゲスト出演し、東京ドームでライブをやるときは行くと約束をしたというエピソードが紹介されました。きっちり約束を果たすYOSHIKIさんに感動!!!

そして、ついに待ちに待った1曲『Imitation Rain』のコラボパフォーマンスがスタート。SixTONESメンバーはピアノを囲み、YOSHIKIさんが奏でる美しく繊細なメロディに乗せてハーモニーを響かせました。さらに、曲の後半はYOSHIKIさんの激しいドラム演奏の披露も。

素晴らしいパフォーマンスが終わると、ステージ上でセルフィーを一緒に撮ろうと誘うかわいいYOSHIKIさん。会場のファンも写るようにと連写するシーンにほっこり。

その後、SixTONESがYOSHIKIさんを誘い、ジープに一緒に乗り込み、アリーナ外周を一周する演出も! YOSHIKIさんは「東京ドームは21回目だけど、ジープに乗ったのは初めて。すごい経験をさせてもらっています」と嬉しそうに話すシーンもありました。ジープに乗りながら写真を撮ったり、仲睦まじい姿を見ることができ、ファンにとってもスペシャルで感無量な時間となりました。

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感極まるジェシーに笑顔を送るメンバー(左から)森本慎太郎、松村北斗、ジェシー、京本大我、田中樹、髙地優吾

歌いまくり踊りまくる! 最後までアゲアゲ&最高

ゲストパフォーマンスの後も、まだまだ聴かせてくれるのがSixTONES。

ジェシーくんと松村北斗くんの声の相性の良さが際立つ、3rdアルバムに収録された『愛という名のベール』が披露されました。ジェシーくんがホワイト、松村北斗くんがブラックのジャケットを身に纏い、歌詞の世界観をより一層引きたてています。羽吹雪が舞う中、しっとりとした美声で歌い上げる二人がとにかく美しい……。

その後もおしゃれなサウンドを刻む『Cat Call』や、ゴリゴリのHIPHOPチューンの『S.I.X』、エキゾチックなダンスと田中樹くんのセクシーなラップが印象的な『Bella』など、SixTONESの歌唱力、表現力の高さを存分に堪能できるナンバーが目白押し。

『Mr.ズドン』では、ファンとの「大きくズドン! 小さくズドン! 」のコールアンドレスポンスが完璧で、もはやお家芸! 森本慎太郎くんも思わず笑顔でファンに拍手。

大満足なセットリストでファンの心を鷲掴みにしました。

初のドームに臆することなく、手を取り合い、笑顔を見せ合い、フルスロットルで駆け抜けた6人。

アンコールの『彗星の空』歌唱中には、ジェシーくんが目頭を押さえるシーンも。その姿をメンバーが温かい笑顔で見つめ、肩を寄せ合って。涙をグッと堪えるメンバーも……。

ジェシー「グッときちゃいました! 」

と言い、最後は笑顔をファンに届けてくれました。

伸び代しかないSixTONESのさらなる大躍進、今後も期待しています!

撮影/齊藤晴香 文/木村真悠子