岸優太がアツすぎる!!!!!

いつも穏やかに見えるけど、内側に確たる熱を持った人。初主演映画『Gメン』のこと、最近の自分のこと、岸優太の“アツさ”の秘密に迫ってみた!!

優しくて、仲間思いで、強くって。その魅力は永遠

【岸優太インタビュー】恋をすると「あれこの画像_1

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岸優太

きし・ゆうた●1995年9月29日生まれ。2013年、ドラマ『仮面ティーチャー』にて俳優デビュー。今年は主演を務めたドラマ『すきすきワンワン!』が話題に。役者としての注目が集まるなか、映画『Gメン』の主演に。普段はから回りだけど喧嘩がめちゃくちゃ強い門松勝太を好演。アツい友情や恋愛をスクリーンに描き出す! 8月25日(金)から公開

岸優太の“アツい”15のキーワード

1 胸が熱くなった出来事

おいしい中華料理屋さんがあるんですけど、そこの「もやし蕎麦」がめちゃくちゃおいしいんですよ。また、その“あん”がいつもアツアツで。食べる時、ここ(胸の食道部分)が「この動線、全部ヤケドしたんじゃないか」ってくらい熱くなるんですよ。それが、最近の僕の“胸がアツくなった出来事”ですかね。あ、つけ加えると、この間はその中華料理屋さんのおばあちゃんが僕に気づいて「いつも観ていますよ」って言ってくれて。その優しさにも胸が熱くなりましたね。

2 今、岸優太が熱くなっているもの

僕が熱くなっている“個人的ブーム”といえばシェアサイクルですね。めちゃくちゃ便利なんですよ。街のあちこちにあるステーションで自転車を借りて目的地の近くにあるステーションにまた戻せばいいから気軽に自転車で移動できるんです。友達とごはんに行く時とか、最近は、シェアサイクルで東京の街を走り回ってます。

3 普段は穏やかな岸優太が熱くなる時

それは、やっぱり“男気ジャンケン”ですかね。それ以外だと……あ、昨日、熱くなりました!! 昨日は雨が降っていたんですけど、僕、基本的に傘を持ちたくない人なんですよ。どんだけ降っていても、持ちたくないし、持たないんです。雨もまあまあな勢いだったのでタクシーに乗ろうかなと。でも、タクシー呼ぶと追加料金がかかるじゃないですか。なので、通りすがりのタクシーに乗れたほうがいいかなって。とりあえず、外に出たんですけど、全然走ってないんですよ。傘を持ってないせいで、怪しい人に見えるからか、なぜかみんな通り過ぎちゃうんですよ。だから、走って追いかけました。全力で。ずぶぬれになって。あれは久々に熱くなりましたねぇ。見た目的にはかなり青春だったと思いますよ。雨にぬれながらダッシュですからね、間違いなく、青春ですよね。

4 岸優太が女性に熱を上げると

僕が恋をするとどうなるか? 「メールどういうのを打ったかな」とか気にしちゃうというか。連絡のやりとりを見返してあれこれ考えちゃうタイプですね。自分から積極的にアプローチしたい思いはあるんですけど、それもまた「時間をあけたほうがいいのかな」とか考えちゃって。結果、動けず同じ場所にずっといる、みたいな。恋って、難しいですよね。

5 岸優太の温度

岸優太の熱さ温度にたとえるなら……。100度をマックスに考えると、基本、50度。高くもなく、低くもなく、平均で安定みたいな感じですかね。ただ、サウナでいうところのロウリュみたいな、サウナストーンに水をかけると一気に温度が上がるみたいな、何かきっかけがあると燃える、そういう一面もあるかもしれないです。

6 得意なアツさ、苦手なアツさ

サウナも得意ですし、夏の暑さも得意ですね。でも、部屋の中が暑いのは苦手で。たぶん、スイッチの問題なんですよ。「汗をかいてもいいや」っていうスイッチが入ればどんなに暑くても大丈夫なんですけど、それ以外はできる限り汗をかきたくないっていう。

7 岸流の喧嘩術

まあ、譲らない時は譲りたくないですけどうーん、でも、まあ、まあそんなに頑固すぎるところはないかな。ちゃんと冷静になって考えるタイプだとは思うので話し合う、って感じですね。

8 友情を築くうえで大切なこと

僕はリスペクトすることですかね。それがあるのとないのとでは違う気がしますね。それがあるからその人に興味を引かれるんだと思うし。あと、一緒にいて楽しいとかも大事なことだと思います。

9 自分の身をていしてでも守りたいもの

うーん、お金ですかね?(笑)。今、パッと思いついたのはお金ですね。お金は大事ですからね、やっぱりそうなっちゃいますよね(笑)。

10 “本当の強さ”

優しいから強くなれる、強いから周りに優しくなれる。本当の“強さ”とは“優しさ”なんだと思います。

11 仲間とは

仲間を別の言葉で表現するならば“支えあって一緒に生きてく人”になるのかな。僕は仲間なしでは生きていけないし、僕も相手にとってそういう存在でありたいなって思うので。

12 岸優太が思うモテる男

塩顔とかは最近モテますからね。塩顔の男性に関してはモテると思います、はい。岸優太のモテポイントはどこだと思うか? そうですね、僕のモテポイントは“ギャップ”ですね。それはどんなギャップなのか? いや、自分でもよくわからないんですけど。どこかに、なんらかの、ギャップがあるんじゃないかという期待をこめて……。ここはやっぱり、ギャップかなと。

13 人生を歩むうえで大切にしたい信念

僕は“雑草”みたいな感じですね。踏まれても、踏まれても、起き上がるみたいな。そういう自分でありたいと思っています。

14 カッコいい男

今作で僕が演じた勝太を見ていても思うんですけど。不器用だけどまっすぐに生きる姿勢だったり、ダサいところも堂々と見せちゃうカッコよさというか。そんな部分もカッコいいと思わせる、ありのままで生きている感じとか。なんか、そういう人は素晴らしいと思うし僕は好きですね。

15 青春の想い出

僕にとっての“青春”といえば夏の「ガリガリ君」。めちゃくちゃ暑い真夏、それこそ、部活帰りとかに友達とよく食べたなぁ。ソーダ味かと思いきや、梨味を主に。梨味はね、夏になると販売される季節限定なんですよ。常にソーダ味は冷凍庫にストックしているんですけど、夏になるとそれが食べたくなるんですよ。いわば、「ガリガリ君」の梨味は僕の青春の味。今年の夏も食べられるのを楽しみにしているんです。

撮影/ISAC(SIGNO) ヘア&メイク/KAZUOMI(LOTUS) スタイリスト/小林洋治郎(Yolken) 取材・原文/石井美輪 ※MORE2023年9・10月合併号掲載