Sexy Zone中島健人×菊池風磨 対談! 「“5人の想い出”とはまた違う想い出が菊池との間にはあるんですよ」
Sexy Zone 5人で積み重ねてきたもの、つないでいくもの
祝! デビュー10周年特別企画
2021年11月16日、デビュー10周年を迎えるSexy Zone。それを記念して、MORE誌上で“セクゾ祭り”を開催!!!!! 盛りだくさんのコンテンツでひもとく彼らの個性とキャラクター、5人で積み重ねてきた歴史の答え合わせ、10年分のSexy Zoneの“ONE BY ONE”な魅力の数々。これを読めば、彼らのことがもっともっと大好きになる♡
2021年MORE12月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。
2021年MORE12月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。
Sexy Zone
2011年にデビューし、来る11月16日に記念すべきデビュー10周年を迎える国民的アイドルグループ。メンバーそれぞれが音楽業のほか、俳優業、バラエティ番組などでも活躍中
【中島健人×菊池風磨】ふたりのストーリー。「お互い、どう見えてた?」の答え合わせ
——「絶対にデビューしてやる! ってジャニーズJr.時代はハングリーでシャカリキだったよな、オレたち」(菊池)
——「ふたりで歩いた夜のN.Y.の街。隣に菊池がいることがすごくうれしかったんだよね」(中島)
——「ふたりで歩いた夜のN.Y.の街。隣に菊池がいることがすごくうれしかったんだよね」(中島)
ずっと一緒に歩んできた強い絆で結ばれたふたり
中島 菊池との初対面は今でも覚えている。場所はオーディション会場で、1週間遅れて参加したんだよね。
菊池 家のファックスが壊れているのに気づかなくてね(笑)。なんとか参加できたものの、先に参加していた仲間たちと比べると完全に出遅れた感が満載で。「もうダメだ」って半ば投げやりに。で、ヘラヘラしていたら、それを“笑顔で頑張っている”と勘違いされたみたいで。急に最前列に位置替えされて。そこで、隣にいたのが中島だったんですよ。
——幼いふたりが初めて交わした言葉は「そのサンドイッチっておいしいよね」だったとか(笑)。
菊池 それ、オレだ。たしかに言った記憶があるわ。でも、その前に中島が声をかけてくれたんだよ。振付けについて「これ、どうするんだっけ」みたいな。でも、遅れて参加したオレにわかるはずがなくて。「いや、ちょっとわからないっす」って答えた気がする。あの頃は敬語で(笑)。
菊池 家のファックスが壊れているのに気づかなくてね(笑)。なんとか参加できたものの、先に参加していた仲間たちと比べると完全に出遅れた感が満載で。「もうダメだ」って半ば投げやりに。で、ヘラヘラしていたら、それを“笑顔で頑張っている”と勘違いされたみたいで。急に最前列に位置替えされて。そこで、隣にいたのが中島だったんですよ。
——幼いふたりが初めて交わした言葉は「そのサンドイッチっておいしいよね」だったとか(笑)。
菊池 それ、オレだ。たしかに言った記憶があるわ。でも、その前に中島が声をかけてくれたんだよ。振付けについて「これ、どうするんだっけ」みたいな。でも、遅れて参加したオレにわかるはずがなくて。「いや、ちょっとわからないっす」って答えた気がする。あの頃は敬語で(笑)。
楽しさも、悔しさも、想い出を共有してきた
——入所時期もほぼ同じなら、ジャニーズJr.時代は同じユニットで活動した時期も。デビュー前から濃い時間を共に過ごしてきたふたり。
中島 ふたりで原宿に行ったのを覚えている? 竹下通り歩いて、買物して、最終的に男ふたりでカフェに入ってパフェ的なものを食べたの。
菊池 それ、覚えてるわ(笑)。
中島 あの頃は、誕生日が近いから、プレゼント交換をすることもあって。オレがハットをプレゼントしたら、お返しに羽根のついたキーチェーンをくれたんだよね。
菊池 中島は一緒に過ごした時間が長いだけに想い出がたくさんあるんだけど。一緒に悔しい思いを経験したり、壁を乗り越えてきたっていう感覚もオレはあるかな。たとえば、初めて先輩のバックとして関西を回った時。当時は若くてイキっていたから「オレたちが東京Jr.代表だ!!」くらいの気持ちで行くわけですよ。
中島 でも、そこにいる関西ジャニーズJr.はオレたちに目もくれず。
菊池 衣装にファーとかついていて。
中島 布の量が雲泥の差。こっちはベストで袖すらないっていう(笑)。
菊池 そんな小さな挫折を一緒に何度も味わったりしてね(笑)。
中島 ふたりで原宿に行ったのを覚えている? 竹下通り歩いて、買物して、最終的に男ふたりでカフェに入ってパフェ的なものを食べたの。
菊池 それ、覚えてるわ(笑)。
中島 あの頃は、誕生日が近いから、プレゼント交換をすることもあって。オレがハットをプレゼントしたら、お返しに羽根のついたキーチェーンをくれたんだよね。
菊池 中島は一緒に過ごした時間が長いだけに想い出がたくさんあるんだけど。一緒に悔しい思いを経験したり、壁を乗り越えてきたっていう感覚もオレはあるかな。たとえば、初めて先輩のバックとして関西を回った時。当時は若くてイキっていたから「オレたちが東京Jr.代表だ!!」くらいの気持ちで行くわけですよ。
中島 でも、そこにいる関西ジャニーズJr.はオレたちに目もくれず。
菊池 衣装にファーとかついていて。
中島 布の量が雲泥の差。こっちはベストで袖すらないっていう(笑)。
菊池 そんな小さな挫折を一緒に何度も味わったりしてね(笑)。
今も昔もずっと“同志”
中島 どうしたら目立てるか、どんなアピールをしたらいいのか、デビューを目指し熱を上げている……。Jr.の後輩たちの姿を目にすると、昔のオレと菊池を思い出すんだよね。
——同じ目標に向かって突き進む“同志”だったふたり。しかし、Sexy Zoneのメンバーとして向きあうようになってからは、距離が生まれてしまったこともあったそう。
中島 デビュー当時はお互いに自分のことで精いっぱいで。何を目指せばいいのか、どこに立てばいいのか、ふたりの関係値もどうしたらいいのかわからなかったんだよね。でも、そんな時期を経て今はまたJr.時代のような関係に戻ってきている気がする。
——誰よりも近くにいる特別な存在だからこそ、その関係性に悩むこともあった。でも、今も昔も“同志”であることはずっと変わらない。
中島 デビューして間もない頃、菊池と(佐藤)勝利と3人でN. Y.に行ったんだよね。そこでオレたち、幼い勝利を部屋に残してホテルを抜け出したんですよ。
菊池 で、ふたりでタイムズスクエアに行って、ファストフード店に入ったりして。あれ、楽しかったなぁ。
中島 ひとり旅でタイムズスクエアを訪れた時、真っ先に思い出したのもあの夜のこと。菊池とふたりでN. Y.の街を歩いたっていうのが、なんかうれしくて。オレの中では今でも特別な想い出として残っているんだよね。
菊池 ふふっ、うれしいねぇ。
中島 やっぱり年齢が近いからかな。“5人の想い出”もたくさんあるけれど、それとはまた違う想い出が菊池との間にはあるんですよ。
——あらためて絆を感じることができた“10年分の答え合わせ”。最後に、お互いに“10年分のありがとう”を伝えてほしいとお願いすると……。
中島 最近は「元気を届けてくれてありがとう」だよね。菊池の出ているバラエティ番組はよくチェックしていて。普通に菊池風磨ファンだから、オレ(笑)。それを観ていても本当に面白いなって思うし、笑わせてもらうし、すごいなって思ってる。
菊池 それを言うなら、オレだって「中島健人はカッコいいな」と思っているよ。やっぱり、ドラマをはじめソロ仕事をしている時って、グループの中にいる時とは違う目線で見ることができるから。それを目にするたびに思うもんね。「中島、角度わかってるなぁ」って(笑)。
——同じ目標に向かって突き進む“同志”だったふたり。しかし、Sexy Zoneのメンバーとして向きあうようになってからは、距離が生まれてしまったこともあったそう。
中島 デビュー当時はお互いに自分のことで精いっぱいで。何を目指せばいいのか、どこに立てばいいのか、ふたりの関係値もどうしたらいいのかわからなかったんだよね。でも、そんな時期を経て今はまたJr.時代のような関係に戻ってきている気がする。
——誰よりも近くにいる特別な存在だからこそ、その関係性に悩むこともあった。でも、今も昔も“同志”であることはずっと変わらない。
中島 デビューして間もない頃、菊池と(佐藤)勝利と3人でN. Y.に行ったんだよね。そこでオレたち、幼い勝利を部屋に残してホテルを抜け出したんですよ。
菊池 で、ふたりでタイムズスクエアに行って、ファストフード店に入ったりして。あれ、楽しかったなぁ。
中島 ひとり旅でタイムズスクエアを訪れた時、真っ先に思い出したのもあの夜のこと。菊池とふたりでN. Y.の街を歩いたっていうのが、なんかうれしくて。オレの中では今でも特別な想い出として残っているんだよね。
菊池 ふふっ、うれしいねぇ。
中島 やっぱり年齢が近いからかな。“5人の想い出”もたくさんあるけれど、それとはまた違う想い出が菊池との間にはあるんですよ。
——あらためて絆を感じることができた“10年分の答え合わせ”。最後に、お互いに“10年分のありがとう”を伝えてほしいとお願いすると……。
中島 最近は「元気を届けてくれてありがとう」だよね。菊池の出ているバラエティ番組はよくチェックしていて。普通に菊池風磨ファンだから、オレ(笑)。それを観ていても本当に面白いなって思うし、笑わせてもらうし、すごいなって思ってる。
菊池 それを言うなら、オレだって「中島健人はカッコいいな」と思っているよ。やっぱり、ドラマをはじめソロ仕事をしている時って、グループの中にいる時とは違う目線で見ることができるから。それを目にするたびに思うもんね。「中島、角度わかってるなぁ」って(笑)。
取材・原文/石井美輪 構成・企画/渡部遥奈(MORE)