King & Prince ボクらとキミと、あったかい時間。

メンバーは全員「寒いのが苦手」。King & Princeは実は冬があまり得意ではないらしい。なのに5人集まると、寒さを感じさせないほど、あったかい時間が流れ始める。彼らを温め幸せにしてくれるもの、みんなに届けたい温かい思い、温かい優しさについて。

King & Princeプロフィール

国民的アイドルグループ。グループ活動に加えて、それぞれがドラマ、舞台、映画、バラエティ番組など多方面で活躍。メンバーがさまざまなことに体当たりで挑戦する冠番組『King & Princeる。』(日本テレビ系・土曜13:30〜)も放送中

Sho Hirano

King & Prince平野紫耀は寒いの画像_1

平野紫耀さんプロフィール

1997年1月29日生まれ、愛知県出身。圧倒的なセンスのダンススキルや歌声を持つ一方、チャーミングな発言とのギャップで多くのファンを魅了する

今の僕に足りないのはきっと、おばあちゃんが八丁みそを使って作るあったかいみそ汁

僕、冬の思い出ってほとんどないんですよ。その理由は「ずっと寝ていた」から。学校から帰ってすぐにこたつで爆睡。夕食で一回起きて、お風呂に入って、また爆睡。動物で言うところの冬眠状態だったので。何も覚えていないんです(笑)。

そんなわけで幼少期、冬の大半はこたつの中。実家で飼っていた猫のハナちゃんとネネちゃんと一緒に眠り続けた。その中に入ったら最後、翌朝まで記憶が飛んでしまうから、こたつはある意味とても危険(笑)。だからこそひとり暮らしの家には置かないようにしています。その代わり、寒いのが苦手な僕は羽毛ぶとんをはじめとする“あったかグッズ”をひと通り揃えていて。今、足りないものと言ったら……おばあちゃんが作ってくれるあったかいみそ汁くらいかな。名古屋の八丁みそを使っているからなのか、やっぱりほかの家庭のみそ汁とは違う気がして。あおさがたっぷり入ったおばあちゃんのみそ汁、飲みたいな。あ、あと最近はサウナも始めたんですよ。基本的に長風呂が苦手だからサウナにはまったく興味がなかったんですけど。やってみたら楽しくて。僕らのサウナ伝道師、岸君と一緒に通っています。そこでの彼は頼もしく指導してくれるのですが、隣で汗をかいている時はただのオジサン。オーラのかけらもないくらいリラックスしていることを、モア読者のみなさんにはお知らせしておきます(笑)。

周りの人の心をあっためる優しさってなんだろう。それを考えた時点で、なんだかもう違う気がする。頭で考える前に体が動く、それが本当の優しさだと僕は思っていて。応援してくださるファンのみなさんを大切に思っているから、コンサートでも僕は「ちゃんとみんなに届いているかな」と当たり前のように遠くの席を見上げる。大事なのは相手を大切に思うこと。そうすることで、自然とあったかさが自分の中に生まれるんじゃないかな。

関連リンク

平野紫耀さんが語るKing & Princeのあったかいところ「ジンは相手のことを考えて優しく思いやれる。廉は周りの声に耳を傾け任せたり委ねることができる人」
King & Prince岸優太さんが語るメンバーの"あったかいところ"「紫耀は“あったかい”を越えた“熱い男”。グループの着火剤」
King & Prince神宮寺勇太がたまにエゴサをする理由「SNSはリアルなファンレターだと思っている」
【King & Prince】平野紫耀さん「選ぶ時は迷わないタイプ。大事なのは“シンプルな自分”でいること」
関ジャニ∞安田章大さんが“ありのまま”で生きる理由「ちゃんと傷つき、その傷と向きあいながら歩いていきたい」
取材・原文/石井美輪 取材協力/上村佑子 海渡理恵 古川はる香 吉川由希子 ※MORE2023年2月号掲載