平野紫耀 GO BEYOND “俺たちを超える”ための選択

平野紫耀さんインタビュー
自分たちで考え、話し合い、全員が納得する道を探して進む。ほかの誰でもなく「自分たちで選び決断すること」を大切にしてきた。5人が歩んだ“選択”の歴史、そして、ものごとを選ぶ時に大切にしていること、King & Princeが選んだ自分たちらしい歩み方と美学。

2022年MORE7月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。

PROFILE

ひらの・しょう●1997年1月29日生まれ、愛知県出身。美麗なルックスと歌声、チャーミングな発言でファンを魅了する。音楽業のほか、ドラマや映画など数多くの話題作で主演を務め、俳優としても注目される

よけいなものがくっついてるから悩むし迷う。大事なのは“シンプルな自分”でいること

最近“選んだもの”といえば海人の誕生日プレゼント。僕のピアスをずっと「欲しい」と言っていたので。同じものを買ってあげようかなと思っていたんだけど。「さすがにお揃いはちょっとな」と(笑)。デザインが似ているピアスを選びました。

基本的に何かを選ぶ時は迷わないタイプ。迷わないのはきっと“直感”で選ぶからなんだと思う。頭で理論づけてアレコレ考えるのは苦手。それはコミュニケーションも同じで。何かに迷った時の解決策は「相手の立場になって考える」それだけ。人間関係で迷ったり悩むのってそこに自分のプライドとか、周りからどう見られるかとか、よけいなものがくっついてくるからややこしくなるだけで。シンプルにそこだけ大事にすれば答えは自ずと出てくると思うんですよね。

この間、5センチくらいの巨大なあめ玉を買った。なめ終わるまで確実に5時間はかかるそのあめを見て、周りは「なぜそんなものを買ったのか」と半ばあきれぎみの顔で聞いてきた。その答えは「なめてみたかったから」。こんなに大きなあめ玉を口にしたら自分はどうなるのか、ただただ知りたかっただけっていう(笑)。自分でも「平野紫耀はシンプルな男」だと思う。人生の選択をする時の判断基準は「楽しい幸せ」。選んだ先に幸せな未来が見えるかどうか、それだけ。だから“人生の決断”について聞かれても僕はあまりピンとこない。「こっちのほうが楽しそう」、「あっちのほうが楽しそう」と心の赴くままに歩いたら「気づけばここにいた」、今も昔もそんな感覚なんです。

究極のメンバー選択Q&A

Q.無人島に連れていくなら?

ジン(神宮寺勇太)かな。一緒にバカなことをして楽しめるし。「どうしたらここから抜け出せるか」も真剣に考えてくれそうだし。無限にある自由時間をふたりで楽しんで過ごせる気がするから。

Q.恋人にするなら?

いない、いない‼ 誰かひとりを絶対に選ばなきゃいけないなら……平野紫耀でお願いします。僕、恋人は趣味の合う人がいいので、自分ならまず間違いないし。無言の時間もくつろげる時間が究極だと思っているから、それも自分なら提供できると思うので(笑)

Q.生まれ変わるなら?

うーん、これも平野紫耀で。自分の人生、けっこう楽しくて満足しています(笑)

Q.透明人間になって誰かの私生活をのぞけるなら?

岸君。「家に遊びにいってもいい?」と聞くと絶対に「今日はちょっとダメ」って言うんですよ。岸君のプライベート、意外と謎なんです。

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取材・原文/石井美輪 構成・企画/渡部遥奈(MORE)