こんにちは!MOREインフルエンサーズのWAKAです。

ついに10月11日から、ワクチン3回接種済みの証明書があれば日本入国時のPCR検査が不要になりましたね!!
秋休みや年末年始に向けて、海外旅行を検討している方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、これまでに21か国渡航して訪れた美術館の中から
一生に一度は訪れて欲しい!世界のおすすめ美術館10選をご紹介します。
システィーナ礼拝堂天井画

目次

1, メトロポリタン美術館 ニューヨーク・アメリカ
2, ロンドンナショナルギャラリー ロンドン・イギリス
3, ゴッホ美術館 アムステルダム・オランダ
4, マウリッツハイス デンハーグ・オランダ
5, ソフィア王妃芸術センター マドリード・スペイン
6, レンバッハハウス美術館 ミュンヘン・ドイツ
7,ウィーン美術史美術館 ウィーン・オーストリア
8, ホノルル美術館 ホノルル・ハワイ
9,アートギャラリーオブニューサウスウェールズ シドニー・オーストラリア
10, オランジュリー美術館 パリ・フランス

美術館といえばここ!メトロポリタン美術館 ニューヨーク・アメリカ

1つ目は「MET」の愛称で世界中に知られ、
世界三大美術館のひとつであるメトロポリタン美術館です。

その規模は18万m2超!!
古代文明の発掘物から現代アートまで幅広いコレクション数はなんと37万5000点以上を誇ります。
当たり前ですが1日ではとても回りきれません。
メトロポリタン美術館 外観

メトロポリタン美術館 必見作品5選

本当は何日もかけてみて回りたいけれどそうもいかないので、これだけは見逃して欲しくない!
メトロポリタン美術館必見作品を5点ご紹介します。
メトロポリタン美術展 必見作品 フェルメール「水差しを持つ女」ルノワール「ピアノに寄る少女たち(ピアノを弾く少女たち)」ドガ「踊り子」自由の女神
1、フェルメール「水差しを持つ女」
左から光が差すフェルメールおなじみの構成ながら、緻密に計算された構図で配置した傑作。
純潔と節制を表す水差しと洗面器・虚栄を表す宝石を一枚の絵に描いています。


2、ピカソ「ガートル―ド・スタインの肖像」
1905年〜1907年、精神的に安定し始め、暖かい色使いで描いた「バラ色の時代」の作品。
ピカソが出入りしていたサロンの主催者であり、ピカソの作品を購入していたアメリカの女流詩人の肖像。

3、ルノワール「ピアノに寄る少女たち(ピアノを弾く少女たち)」
見分けがつかないほどに似ている構図の作品が5点あると言われている、ルノワールの代表作品の一つ。
一番最後に紹介する、オランジュリー 美術館の作品と見比べてみてくださいね!

4、ドガ「踊り子」
メトロポリタン美術館にはドガの「踊り子」作品が詰まった部屋があります。

5、自由の女神
皆さんご存知のとおり、自由の女神はニューヨークハーバーにあるのですが、こちらも偽物ではありません。
設計者はスタテン島の自由の女神と同じフレデリク・バルトルディです。ぜひスタテン島の自由の女神との違いを見つけてみてくださいね!

開館情報・入場料

開館時間
日曜日-火曜日と木曜日:10:00 - 17:00
金曜日と土曜日:10:00 - 21:00
休館:  水曜日
感謝祭、12月25日、1月1日、5月第1月曜日。


一般入場料ニューヨーク州外からの来館者)
大人         30ドル
高齢者 (65歳以上)   22ドル
学生         17ドル
会員・子供 (12歳以下) 無料
メトロポリタン美術館 公式サイト 日本語

入場料無料でアートを解放 ロンドンナショナルギャラリー ロンドン・イギリス

ロンドンといえば大英博物館も外せませんが、今回紹介したいのはこちら。

ルネサンス期のイタリア絵画からフランス印象派まで、ヨーロッパ絵画の各時代・各派の代表作品を網羅した美術館。

モネ、ベラスケス、レンブラント、ゴッホなど誰もが聞いたことのある有名画家の作品が集結しており、とにかく有名な作品が多いので美術館初心者にもおすすめです!

国立美術館でありながら、ヨーロッパでは珍しい、コレクションの基礎が王室や貴族のコレクションではないことが特徴。
ロンドンナショナルギャラリー 外観

ロンドンナショナルギャラリーは入場無料

そしてもうひとつおすすめの理由が、入場料が無料であること!!
上の写真にしっかり”Admission Free”の文字がみえますね⭐︎
質の良い美術作品への門戸が開放されているなんて、素敵すぎます。

美術館の運営は、寄付によって成り立っているので、館内には募金箱が多く設置されています。
満足度や美術への熱量に応じて気持ちを表せばOKです。

ロンドンナショナルギャラリー 必見作品

ロンドンナショナルギャラリー レディ・ジェーン・グレイの処刑 ゴッホ ひまわり
1、ポール・ドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」
2017年に上野の森美術館と兵庫県立美術館で開催された『怖い絵展』のパンフレットに掲載され、みたことある方も多いのではないでしょうか?

政争に巻き込まれ、望まずとも15歳でイングランドの初の女王になりながら、わずか9日間で玉座を斬首されてしまったジェーン・グレイを描いた作品。
暗い背景と白い肌やドレスの対比により少女の可憐が際立ち、恐怖と覚悟が伝わってくるような作品です。

2、ゴッホ「ひまわり」
全7点(一点は焼失)あるゴッホのひまわりのうち、友人・ポール・ゴーギャンを招いて共に生活するために用意したイエローハウスに飾るために描いた作品
絵は友情の象徴だったともいわれています。

元気なひまわりから枯れかけているひまわりが一緒に描かれているのは、若い時期から成熟期までの人間を表しているのだとか。

開館情報

The National Gallery
住所     Trafalgar Square, London WC2N 5DN
最寄駅  Charing Cross, Leicester Square
営業時間 10:00〜18:00(金曜は〜21:00)
ロンドンナショナルギャラリー 公式サイト

ゴッホの故郷で作品を堪能 ゴッホ美術館 アムステルダム・オランダ

続いては、ゴッホの故郷・オランダにあるゴッホの作品を中心としたその名もゴッホ美術館。
ゴッホを支えた実の弟テオと妻ヨハンナの所有作品を基礎に、油絵約200点、素描約500点、書簡約700点を所蔵する、ゴッホファンにはたまらない場所です。

近くにアムステルダム国立美術館、アムステルダム市立美術館もあって全て徒歩で周ることができます!
ゴッホ美術館 ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」「アルルの寝室」 ポール・ゴーギャン 「ひまわりを描くファン・ゴッホ
ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」「アルルの寝室」
ポール・ゴーギャン 「ひまわりを描くファン・ゴッホ」

開館情報・入場料

住所:
Museumplein 6
1071 DJ Amsterdam

開館時間(時期によって異なるのでHPの開館情報をチェック!)
2022年10月 毎日9時から18時
11月〜12月18日 毎日9時から17時
12月19日 〜30日 毎日9時から18時
※12月24日〜26日、31日は9時から17時

入場料
大人: € 20
子供(0-17歳): 無料
ゴッホ美術館 公式サイト日本語

オランダ巨匠が大集合 マウリッツハイス美術館 ハーグ・オランダ

続いてもオランダ。マウリッツハイス美術館はかの有名な「フェルメール 真珠の耳飾りの少女」をはじめとする、世界に30数点しか現存しないフェルメール作品のうちの3点所蔵する美術館です。
真珠の耳飾りの少女は日本にも何度か展示されていますが、その都度行列で大盛況の展覧会になっている有名作品ですね。

また他にも、光と影の巨匠・レンブラントなどオランダを代表する画家の作品が集結しています。
マウリッツハイス美術館 真珠の耳飾りの少女 デルフト眺望
フェルメール 「真珠の耳飾りの少女」 「デルフト眺望」

ハーグの宝石箱 華やかな作品と館内展示

マウリッツハイス美術館はハーグの宝石箱とも呼ばれ、その華やかさも魅力の一つです。
美術館前の庭にはチューリップが咲き誇り、部屋ごとに異なる色鮮やかな壁紙や天井画、シャンデリアなどどこをとっても映え!

アムステルダムから30分ほどで行けますので、ぜひ足を伸ばして欲しいです!
マウリッツハイス美術館

開館情報・入場料

住所:Plein 29, 2511 CS Den Haag
アクセス:デン・ハーグ中央駅より徒歩11分
日本語HP:https://www.mauritshuis.nl/en/bezoekinformatie-japans/

開館時間
月曜日13:00~18:00
火曜日~日曜日10.00~18:00

入場料
大人 € 17,50
小人(18歳以下) 無料
学生 € 12,50
マウリッツハイス美術館 公式サイト 日本語

目玉はゲルニカ ソフィア王妃芸術センター マドリード・スペイン

ソフィア王妃芸術センター
世界一有名な絵画の一つ、あのゲルニカが収められている美術館。
ピカソをはじめ、ダリ、ミロのスペインを代表する3代巨匠の作品を中心に、シュルレアリズムやキュビズムの20世紀の現代アート作品を多数所蔵しています。
パリ万博のスペイン館を飾るため、スペイン内戦でドイツ軍の空爆で被害を受けた町「ゲルニカ」を描いたピカソの大作は、その大きさと価値からおそらくこの後もソフィア王妃芸術センターから動かされることはないと考えられています。

現在は写真撮影禁止となっていますので、見るには実際に足を運ぶしかありません

開館情報・入場料 無料開放時間もあり

住所
C. de Sta. Isabel, 52, 28012 Madrid
地下鉄 Estación del Arte (L1), Lavapiés (L3)駅
徒歩圏内にプラド美術館も位置しています!


開館時間

月、水〜土 AM10時〜PM9時
日 AM10時〜午後2時30分
火 休館日
 
入場料
 12 €

月〜土のPM7時〜9時、日のPM12時30分〜2時30分は入館無料!
ソフィア王妃芸術センター 公式サイト 英語

近代アートを見るならここ! レンバッハハウス ミュンヘン・ドイツ

ミュンヘン レンバッハハウスミュージアム
カンディンスキー、リヒターなど、1945年以降の近代芸術作品が展示してある美術館。

日本でも今年6〜10月に東京国立近代美術館で日本で16年ぶりとなる「ゲルハルト・リヒター展」が開催され、大盛況でした。
型にはまらない独特な表現で注目が高まる近代アートを存分に堪能できる美術館です。



リヒター Abstraktes Bild
ゲルハルト・リヒター アブストラクトビルド

開館情報

住所
Luisenstraße 33, 80333 München  

入場料
10ユーロ

開館時間
月 休館日
火〜日、休日 10am–6pm
木      10am–8pm

レンバッハハウス美術館 公式サイト 英語

所蔵作品数の多さに感動! ウィーン美術史美術館 ウィーン・オーストリア

ウィーン美術史博物館
『バベルの塔』を描いたフランドル(現・オランダ)の画家ブリューゲルの作品の約1/4の作品群を含む、大規模美術館です。

5千年分のコレクションが含まれ、古代エジプト〜古代ギリシャ〜18世紀末まで、5000年分のコレクションを所蔵し、ハプスブルク家が収集した芸術作品・宝物から絵画まで、幅広く展示されていて見どころ満載です!

ネオ・ルネサンス様式の建物は3フロア、なんと展示室の数は50にも登るため、見どころをしっかりチェックして回ってくださいね⭐︎
ウィーン美術史美術館

開館情報

住所
Neue Burg, Heldenplatz, 1010 Wien


開館時間

月 休館日
火〜水、金〜日  10時~18時
木曜日      10時~21時


入場料
大人 € 18
19歳未満の青少年:無料

ウィーン美術史美術館 公式サイト 日本語

映える美術館 ホノルル美術館 ハワイ・ホノルル

世界中のアートが集まった、リラックスして楽しめる美術館。

ゴッホ、ゴーギャン、モネ、ピカソなど誰もが知る画家の作品はもちろん、ハワイアンアートをはじめ、ヨーロッパ、アメリカン、浮世絵などの日本美術、中国美術、韓国美術、イスラムアート、アジアンアート、コンテンポラリーアート、テキスタイルアート、仏教・神道などの宗教芸術など、約30の部屋に国ごとに分けられた多種多様なアートが展示されています。
ホノルル美術館

またハワイの心地よい気候を感じながら巡れる吹き抜けの館内は本当に心地がよく、敷居が高いイメージの美術館とは全く異なる雰囲気でアートを楽しむことができます。
贅沢に空間を使っており、庭や通路のちょっとした空間が全て映えるのも魅力の一つ!

開館情報

住所
900 South Beretania Street
Honolulu, Hawai‘i 96814

開館時間
月火水 休館日 
木   10am–6pm
金土  10am–9pm
日   10am–6pm

入館料
大人 $20
子供(18歳以下)無料

ホノルル美術館 公式サイト 日本語

幅広いジャンルの作品が集合 アートギャラリーオブニューサウスウェールズ シドニー・オーストラリア

アートギャラリーオブニューサウスウェールズ
オーストラリアで2番目に大きな美術館で、アボリジニアートや近代のオーストラリア美術品・オセアニア美術充実しているのが特徴。
それ以外にも、15世紀以降のヨーロッパの芸術品や「セザンヌ」・「ピカソ」・「ゴッホ」・「モネ」と巨匠の作品も多数所蔵している、幅広く楽しめる美術館です!
ゴードン・クーツ 「waiting」 ゴッホ「帽子を被った農夫の顔」 トマス・クーパー・ゴッチ「私の王冠と杖」 カミーユ・ピサロ「農民の家、エラニー」
ゴードン・クーツ 「waiting」
ゴッホ「帽子を被った農夫の顔」
トマス・クーパー・ゴッチ「私の王冠と杖」
カミーユ・ピサロ「農民の家、エラニー」

こちらも入館無料!!

ロンドンナショナルギャラリー同様、入館無料のアートギャラリーオブニューサウスウェールズ。
アート初心者も気軽に入れますので、美術館デビューにもオススメです⭐︎

開館情報

住所:Art Gallery Road Sydney NSW 2000

開館時間
10時00分~17時00分 
水曜日のみ10時00分~22時00分


アートギャラリーオブニューサウスウェールズ 公式サイト 英語

オランジュリー美術館 パリ・フランス

締め括りの10個目にご紹介するのは、街中がアート、花の都パリよりオランジュリー美術館です。

パリ市内には約130の美術館があり、そのどれもが個性的で素晴らしく、ここで一つ紹介するのにどこを選ぶかとても迷いました。
そのなかで今回は私の好みだけで(笑)オランジュリーを紹介します。

選んだポイントは3つ
・印象派の絵画が充実
・大きすぎず、ゆったりと1時間半ほどで周れる
・なんと言ってもモネの睡蓮部屋が圧巻

早速紹介していきます!

印象派の絵画が充実

セザンヌ、ルノワール、ユトリロ、ドラン、マティス、ピカソ、モディリアーニなどの印象派・ポスト印象派〜20世紀前衛芸術の作品を多数収蔵。
見ていて心地の良い印象派の作品に癒されながら、革新的なモダンアートへの軌跡も楽しめるとても充実した作品郡と展示経路になっています。
オランジュリー 美術館 ルノワール「ピアノを弾く少女たち」 ポール・セザンヌ「りんごとビスケット」 アンリ・マティス「赤いキュロットのオダリスク」 モディリアーニ「アントニア」
ルノワール「ピアノを弾く少女たち」
ポール・セザンヌ「りんごとビスケット」
アンリ・マティス「赤いキュロットのオダリスク」
モディリアーニ「アントニア」

モネが見た世界に入り込める壁一面の睡蓮

モネがフランス、ジヴェルニーにある自宅の庭を描いた睡蓮の作品数はなんと約250と言われています。
そのため日本も含めた世界中の様々な美術館にモネの睡蓮が所蔵されていますが、このオランジュリーの作品は格別です。

その特徴は「作品の大きさ」
東から朝日が昇り、西へ夕陽が沈む1日の時の流れを連想させる、
高さ2m、長さ91mにおそぶ8枚の大作が壁一面に展示された睡蓮部屋で、モネが見た世界へ入り込むような、没入感のある空間を楽しむことができます。
オランジュリー美術館 モネ 睡蓮の部屋

開館情報・入場料

住所
Musée de l'Orangerie
Jardin des Tuileries
Place de la Concorde (côté Seine)
75001 Paris

開館時間
月・水〜日9.00am - 6.00pm
火曜日定休


入場料
€12.50
オランジュリー 美術館 公式サイト(英語)

世界の美術館オススメ10選まとめ、いかがでしたか?

旅好き・アート好きの筆者が実際に訪れた中から独断と偏見で選んだ
一生に一度は訪れたい、世界の美術館10選。
楽しんでいただけましたでしょうか?

次の旅行の計画に、日本で美術館に足を運ぶきっかけに、なっていれば幸いです♡

日本で美術館に行きたい!方はこちらをチェック★

2022年〜2023年にかけて日本で開催される美術展のまとめ記事も書いています!
11月現在も全国で開催中の展示会も記載していますので、是非テェックしてくださいね⭐︎
【2022 美術展まとめ10選】初心者にもオススメの保存用リスト大公開!