200人の女性にアンケート! みんなが悩む「生理の疑問」を一挙解決!

女子の一生に深く関係する大切な「生理」。痛みやイライラなど、悩みを抱える人も多いですよね。そこで雑誌MOREでは、女性200人に緊急アンケートを実施。みんなが悩むお悩みについて、専門家の先生に詳しく教えていただきました。その結果を、全2回でお届けします。 【教えてくださったのは……網野幸子先生】 産婦人科医。「吉田医院」院長。女性の生活に関わるホルモンの専門家。思春期の悩みや月経異常から不妊、更年期障害まで幅広い治療にあたる。著書『女性ホルモンがわかる本』は必見。

Q.生理中のSEXは妊娠しにくいって本当?

A.「NO! 精子の寿命が1週間の場合も。排卵日が早まれば妊娠します」
生理中のセックスは妊娠しない……はウソ!の画像_1
生理中が安全というのは勘違い! 「排卵日の目安は月経開始から2 週間後なので、7 日目にSEXしても精子が排卵日まで生きていることも。もし排卵日が早まれば、むしろ妊娠には最適なタイミングです。排卵期の出血を月経と勘違いしているケースも多いですね」

Q.生理中のかぶれやかゆみは我慢するしかない?

A.「我慢せず、抗カビ成分配合の石けんなどを使って予防&改善ケアを!」
「多くはナプキンのムレ、温水洗浄便座での洗いすぎやペーパーでのこすりすぎが原因なので、ナプキンをこまめに取り替える、やさしくふくなどの工夫を。また、カンジダなどのカビが原因の場合もあるので、抗カビ成分配合の石けんもおすすめですよ。ただし、洗いすぎには注意」

Q.生理になると眠くて仕事になりません(泣)

A.「PMSの症状のひとつ。低用量ピルの服用で改善できます」

「集中力を欠いてしまう眠気もPMSの症状のひとつ。低用量ピルを服用することで、多くの女性がPMSの改善効果を実感していますよ」。また、オフィスで覚醒作用のあるミント系のアロマオイルやハーブティーを使うのも効果的。

セルフメンテ術を知って、生理ともっとハッピーにつきあおう!

MORE2015年10月号では、生理とうまくつきあう「セルフメンテ術」を掲載中。リアルな口コミもたっぷり掲載しています。また、今回紹介した以外のQ&Aも公開しているので、ぜひチェックして!

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MORE2015年10月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材&原文/国分美由紀 イラスト/佳矢之