初めてタッグを組んだふたりの胸アツすぎる対談!

映画『アキラとあきら』で初共演。けれど、「最初から驚くほど共通点があった」と声をそろえる竹内涼真さんと横浜流星さん。お互いの考え方に共感できて、リスペクトしあえる、そんなふたりによるスペシャル対談は、胸アツな展開となりました。

竹内涼真さん&横浜流星さんプロフィール

似たもの同士の2人

竹内涼真と横浜流星
(右)Ryoma Takeuchi
たけうち・りょうま●1993年4月26日生まれ、東京都出身。ドラマ『テセウスの船』や『君と世界が終わる日に』など話題作で主演を務める。現在はテレビ朝日系連続ドラマ『六本木クラス』に出演中
シャツ¥73700・パンツ¥86900・靴¥128700/マルニ ジャパン クライアントサービス(マルニ) 時計¥1276000/LVMHウォッチ・ジュエリージャパン ゼニス(ゼニス)

(左)Ryusei Yokohama
よこはま・りゅうせい●1996年9月16日生まれ、神奈川県出身。今年はドラマ『DCU』、『新聞記者』、映画『嘘喰い』、『流浪の月』など話題作に多数出演。映画『線は、僕を描く』が10月21日、『ヴィレッジ』が2023年に公開予定
ジャケット¥363000・シャツ¥53900・パンツ¥130900/エトロ ジャパン(エトロ) その他/スタイリスト私物

竹内涼真と横浜流星は、妥協することがない

作品がよくなるなら、どんな試練も乗り越えられる —— 横浜

竹内涼真と横浜流星
横浜 僕が仕事をするうえで大切にしているのは、絶対に妥協しないこと。作品をよりよくするための努力は惜しみたくないです。

竹内 それは何かきっかけがあったの?

横浜 仕事でご一緒する機会が多くてプライベートでも仲よくさせてもらっている藤井道人監督との出会いは大きかったかな。今は、どの作品でも時間が必要だと思ったところはじっくりやらせてもらいながら、現場に入って感じる生の空気感にも対応できるように心がけてます。

竹内 僕も、現場にはあまり役をつくり込んで行かないです。つくり込むことが必ずしもいいシーンにつながるとはかぎらないんじゃないかな。

横浜 そうそう。相手の芝居が予想外だった時、対応できなくなっちゃいますもんね。

竹内 あと、僕は撮影現場が好きなんです。

横浜 それは『アキラとあきら』の現場でもめっちゃ伝わってきました(笑)。

竹内 だからこそ、自分の気持ちには正直に、現場を楽しみたい。僕が演じた山崎のセリフに「彼らを救うことによって自分が満たされる」っていう言葉があって、僕はそれがすごく好きなんです。どんな時も、自分が満足いくゴールを成し遂げたいって思います。

竹内涼真と横浜流星は、ダサいところもさらけ出せる

自分の心に正直に、大好きな撮影を楽しみたい —— 竹内

竹内 僕たちふたりのシーンは、日が暮れるのを待って撮影することが多かったね。

横浜 そうなんですよ。だから、撮影が始まるまでの間はずっとしゃべっていた想い出が(笑)。

竹内 流星くんは現場を縫って別の作品の撮影もしていたから、そっちの話を聞いたり、あとの話題は……記事にはできないような内容ばかり(笑)。だいたい男同士が仲よくなる瞬間っていうのは、お互いがダサいところも全部さらけ出した時だから。

横浜 それは間違いない(笑)。

竹内 流星くんはキレイな顔立ちと鋭い目つきの印象が強いから、まさに映画で演じた階堂のようなクールなイメージを持っている人も多いと思うけど、実際はすごく熱い男で。いい意味で器用じゃない感じが僕はすごく好きです。ウソは言えない人なんだろうなって。そんな流星くんだからこそ、自分のことをいろいろ話したいって思った。

横浜 竹内くんは、誰に対してもフランク。人間誰しも自分をよく見せたいっていう気持ちが多少はあるはずなのに、竹内くんは常に自然体。僕はそういう人が大好きだから、会ってすぐに信頼できるなって感じていました!
スペシャル対談後編はこちら⇨【竹内涼真・横浜流星】似たもの同士の2人の頭の大半を占めていることとは

映画『アキラとあきら』公開中

アキラとあきら
池井戸潤の小説を映画化。山崎瑛(竹内涼真)と階堂彬(横浜流星)。同じ名前を持ち、メガバンクに同期入行したふたり。銀行員として真っ向から対立するが、会社と階堂家の危機的状況を前に彼らの人生が交差し、奇跡の逆転劇が始まる。公式ガイドブックも発売中。●全国東宝系にて公開中

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撮影/森脇裕介 ヘア&メイク/吉村 健(竹内さん分) 永瀬多壱(Vanites/横浜さん分) スタイリスト/徳永貴士(竹内さん分) 伊藤省吾(sitor/横浜さん分) 取材・原文/吉川由希子 ※MORE2022年10月号掲載