私たちの、“生理&ブルーデー”の整え方

“生理”が来るたびに、ブルーな気持ちになっていませんか? 長いつきあいになるブルーデーを快適に過ごすためのアイデアを教えてもらいました。

アイドル 和田彩花さん

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Profile

わだ・あやか●1994年8月1日生まれ、群馬県出身。アイドルグループ「アンジュルム」の元メンバー。2019年にグループを卒業後、大学院で学んだ美術の知識を生かして、美術評論を手がけている。生理についての情報発信も行っている

心と体の声を聞いて、無理をしない。たくさんある選択肢を活用して自分をたっぷり甘やかしてあげるといい。

「生理痛はもちろん、25歳頃からPMS(月経前症候群)の症状が出始めたので、婦人科に通うように。ピルや漢方を飲むようになって、症状はずいぶん改善されました。私は気になる症状があると、クリニックで相談したり、生理について発信する企業のサイトや専門家の書籍などをチェック。根拠のある情報収集を心がけています。最近は、生理期間を快適にするグッズも豊富! 積極的に取り入れて、自分を“甘やかす方法”を増やしているところです」(和田さん、以下同)

AM 8:30 味や香りの刺激が少ないスープや常温水を飲む

「生理週間は、味やにおいに過敏になるタイプ。なので、冷たいもの、においがきついもの、味が濃いものなど、刺激のある食べ物は避けるようにしています。その代わり、温かいスープや常温水、室温でもおいしいバナナやりんごといったフルーツをとるように。ちなみに、生理時は、体を冷えから守るために、夏でもお腹にカイロを貼るのがお決まり。自宅にいる場合は、持ち運びしやすい手のひらサイズの湯たんぽが便利! 常に体を温めることを意識しています」

PM 1:00 ゆったりとしたシルエットのワンピで日中もリラックス

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「生理週間は、体を締めつけないオーバーシルエットのワンピースを着て、リラックスするようにしています。最近は、生理中でも体を動かしたほうが、気分が晴れることに気がついて、習いごとのダンスに出かけることも増えました。アイドル時代から、運動する時はタンポンを使用しています。月経カップは試してみたけど、私には合わなくて。次は、吸水ショーツに挑戦予定。いろんなアイテムを試して、トライ&エラーしていると、自分の体のことがわかってきて面白い!」
シャツ¥16500/ゲストリスト(ヘルシーデニム) ワンピース¥27500/シンゾーン ルミネ新宿店(ザ シンゾーン) バッグ¥19800/モットハウス・トーキョー(スウリョ)

PM 9:30 スマートフォンから離れてお気に入りの本の世界に浸る

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カットソー¥8800/AKTE パンツ¥8800/ルルドインターナショナル(ダナン)
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「寝る前は、気分に合った一冊をセレクトして、読書タイム。テレビやスマホからの情報を遮断し、デジタルデトックスをすると心が穏やかになるんです」
(右)「デリケートゾーンのにおいやかゆみ対策に、洗い流せるバラの香りのオイルを使っています」。AROMEDICA フェミノール 100㎖¥3300/コスメキッチン (左)膣口に直接当てナプキンと併用。「多い日の安心感アップはもちろん、お風呂上がりにサッと当ててからナプキンをつければ、経血もれの心配も軽減します」。ソフィ シンクロフィット(12ピース)¥328/ユニ・チャーム
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撮影/川原崎宣喜(和田さん) 坂田幸一(製品) ヘア&メイク/野口由佳(ROI/) スタイリスト/小林優奈 取材・原文/海渡理恵 構成・企画/福井小夜子(MORE) 撮影協力/アワビーズ UTUWA