• 「まずは私が思う、ベージュの最大の魅力のお話。それは、おしゃれ感をさらりと出せるやわらかさ。はりきりすぎてイタい、にならない絶対的な上品さ。だからトレンド服や目新しい服も臆せず着られるし結果、目いっぱいおしゃれを楽しめる。“ハヤリモノ”はとりあえずベージュを選べ!ってお買物の時にぜひ思い出してくださいね(笑)」

    スポーティなアノラックとレイヤードで魅せるセンシュアルなレース。トレンド服同士、それも正反対のテイストのものを自然に無理なく“なじませる”。新しいおしゃれを、手の届くものにしてくれる。
    ブルゾン¥16000/ヘリーハンセン原宿店 ワンピース¥38000/メゾン イエナ パンツ¥11000/ユー バイ スピック&スパン ルミネ新宿店 靴¥44000/フラッパーズ(ネブローニ) ピアス¥3500/ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店(インク+アロイ) バングル¥21000/プラージュ 代官山店(フィリップ オーディベール)
  • 「コンサバとは違うし、セクシーとも違う。女っぽさに憧れながら、女っぽさってとても難しいからこそ。土っぽい色のトーンが“ちょうどよく”してくれる。この春はぜひ、その感覚を知ってほしいと思います。デコルテが見える服も透けたり揺れたりする服もこの色たちだから“ちょうどいい”んです。ソワソワせず背伸びもせず、思い描く理想のあなたへ」

    女っぽい服ほどプリミティブな色、の簡単だけどおしゃれなバランス。デコルテの見えるタンクトップにチュールスカート、衿を抜くようにばさっとはおるトレンチ。コンサバとは違うきれいさやセクシーとは違う女性らしさは、こなれ感や品のよさに転ばせるこの3色のおかげ。
    コート¥15800/フリークス ストア渋谷 タンクトップ¥9900/カージュ ルミネエスト新宿店(アール ジュビリー) スカート¥11000/ミラ オーウェン 靴¥83000(ポール アンドリュー)・リング¥12000(ジャミレイ)/プラージュ 代官山店 イヤリング¥11000/デコール アーバンリサーチ ニュウマン新宿店(イリス47) ネックレス¥12000/リフラティ シップス ルミネ横浜店
  • 「リネン素材のベージュがとにかく多いこの春。甘いだけを卒業してきれいめを目指す女性たちにそのやわらかなクリーンさはぴったりだと思うんです。たとえばこのジャケットとパンツのセットアップも仕事のためだけのものといまだに思っていては損。“たったひとつでおしゃれになれる服”としていちばん頼れるし、甘えられるんですから」

    シルエットやデザインは端正でカッコいいのに、リネンの軽やかさとベージュのやさしさで堅苦しく見えない。女性らしさも抜け感もちゃんとある。“これだけで絵になる”の最新版に、カーキのスカーフをたらす遊び心も添えてみたりして。
    ジャケット¥30000・パンツ¥21000/ナノ・ユニバース カスタマーサービス(オドラント) カットソー¥13000/ボウルズ(ハイク) ピアス¥23000・リング¥11000/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) スカーフ¥18000/グラストンベリーショールーム(ア ピース オブ シック)
  • 「今までと同じではそろそろ子供っぽい? とカジュアル好きな女性たちも悩みがちな世代ですよね。それを救えるのも、この色たちの素晴らしいところ。ベージュからブラウンのグラデーションはモノトーンよりシックさに“奥行き”があるから“大人っぽい”のベクトルがただ辛口なのとは違う。それがこなれ感の正体、だと私は思っています」

    ほら、ボーイッシュなはずのビッグシャツとハーフパンツもこのとおり。ふわりと肩の力を抜きつつ、だらりと脱力するわけじゃない。カジュアルのいわゆる“絶妙なさじ加減”もこの配色なら簡単。
    シャツ¥21000/アナディス パンツ¥16800/シンゾーン ルミネ新宿店(ザ シンゾーン) 靴¥36000/TOMORROWLAND(エーティーピー) バッグ¥28000/ショールーム セッション(トイノ アベル) 帽子¥23000/アルファ PR(カムズアンドゴーズ) イヤクリップ¥10000・バングル¥42000/プラージュ 代官山店
  • 「メンズライクなカーキだからこそ際立つ女性らしさがある。それはとても新鮮で、うれしい気づきで、私たちの朝に革命をもたらすかもしれません!色数やテクニックを使わなくていいワントーンは時短コーデのセオリーのひとつですが、だからその一色は、これからは絶対にカーキ。さ、“ちょっと先”のおしゃれをして、余裕でいきましょう」

    シャツジャケットとプリーツスカート、だけなのに。配色、なんてしなくても。カッコいいのに女性らしい。シックなのに無難じゃない。ラクしてるのにおしゃれっぽい。なんて、最高じゃないか!
    ジャケット¥39000/TICCA スカート¥22000/ルーニィ 靴¥17000/ジネス ペリエ千葉店(チアキ カタギリ) バッグ¥8300/セムインターナショナル(サンラミ) バングル¥36000/プラージュ 代官山店(ナタリー シュレッケンベルグ)
  • 「ベーシックカラーであり、トレンドカラー。ブラウンは今、そんな最強で最高の色。たとえば去年までのごくベーシックな白Tを今年はブラウンに買い替えてみてください。それをごくベーシックなデニムに合わせてみてください。ほら、“なにげないのにおしゃれな人”のでき上がり。色のパワーって、こんなにすごいんです」

    大人っぽさや上品さに少しだけ今の気分を交ぜるのがシンプル上手。ブラウンを選ぶだけでそれが簡単ってこと!
    Tシャツ¥8800/シンゾーン ルミネ新宿店(ザ シンゾーン) パンツ¥22000・Gジャン¥30000/グッドスタンディング(リノ) 靴¥63000/パラブーツ青山店 バッグ¥7400/リフラティ シップス ルミネ横浜店 ヘアバンド¥600・イヤリング¥1200/お世話や メガネ¥44000/アイヴァン 7285 トウキョウ ベルト¥8000/メイデン・カンパニー(トリー レザー) リング(右手)¥7200・(左手)¥21000/UTS PR(ルフェール)
  • 「久々にワンピースが素敵だと思ったこの春ですがそれはきっと、ベージュやブラウンやカーキのワンピースが多かったからだと思うんです。たとえば総柄のシフォンワンピースもほかの色だったら甘すぎると敬遠していたはず。可愛い服が好きな気持ち、大人っぽくなりたい願望。どちらも叶えられるなんて、やっぱり最高ですよね?」

    カーキだから、甘くなりがちなワンピースが甘すぎない。甘すぎないから、おじ靴やボリュームのあるアクセもよく似合う。そんな小物使いでハズせるから、すとんと一枚着るだけでおしゃれに見える。“この色だから”から始まる好循環。
    ワンピース¥11000/フリークス ストア渋谷 靴¥62000/ブリティッシュメイド 銀座店(ジョセフ チーニー) 帽子¥18000/アルファ PR(カムズアンドゴーズ) イヤリング¥11000/ココシュニック オンキッチュ 新宿マルイ店(マージョリー・ベア) バングル¥29000/UTS PR(ノース ワークス)
  • レオパードスカート+とろみノーカラーシャツ
    とろみ素材なら、わざと体を泳がせる。きれいな落ち感に身を任せれば、それだけで素敵! 曖昧な色のトーンに、てろてろと曖昧な質感。メリハリをつけないことで、上手に体のラインを隠しながら“なんとなくおしゃれ”なムードに変わる。だからシャツはあえてインせず、ゆるっと着るだけ。
    Gジャン¥28000/シンゾーン ルミネ新宿店(ザ シンゾーン) 靴¥36000/バーニッシュ バッグ¥26000/エリオポール代官山(デルコンテ) ピアス¥2800/ジオン商事(セピカ)
  • アノラックプリーツスカート
    素材の“かたさとやわらかさ”でメリハリをつくってみる。着心地はラクしながら、いちばんおしゃれっぽい! はり感のあるトップスと、ひらひら揺れるスカートと。近いトーンの色同士を合わせるからこそ質感の違いがメリハリになり、おしゃれ上級者へと近づく。
    靴¥44000/フラッパーズ(ネブローニ) バッグ¥22800/セムインターナショナル(エンシャラー) ピアス¥4600/シップス 渋谷店(インク アロイ) ブレスレット¥7000/アルアバイル バングル¥6000/UTS PR(ノース ワークス)
  • フレンチシックブラウスタックワイドパンツ
    インする? アウトする? 今までとは“逆”がいい。ブラウスならミニマルに、衿があるトップスはラフに。今までブラウスはアウトして可愛く着ていた人も、これからはインしてみて。ふんわりやわらかな色合い、きゅっとミニマルなシルエット。その対比が導くのは、決して退屈ではない“絵になる”上品さ。
    靴¥22000/ナノ・ユニバース カスタマーサービス(ツル バイ マリコ オイカワ) バッグ¥16000/モットハウス・トーキョー(スーリョ) イヤリング¥11000/エリオポール代官山(ドミニク ドゥネーヴ)
  • プリーツスカート開襟シャツワンピース
    長いものに、さらに長いものを重ねる。“ワンピース=一枚で着る”、のちょっと先へ行ってみよう。ワンピースの下に重ねるプリーツスカート。いちばん今っぽいレイヤードでつくる“おしゃれな体”。リーンなシルエットは凜とした美しさと自信につながる。
    靴¥62000/ブリティッシュメイド 銀座店(ジョセフ チーニー) バッグ¥16000/フラッパーズ(マニプリ) 帽子¥18000/アルファ PR(カムズアンドゴーズ) イヤリング¥9800・リング¥25000(2点ともルフェール)・バングル¥29000(ノース ワークス)/UTS PR
  • ポロニットタックワイドパンツ
    逆に衿のあるトップスはきれいに着るだけでは少し退屈。ボタンはきっちり留めて、裾はラフに出す。そんなおしゃれなパラドックスで着くずす感覚で。
    靴¥24000/フラッパーズ(スペルタ) バッグ¥6500/ナノ・ユニバース カスタマーサービス(リラキャンベル×バブファン×ナノ・ユニバース) ヘアバンド¥800/お世話や イヤリング¥6500/デミルクス ビームス 新宿(ジュール クチュール)
  • ベージュは"今っぽい"もの!
    さりげなく、やわらげてくれる色だからおしゃれの冒険をするくらいがちょうどいい!
    A.いちばん新鮮で、ハッと目が留まる柄。ベースがベージュの“マイルドレオパード”なら悪目立ちすることなく、軽やかに、爽やかに。¥22000/ルーニィ
    B.セットアップが映すのはこの春トレンドのきれいめ気分。ベージュだから堅苦しくなくおしゃれに着られる。ジャケット¥32000・パンツ¥16000/ルーニィ
    C.やわらかで上品なベージュの力で、“本気じゃないスポーティ”の絶妙さ。¥29000/ボウルズ(ハイク)
    D.ギャザーやパフ袖。甘さのある服も決して子供っぽくしない。¥13000/セルフォード ルミネ新宿1店
  • ブラウンは"シンプル"なもの!
    この色っていうだけで最高に今っぽいから、やりすぎない“普通”のデザインがむしろいい。
    E.女性らしいシックさとわざとおじさんみたいなおしゃれ感。ブラウンだから一枚にふたつの魅力。¥26000/リーミルズ エージェンシー(ジョン スメドレー)
    F.どんなトップスもたちまちおしゃれに。シルエットの美しさも際立つ。¥31000/FUN Inc.(アイロン)
    G.Tシャツなのにブラウスのきれいさもいいとこ取りしたような。¥8000/ビショップ(ハンドバーク)
    H.ブラウンのプリーツスカートは“大人の余裕”で着るイメージ。新たなフェミニンを教えてくれる。¥22000/ゲストリスト(ハウント/ハウント代官山)
  • カーキは"女っぽい"もの!
    メンズライクなカッコいい色だから、上品で凜とした理想の“女っぽい”に近づける。
    I.女っぽいカーキでまず手に入れるべきは“フィット&ちょいフレア”のワンピース。ウエストはキュッと結べるデザインで。¥40000/FUN Inc.(アイロン)
    J.シャツとブラウスの“ちょうど真ん中”のトップスは淡いトーンのカーキがいい。¥17000/リエス
    K.肌見せが絶対下品にならないこと、肉感を拾いすぎず、細く見えること。それもこの色のいいところ。¥23000/ゲストリスト(ハウント/ハウント代官山)
    L.これからのカーキのボトムのスタンダードは、カーゴパンツじゃなくてこっち。¥18000/ルーニィ
  • 白いフラット靴が持つのは“きれいな”抜け感。だからカーキベージュのセットアップも“きれいな”まま日常に、等身大に引き寄せてくれる。
    ジャケット¥29000・パンツ¥19500/HUMAN WOMAN Tシャツ¥5800/シンゾーン ルミネ新宿店(ザ シンゾーン) 靴¥11500/アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店(ロベレート) バッグ¥24000/アルファ PR(アエタ) ピアス¥11000/シップス 渋谷店(ソコ) スカーフ¥18000/グラストンベリーショールーム(ア ピース オブ シック)
  • ミリタリーシャツと花柄スカートのテイストミックスはカジュアルの定番だから、配色でさらにおしゃれと思わせられたら素敵。グリーンとカーキは色味が近いから、上級者っぽいのに実はさらりと合わせやすい。ブラウンのタンクトップで着こなしに奥行きをプラスして。
    スカート¥8800/ココディール シャツ¥18000/ユー バイ スピック&スパン ルミネ新宿店 タンクトップ¥4590/イェッカ ヴェッカ 新宿 靴¥27000/パラブーツ青山店 バッグ¥36000/フィーニー ピアス¥4000/リフラティ シップス ルミネ新宿店(ランドシヌール)
  • てろんとした落ち感のあるTシャツワンピに、辛口のベイカーパンツをレイヤード。カーキの落ち着いた雰囲気がオレンジの鮮烈さをセーブして、親しみやすいカジュアルコーデに。
    ワンピース¥20000/ビショップ(アンフィル) パンツ¥19000/シンゾーン ルミネ新宿店(ザ シンゾーン) 靴¥5900/セムインターナショナル(ニコラスライナス) バッグ¥23000/ジャンニ キアリーニ 表参道店(ジャンニ キアリーニ) ピアス¥3400・バングル¥3800/ティアラ(ラ ピエス)
  • 今年らしいバンドカラーシャツに腰高のフレアスカート。誰からも好感度の高いワンツーコーデも、サックスブルー×カーキのムードのある配色なら無難にならないのがうれしい。
    シャツ¥22000/アングローバル(MHL) スカート¥24900/リフラティ シップス ルミネ横浜店(オニール オブ ダブリン) 靴¥52000/グラストンベリーショールーム(サンダース) バッグ¥12000(予定価格)/ビショップ(マルシェ マルシェ) メガネ¥42000/アイヴァン 7285 トウキョウ ソックス¥1400/タビオ